「彼は理解していない」マルメサポーターの怒りが限界に…イブラヒモビッチの銅像が終わる

2020.01.10 11:20 Fri
Getty Images
これまでも幾度となく破壊行為が繰り返されてきたズラタン・イブラヒモビッチの銅像だが、ついに完全に破壊されてしまった。イギリス『BBC』が報じた。今月ミランへの帰還を果たし、早速セリエAで再デビューを飾ったイブラヒモビッチ。しかし、予てから被害に遭っていた自身の銅像がついに終焉を迎えた。

古巣・マルメのスタジアム外に建てられていたイブラヒモビッチの銅像。しかし、2019年11月にスウェーデンのハンマルビーの株式25%を購入したことが発表。共同オーナーの1人となったことで、事態が急転した。
ライバルチームに救いの手を差し伸べたことで、マルメファンが激怒。これまで、塗料が吹き付けられ、火がつけられ、便座が腕にかけら、鼻が切り落とされていたが、完全に倒されてしまったようだ。


マルメのサポーターの1人であるサイモン・ベンソン氏はイブラヒモビッチのことを許せないと語っている。

「彼が好きなことは何でもできると信じていることに怒りを覚えている。そしてまだ愛されているとも思っている。真のサポーターというものを彼は理解していない」
マルメの下部組織で育ち、幼い頃から大きな期待を寄せられていたイブラヒモビッチ。その後も、アヤックスやユベントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシーと各国の強豪クラブを渡り歩き多くのゴールを積み上げてきたが、地元のファンの心を取り戻すことはもうできないのかもしれない。

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