CL抽選やり直しの失態に巻き込まれたドロワーのアルシャビンがユーモア交えコメント「今日はこれで終わりにしたい」

2021.12.14 21:15 Tue
【写真】多くのメディアに使われた1枚…アルシャビン氏があり得ないはずのマンチェスター・ユナイテッドを引いた瞬間



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アンドレイ・アルシャビンの関連記事

「この時からアーセナルで活躍しますって」宮市亮の高校生時代の秘蔵ショットを田中隼磨氏が公開!「宮市少年かわいいすぎる」

昨シーズン限りで現役を引退した田中隼磨氏がツイッターを更新。約13年前の秘蔵ショットを公開した。 横浜フリューゲルス、横浜F・マリノスのユースで育った田中は、2001年にトップチーム昇格。東京ヴェルディ移籍を経て2004年から横浜FMに戻ると主力に定着。 その後、2009年に名古屋グランパスに移ってJ1優勝を経験すると、2014年からは地元の松本山雅FCでプレーした。 田中氏は9日、自身のツイッターで「久しぶり宮市とセルビア代表コーチとして先日のW杯にも出場 喜熨斗さんと」と綴り、横浜FMのFW宮市亮とセルビア代表のコーチの喜熨斗勝史氏との3ショットを公開した。 さらに、「宮市との写真はグランパス時代の合宿の2人部屋の時の...宮市17歳 隼磨27歳」として、宮市が中京大学附属中京高校に名古屋グランパスの練習に参加していた頃の秘蔵ショットまで披露した。 田中氏は「この時から『僕はアーセナルに行って活躍します』って」と当時のエピソードも明かし、投稿には「有言実行素晴らしい ポスターは元アーセナルアルシャヴィン」と当時アーセナルでプレーしていた元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビン氏のポスターを貼ってそのモーションを真似る宮市の姿があった。 貴重な写真にはファンも驚き。「宮市がグランパスの服着てる」、「てか合宿で泊まってる時にポスター貼ってたの??宮市少年かわいいすぎるだろ」、「えー!面識あったのかぁそれにしても17歳宮市亮かわいすぎるな?!?!」と反響が集まっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】高校生時代の宮市亮の秘蔵ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">久しぶり宮市と <br><br>セルビア代表コーチとして先日のW杯にも出場喜熨斗さんと <br><br>宮市との写真はグランパス時代の合宿の2人部屋の時の... <br><br>宮市17歳 隼磨27歳 <br><br>この時から「僕はアーセナルに行って活躍します」って <br><br>有言実行素晴らしい <br><br>ポスターは元アーセナル<br>アルシャヴィン <a href="https://t.co/ifZ8LsH3vw">pic.twitter.com/ifZ8LsH3vw</a></p>&mdash; 田中隼磨/Hayuma Tanaka (@hayuma_tanaka) <a href="https://twitter.com/hayuma_tanaka/status/1633666757474013185?ref_src=twsrc%5Etfw">March 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.09 17:05 Thu

