6歳の少年がデザインした“イルカ”ユニフォームが来季着用へ

2020.04.22 13:15 Wed
Getty Images
6歳の少年がデザインしたユニフォームが、プロサッカーチームに着用されることとなった。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、各クラブのサッカー活動は停止に。しかし、その一方で選手やクラブは様々な取り組みを行っている。

ヨーロッパで最も感染が拡大しているイタリアでもその動きは起きており、セリエBに所属するペスカーラがユニークな取り組みを実施した。
今回行われたのは、クラブのユニフォームのデザインを考えようというもの。「COVID-19を蹴り飛ばそう」をモットーに、ペスカーラファンからユニフォームデザインを募集した。

子供たちを中心に数百人の応募があった中、見事に選出されたのはルイジ・ダゴスティーノ君。6歳の少年は、ペスカーラのエンブレムにも描かれている「イルカ」をモチーフにしたもので、鮮やかな虹がかかっているデザインとなっていた。
ペスカーラは、イタリア半島とバルカン半島の間にあるアドリア海に面している街で、パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの出身地でもある。

リゾート地としても知られるペスカーラにぴったりなデザインとなったユニフォームは、キットサプライヤーのErreaが制作した。

元々は子供たちの退屈しのぎとして、単なるお遊びでスタートした企画だったが、SNS上で話題となったことでビジネスプロジェクトに変更したとされている。

なお、このデザインされたユニフォームは2020-21シーズンで着用されることになるようだ。

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