「伝説だ」リバプール相手に4発のアルシャビンに12年経った今も脚光

今から12年前の2009年4月21日、アーセナルのクラブOBである元ロシア代表FWのアンドレイ・アルシャビンがプレミアリーグで伝説を残した。 2009年2月にゼニトからアーセナルに移籍したアルシャビン。タイトルこそ獲得できなかったが、在籍5シーズンで公式戦144試合31ゴールの記録を残している。 アーセナル加入から2カ月が過ぎたころにアンフィールドで行われたプレミアリーグのリバプール戦は、自身のキャリアにおけるハイライトの1つとなった。 先発出場したアルシャビンは、36分に先制点を奪取。その後、逆転を許した67分にはボックス手前からの強烈なミドルシュートを突き刺し同点ゴールを奪う。 直後の70分にはボックス内で相手のクリアミスを拾って冷静にシュートを流し込み、ハットトリックを達成すると、3-3の同点で迎えた90分には高速カウンターから4点目を奪う圧巻のパフォーマンスを披露した。 最終的にチームは追い付かれて勝利を逃したものの、ロシアの小皇帝は一躍世界中にその名を知られることになった。 アルシャビン氏は引退後、イギリス『888 Sport』のインタビューで伝説のリバプール戦を回想している。 「試合後にへとへとに疲れ切っていたことをよく覚えているよ。もう身体にはこれっぽっちもエネルギーは残っていなかった。1試合で4ゴールも決めたのだから、もちろん嬉しかったよ」 「これまでアンフィールドで1試合4ゴールを記録したプレーヤーはいなかった。だからこそ、それをやってのけたことが誇らしかったよ。その4ゴールすべてが特別なものに感じているよ。それでも、いつの日か誰かが自分と同じことを成し遂げるんじゃないかと思っているよ」 12年が経った今もその活躍は色褪せず、『ESPN』もアルシャビンの4ゴール動画を公開。ファンからも「伝説だ」「これだからアーセナルサポーターはやめられない」「12年経ったのは本当?」など様々な声が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】4点目のスプリントは圧巻…!アルシャビン伝説の4ゴール!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">&quot;Look at Arshavin, here comes Arshavin!&quot;<br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2009<br><br>The night <a href="https://twitter.com/AndrArshavin23?ref_src=twsrc%5Etfw">@AndrArshavin23</a> ran riot at Anfield <a href="https://t.co/sqIxx80HHe">pic.twitter.com/sqIxx80HHe</a></p>&mdash; Arsenal (@Arsenal) <a href="https://twitter.com/Arsenal/status/1252505679761420289?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.22 20:10 Thu

ロシアの新皇帝、アンドレイ・アルシャビン【ピックアップ・プレイヤー】

サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。 今回は元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビン氏だ。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad">◆ゴールの後は口に人差し指を当てるお決まりのパフォーマンス<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ5ajQ4cXhlcCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> ソビエト連邦のレニングラードで生まれたアルシャビン氏は、7歳の頃からサッカーを始め、国内屈指の強豪ゼニトの下部組織へと加入する。 172cmと小柄ながら、テクニックを武器に2000年8月にトップチームデビューを果たすと、2001-02シーズンからレギュラーとしての地位を確立し、2006-07シーズンにリーグ最優秀選手賞を受賞。また、UEFAカップ(現・ヨーロッパリーグ)優勝に貢献した。 アルシャビン氏がその名を一気に知らしめたのはロシア代表として臨んだユーロ2008での活躍だ。特に準々決勝のオランダ戦では、アルシャビン氏の力で勝利したといっても過言ではない。 それを受け、2009年2月に引き抜かれる形でアーセナルに移籍した。アーセナルでは2009年4月のリバプール戦で1試合4ゴールの圧巻のパフォーマンスを披露しサポーターのハートを一気に掴むと、シーズン後半だけの出場、またプレミアリーグ初挑戦ながら公式戦15試合で6得点9アシストという驚異的な数字を残した。 その後、出場機会を失ったアルシャビン氏はゼニトに復帰を果たすも、私生活の乱れもあり、2014-15シーズン終了後に契約満了で退団。クバン・クラスノダールでのプレーを経て、2016年に加入したカザフスタンリーグのカイラトで現役を引退した。 アルシャビン氏は、ゼニト時代からバルセロナへの憧れを口にしており、移籍の噂もあったが、結局実現することはなかった。しかし、アルシャビン氏の息子アーセニー君が現在モスクワにあるバルセロナのアカデミーに所属しており、父の夢を息子が叶えようとしている。 ちなみに、「アーセニー(Arseny)」という名前はアーセナル時代の恩師であるアーセン・ヴェンゲル氏からつけているそうだ。 2020.07.10 21:00 Fri

アルシャビンが圧巻の4発決めた伝説のリバプール戦回想! 「へとへとに疲れ切っていた」

アーセナルのクラブOBである元ロシア代表FWのアンドレイ・アルシャビン氏が、自身のハイライトとなった伝説のリバプール戦を回想している。 2009年2月にゼニトからアーセナルに移籍したアルシャビン氏。同クラブではタイトルこそ獲得できなかったが、在籍5シーズンで公式戦144試合31得点の記録を残している。 その偉大なるクラブOBは今回、イギリス『888 Sport』のロングインタビューで古巣について言及。 その中で同氏は自身のキャリアにおけるハイライトの1つとなった伝説のリバプール戦を回想した。 アーセナル加入から2カ月が過ぎた4月21日にアンフィールドで行われたプレミアリーグのリバプール戦に先発出場したアルシャビン氏は、36分に先制点を奪取。 その後、逆転を許した67分にはボックス手前からの強烈なミドルシュートを突き刺し同点ゴールを奪う。直後の70分にはボックス内で相手のクリアミスを拾って冷静にシュートを流し込み、ハットトリックを達成。さらに、3-3のイーブンで迎えた90分には高速カウンターから4点目まで奪う圧巻のパフォーマンスを披露。最終的にチームは追い付かれて勝利を逃したものの、ロシアの小皇帝は一躍世界中にその名を知られることになった。 「試合後にへとへとに疲れ切っていたことをよく覚えているよ。もう身体にはこれっぽっちもエネルギーは残っていなかった。1試合で4ゴールも決めたのだから、もちろん嬉しかったよ」 「これまでアンフィールドで1試合4ゴールを記録したプレーヤーはいなかった。だからこそ、それをやってのけたことが誇らしかったよ。その4ゴールすべてが特別なものに感じているよ。それでも、いつの日か誰かが自分と同じことを成し遂げるんじゃないかと思っているよ」 「ただ、現時点ではそれが可能だとは思わない。今のリバプールは信じられないような素晴らしいフットボールを見せている。それに現在の状況(新型コロナウイルスによるリーグ中断)でなければ、彼らは文句なしにチャンピオンになるはずだからね」 アーセナルでの最も素晴らしい瞬間を幸せそうに振り返った一方、アルシャビン氏は同クラブで過ごした5シーズンで1つもタイトルを獲得できなかったことが心残りであったと語っている。 「アーセナルでの唯一の後悔はトロフィーを獲得できなかったことだ。とりわけ、後に降格となったバーミンガムとのリーグカップ決勝(2011年)が心残りだね。あの決勝で僕たちは破れてしまった」 「当時から抱えていた問題は毎年のように主力を失っていたことだった。サミル・ナスリに始まり、セスク、ロビン・ファン・ペルシ…。当時のスカッドを2、3年保てていれば、結果は違っていたと思うよ」 <div id="cws_ad">◆アンフィールドでの伝説の4発!<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/Anfield?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Anfield</a> <a href="https://t.co/wCYWYrJgxt">pic.twitter.com/wCYWYrJgxt</a></p>&mdash; (@hmafc) <a href="https://twitter.com/hmafc/status/686601230374813697?ref_src=twsrc%5Etfw">January 11, 2016</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </div> 2020.04.01 17:00 Wed

アルシャビンが元同僚に期待! 「アルテタ招へいは良い選択」

アーセナルのクラブOBである元ロシア代表FWのアンドレイ・アルシャビン氏は、現役時代の元同僚の指揮官としての成功を期待しているようだ。 2009年2月にゼニトからアーセナルに移籍したアルシャビン氏。同クラブではタイトルこそ獲得できなかったが、在籍5シーズンで公式戦144試合31得点の記録を残している。 その偉大なるクラブOBは今回、イギリス『888 Sport』のロングインタビューで古巣について言及。その中で現役時代の元同僚で、現在古巣を率いるミケル・アルテタ監督について語っている。 2011年夏にエバートンから加入したアルテタ監督とアルシャビン氏は、同氏が2013年2月にゼニトへレンタル移籍するまで約1年半に渡ってチームメートとして共闘。その当時はアルテタ監督が数年後に古巣を率いることになるとは考えていなかったという。 「当時、その可能性についてあまり考えていなかったよ。ただ、過去を振り返ってみると、彼は後にアーセナルでキャプテンを任され、多くの人を導く能力、マネジメント力を示していた」 「また、ミケルはハーフタイムや試合終了後に自分たちがどのようにプレーすべきか、いつも仲間に話しかけていた。今思えば、そういった出来事は彼の試合に対するビジョンを示していたと言えるね」 また、古巣が苦境の中でアルテタ監督を新指揮官に指名したことについては、「良い選択だった」と主張。今後の成功を期待している。 「アルテタの招へいに関しては良い選択だったと思う。彼は現役時代にアーセナルでプレーし、クラブの内情をよく理解しているからね」 「それに彼はアーセン(・ヴェンゲル)のすぐそばで働いており、彼の下で良い経験をしてきている」 「彼はクラブやプレーヤーに対して敬意を抱いている。そして、彼の就任以降、アーセナルは間違いなく変わったよ。まだまだ十分とは言えないけど、良い方向に進んでいると思うよ」 2020.04.01 16:00 Wed

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新フォーマットのCL、予選1回戦の組み合わせが決定! 田中亜土夢のヘルシンキも出場【CL】

欧州サッカー連盟(UEFA)は18日、新フォーマットで行われる2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選1回戦の組み合わせ抽選会を開催した。 これまでとは大きくフォーマットが変更される新シーズンのCL。本大会はグループステージという概念を廃止し、出場する36クラブがランダムに8クラブと対戦。総合順位の上位8クラブがラウンド16行き。9位から24位の16クラブがプレーオフを行い、勝利した8クラブがラウンド16に進出。残りのクラブはそのまま敗退となる。 予選1回戦は28クラブが参加し、14チームがシード。ホーム&アウェイ方式で1stレグが7月9日か10日、2ndレグが16日、17日に行われる。 日本人MF田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキ(フィンランド)は予選1回戦から登場し、リトアニアのFKパネヴェジースと対戦することが決定した。 その他、ヨーロッパの大会で名を聞くスロバキアのSKスロバン・ブラチスラヴァやブルガリアのルドゴレツ、ルーマニアのFC FCSB(かつてのステアウア・ブカレスト)なども出場する。 ◆予選1回戦組み合わせ SKスロバン・ブラチスラヴァ(スロバキア) vs FCストルガ (北マケドニア) ザ・ニュー・セインツFC(ウェールズ)vs FKデチッチ・トゥジ(モンテネグロ) FKボラツ・バニャ・ルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)vs KFエグナティア(アルバニア) ハムルーン・スパルタンズFC(マルタ) vs リンカーン・レッド・インプスFC(ジブラルタル) FCバルカニ(コソボ) vs UEサンタ・コロマ(アンドラ) FCフローラ・タリン(エストニア)vs NKツェリェ(スロベニア) KÍクラクスヴィーク(フェロー諸島) vs FCディフェルダンジュ03(ルクセンブルク) FKパネヴェジース (リトアニア) vs HJKヘルシンキ (フィンランド) FK RFS(ラトビア) vs ラーンFC(北アイルランド) ヴィキングル・レイキャヴィーク(アイスランド) vs シャムロック・ローバーズFC(アイルランド) ACヴィルトゥス・アックアヴィーヴァ(サンマリノ) vs FC FCSB(ルーマニア) ルドゴレツ(ブルガリア) vs FCディナモ・バトゥミ(ジョージア) FCオルダバス(カザフスタン) vs FCペトロクブ(モルドバ) FCディナモ・ミンスク(ベラルーシ) vs FCピュニク・エレバン(アルメニア) 2024.06.18 23:07 Tue

宿敵の勝負強さ認めるメッシ…「プレーレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」

元バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、かつての宿敵の傑出した勝負強さを認めた。 2022年カタール・ワールドカップ制覇によってクラブレベル、代表レベルでも獲得可能なほぼすべてのメジャータイトルを獲得したメッシ。 その生まれながらの勝者は『Infobae』のインタビューで世界最高のチームについて問われると、恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が率い、前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティを「好きなチーム」と絶賛。その一方で、今シーズンのチャンピオンズリーグでそのシティの連覇を阻み、最多15度目の優勝を達成したレアル・マドリーの勝負強さを認めた。 「プレーで言えば、個人的にグアルディオラのシティが好きだ。グアルディオラのいるチームは、彼の在り方、トレーニングの仕方、仕事の仕方、そしてチームをプレーさせる方法の点で、特別だと思うよ」 「僕にとってプレーのレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」 「結果で言えば、現在のチャンピオンズリーグの王者であるレアル・マドリーになるね」 「結果で言えば」という言葉を強調するあたりに元バルセロナの選手ゆえのライバル意識も窺えたが、やはり宿敵のその傑出した勝負強さはメッシにとっても認めざるを得ないようだ。 2024.06.08 23:11 Sat

クロースが現役引退後のプラン明かす…引退決断についても言及

ユーロ2024後に現役を引退するレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロース(34)が、引退後のプランを明かした。 バイエルン、ドイツ代表、レアル・マドリーで通算6度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や7度のリーグ制覇、2014年ブラジル・ワールドカップ優勝とキャリアを通じて30以上のタイトルを獲得してきたクロース。 今シーズンも34歳という年齢を全く感じさせない傑出したパフォーマンスを披露し、マドリーのラ・リーガとCLのシーズン2冠に貢献したが、以前からトップレベルでの引退の意向を伝えてきた稀代のマエストロは、先日に母国開催のユーロをもってスパイクを脱ぐことを宣言した。 そのクロースはユーロを間近に控えた中、ドイツ『キッカー』のインタビューで今後のプランを明かし、ひとまずは家族と共にマドリードに滞在し続けることを明かした。 「何よりも家族のために時間を使いたい。弟のフェリックスとのポッドキャストも続けていくよ。そして、マドリードの若いフットボーラーのためのトニ・クロース・アカデミーを拡大し続けたい。エリアス・ネルリッヒと創設したアイコン・リーグも9月にスタートするね」 「だけど、18ものプロジェクトに携わるつもりはないし、現役だった頃と同じくらい遠征することはないよ。それは明らかだね」 また、改めて現役引退という決断について問われた34歳MFは「僕は、レアルで最後に最高のシーズンを過ごした34歳のトニ・クロースとして記憶されたいだけなんだ。僕はそれを成し遂げた。多くの人がその時が早すぎると思うのは、褒め言葉だと受け止めているよ」と、自身の美学を貫いている。 さらに、ユーロの結果に関わらず、現時点でドイツ人選手として歴代最多のタイトル保持者は、「​​それは僕にとってとても重要なことだ。常にタイトルを獲得したいと思っていた。フットボールをプレーし始めた時から、成功したいと思っていた。僕にとって個々のタイトルが重要で、チャンピオンズリーグで優勝することが各シーズン前の大きなモチベーションだった。最終的にそれを達成できたことは、大きな意味があるんだ」と、生まれながらの勝者らしいコメントを残している。 2024.06.07 23:05 Fri

マドリッドのクラブサッカー最後の週末はお祝い三昧…/原ゆみこのマドリッド

「そうか、優勝だもんね」そんな風に私が早合点を後悔していたのは月曜日、お昼のニュースで2部のマドリッドの弟分、レガネスの選手たちがブタルケのピッチや彼らのお祝い事の定点、同市のエスパーニャ広場でトロフィーを誇らしげに掲げている映像を見た時のことでした。いやあ、日曜は私も彼らの1部昇格を見るため、エルチェ戦に足を運んだんですけどね。試合の方は前半早々から、ミゲール・デ・ラ・フエンテのゴールで先制したボルハ・ヒメネス監督のチームが、ロスタイムにもファン・クルスのシュートで2点目をゲット。相手が前節に昇格プレーオフ入りがなくなり、消化試合モードだったおかげもあって、2-0のまま、後半が終わる前から、ファンは4年ぶりの1部昇格祝いを満喫することに。 ただ、これは「Campeones, campeones/カンペオネス(チャンピオン)」と皆が歌っているのをレガネスの優勝と結び付けなかった私の浅はかさもあって、ええ、同時進行だった、勝ち点3差で直接昇格の2位を奪われる可能性が僅かにあった3位のエイバルのオビエド戦は時々、経過を伺っていたんですけどね。レガネスの勝利により、昇格条件だった勝ち点1奪取を満たしたため、他は気にしていなかったところ、何と前節、今季29節の間、首位をキープしていたレガネスを出し抜いて、一足先に1部復帰を決めたバジャドリーがテネリフェに負けていたんですよ。 そのおかげで最終節に再び首位に返り咲いた彼らは2部王者として、トロフィー授与されたんですが、そこまで頭が回らなかったのが運の尽き。後はもう、ファンとお祝いするだけだろうと、チームが場内一周を始めた時点でスタジアムを出ることに。いえ、午後6時から始まったTDP(スペイン国営放送のスポーツチャンネル)のDecimoquinta(デシモキンタ/15回目のCL優勝)祝勝行事追っかけ生中継を試合中もスマホで流しっぱなしにしていたため、レアル・マドリーがアルムデナ大聖堂、続いてアジュソ州知事がブタルケに駆けつける約束をキャンセルして、チームを迎えた州庁舎訪問とプエルタ・デル・ソル(マドリッドの中心にある広場)を埋め尽くすファンへのバルコニーからの挨拶。 更にシベレス噴水広場にある市庁舎訪問という、リーガ優勝時とほぼ同じ行程に例年通り、遅れが出ていたため、あと30分ぐらいはブタルケにいても、午後10時スタート予定だったサンティアゴ・ベルナベウでのフィエスタには間に合いそうだったんですけどね。それが、前日のCL決勝パブリックビューイングに行った時、普段のマッチデー以上の混雑に巻き込まれてしまってねえ。サンティアゴ・ベルナベウ駅で人を捌ききれず、メトロも1駅前のヌエボス・ミニステリオスから歩かされたため、ええ、だって、このカンカン照りの暑さの中、5、6時間もの間、何千人もののファンが選手たちを見ようと待機していたシベレスのステージでのお祝いの後、マドリーのオープンデッキバスがベルナベウに到着する時間に重なったら、大変じゃないですか。 それこそ、バスを走って追うようなファンが多数いるぐらいですから、フィエスタの始まる前、スタジアム周辺が到着を待つ群衆で身動きできなるのは火を見るよりも明らか。そこで早めにブタルケを切り上げ、セルカニアス(国鉄近郊路線)に乗ることにしたんですが、いやあ、今季をスタートした時はまったく、目標に入ってなかった1部再昇格を果たしたレガネスのはじけっぷりも半端ないよう。すでに日曜夜には選手たちが行っていたにも関わらず、月曜にはオープンデッキバスに乗っての市内パレード。その後、またエスパーニャ広場で、今度はステージを組んで、お祝いをしていましたが、更に水曜午後9時にはブタルケのピッチで選手たちを囲んで、軽食をつまむイベントを入場料65ユーロ(1万2000円)で開催。うーん、今は皆、1部に上がるにはあと3週間、プレーオフで戦わないといけないエイバル、エスパニョール、スポルティング、オビエドの4チームを尻目に、少しでも早く、バカンスに行きたいんじゃないですかね。 そんなことはともかく、先週末のビッグイベントだったCL決勝ドルトムント戦がどんなだったかもお話ししていかないと。7万5000人の満員御礼となったベルナベウのピッチは、突貫工事でテイラー・スウィフトのコンサート舞台を撤去し、中央に巨大スクリーンを設置。これは2014年のDecima(10回目のCL優勝)以来、必ず、翌日は優勝祝いにも使われるお便利設備なんですが、加えて、天井から吊り下がった360度大型スクリーンにもTV中継の映像だけでなく、時間や交代選手の名前が出たため、試合の見やすいことといったら、もう。 実況もしてくれる上に、マドリーの得点時など、普通の試合のように盛大なゴールコールで盛り上がることができたんですが、それは後半の話。そう、前半は、うーん、開始30秒でウェンブリーのピッチに3人も乱入者が現れて、2分近くもゲームが止まっていたのが影響したんですかね。前半23分にはフュルクルクのシュートがゴールポストを直撃し、オフサイドだったのにホッとさせられたり、アデイェミには2度も肝を冷やされる始末。更にはサビッツァーの強烈シュートを弾くなど、マドリッドから当日移動して、その日のベンチにいたインフル明けのルーニンの代わりに決勝の舞台に立った、GKクルトワの正当性を証明するシーンのオンパレードだったんですよ。 いやあ、これにはアンチェロッティ監督も「En la primera parte hemos sido un poco vagos/エン・ラ・プリメーラ・パルテ・エモス・シドー・ウン・ポコ・バゴス(前半のウチはちょっと怠け者だった)。ボールロストが多くて、相手のしたいようにされてしまった」と反省していたんですけどね。私もその光景には、ええ、準々決勝2ndレグではアトレティコがまさにこのドルトムントに4点も奪われ、逆転敗退していただけに、このままじゃ、絶対、ゴールを入れられる。いや、マドリーのことだから、却って、先制された方が根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)精神に火がついていいのかもとか、あれこれ考えさせられることに。 幸運にも0-0のまま、始まった後半もしばらく相手の優勢が続いたんですが、そこはCLの権化と言っていいマドリー。それはドルトムントがアデイェミから、2013年には同じウェンブリーでのCL決勝でクロースのいたバイエルンに負け、奇しくも同様に今季限りで引退するマルコ・ロイスを投入したすぐ後の29分のことでした。何と、クロースの蹴ったCKに身長173cmのカルバハルが189cmのフュルクルクより高く跳び、ヘッドで先制ゴールを挙げたから、それまで欲求不満の塊だったベルナベウのファンたちがどんなに沸いたことか。 いやあ、このゴールついて、「今季はCKの時に自分も上がるようになったんだけど、大事なのは決意を持って挑むことだ。Se me fue una arriba y la segunda la tenía que enchufar/セ・メ・フエ・ウナ・アリーバ・イ・ラ・セグンダ・ラ・テニア・ケ・エンチュファール(1つ目は上に行ってしまったから、2度目は入れないと)」と当人は言っていたんですけどね。本当にマドリーの怖いところは、後でアンチェロッティ監督も「Otra vez la tactica del muerto/(オトラ・ベス・ラ・タクティカ・デル・ムエルトー(また死人の振り作戦))」と茶化していたそうですが、どんな劣勢にある試合でも、一瞬で状況を引っくり返せる力があること。 実際、今季の決勝トーナメントでは16強対決ライプツィヒ戦、準々決勝マンチェスター・シティ戦、準決勝バイエルン戦でも、え?と思うような場面で得点していましたからね。それこそ、テルジッチ監督も「チャンスを沢山、作りながら、ゴールにできなかったのが肝だった」と言っていたんですが、まあ、それも慣れない決勝ではありうることかと。大体がして、あんなにポンポン、ゴールを決められたアトレティコが愚かだっただけで、しかも相手がCL絶対王者となれば…。 結局、マレン、ハラーとFWを総動員しながら、その1点を返せなかったドルトムントは総攻撃態勢に入っていた38分、ベリンガムのラストパスからビニシウスに2点目を奪われて、最後は0-2で敗北。マドリーの優勝が決まった途端、ベルナベウには「We are the Champions」が鳴り響き、表彰式を待つ間、場内はカンペオネスやマドリーのクラブ歌などを延々と合唱することに。 そしていよいよ、「La voy a levantar lo más alto que pueda, es la más especial como capitán/ラ・ボイ・ア・レバンタール・ロ・マス・アルトー・エ・プエダ、エス・ラ・マス・エスペシアル・コモ・カピタン(できる限り、高く上げるよ。キャプテンとして、最高のCL優勝だ)」というナチョがチームメートの待つ壇上でトロフィーを掲げた瞬間、巨大スクリーンのボックスから紙吹雪が飛び出し、レーザー光線ショーも始まるといった具合で、もうそれだけで、翌日の祝賀イベントのバージョンアップ予告には十分だった? それにしたって凄いのはもちろん、これでマドリーはCL優勝回数ダントツの15回に到達、しかもうち6回はここ10年で達成というのもそうなんですが、指揮官として、5回目のCL優勝となったアンチェロッティ監督の選手たちへの信頼ぶり。ええ、「Estábamos tranquilos pese a todo/エスタバモス・トランキーロス・ペセ・ア・トードー(何があっても私たちは落ち着いていた)。ちょっと変えるだけで良かったよ。ドルトムントはウチを生かしておいてくれたし」と、ええ、彼もCLマッチでは幾度も土壇場で奇跡が起きるのを見てきましたからね。 ナチョ、カルバハル、モドリッチと共にCL優勝6回となり、マドリーのレジェンド、ヘントに並んだクロースなども「La primera parte no ha salido bien pero da igual, este equipo siempre sigue/ラ・プリメーラ・パルテ・ノー・ア・サリードー・ビエン・ペロ・ダ・イグアル、エステ・エキポ・シエンプレ・シゲ(前半は上手くいかなかったけど、構わない。このチームは常に進み続ける)」と言っていましたが、ホント、マドリーのCL神話は度し難い。ウェンブリーのピッチで思う存分、お祝いをしたチームは翌日早朝にマドリッドに帰還。そして翌日も6時間以上、マラソン祝賀行事に取り組むだけの体力が選手たちに残っていたんですが…。 だってえ、シベレスからオープンデッキバスがベルナベウに着いたのは午後10時45分近くだったんですよ。ピッチの巨大スクリーンがイベントスタートを告げる1回目から15回目のハイライトを映し始めたのが11時過ぎで、いやもう、これはそのうち、30回とか、40回になったら、できなくなるんでしょうけどね。アンチェロッティ監督を筆頭に選手が1人ひとり、紹介されながら、登場したのは11時10分頃からで、巨大スクリーンのボックス屋上のステージに全員が揃ったのが40分頃。ナチョが再び、トロフィーを掲げると、屋内で花火が上がったのにはビックリさせられましたが、これは前回まで、場外からの打ち上げ花火の大爆音が怖くて仕方なかった私には嬉しい変更だったかと。 まあ、さすがコンサート会場機能を強化すべく、大改装を行ったおかげで、またしても満員となった場内を彩る光のショーや音響など、見事なものではありましたけどね。マイクを握ったモドリッチが「Nos vemos la temporada que viene/ノス・ベモス・ラ・テンポラーダ・ケ・ビエネ(来季にまた会おう)」と言ったため、契約延長が確実なのもわかりましたし、実はいつの間にか、ベリンガムのスペイン語力もかなりアップしていたよう。「Como no te voy a querer/コモ・ノー・テ・ボイ・ア・ケレール(どうして君を好きにならずにいられようか)」の定番応援歌を歌い出して、驚かせてくれましたが、トロフィーを持っての場内一周が終わり、ピッチに選手たちの家族が登場。キッズパークと化して、ようやくお開きとなったのは日付の変わった0時15分過ぎでしたっけ。 まあ、こんな感じのベルナベウでの2夜だったんですが、マドリーファンのための今季はこれで店仕舞いとはいえ、さすがにエリート揃いのチームだけあって、このままバケーション入りできる選手は少数派。ええ、月曜夕方に入団が公式発表されたエムバペ(PSGと契約終了)やエンドリッキ(パルメイラスから移籍)らを含め、18人もがユーロ、コパ・アメリカに出場する各国代表のお勤めに出ることに。折しもCL決勝の日にラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設で合宿を始めたスペイン代表にはホセル、ナチョ、カルバハルの3人が招集されているんですが、こちらは木曜からの合流が予定されています。 実際のところ、スペインの合宿開始は遅い方で、ユーロのグループリーグで当たるクロアチア、イタリア、アルバニアはとっくに練習を始めているみたいですけどね。ただ、私もCL決勝のせいで、土曜の公開セッションに行けずに生配信で我慢するしかなかったため、まだあまり、今回の代表の情報を仕入れていないんですが、ちなみに初日は29人の招集選手中、マドリー勢、サルジアラビア杯決勝のせいでまだ来ていないラポール(アル・ナスル)、自身の結婚式と被ったミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、兄イニャキの結婚式があったニコ・ウィリアムス(アスレティック)らを除く、23人が参加。45分程の練習の後、彼らは施設のスタンドを埋めたファンのサインやセルフィーのリクエストにせっせと応えることに。 早くも水曜午後9時30分(日本時間翌午前4時30分)からはバダホス(スペイン南部)で強化親善試合のアンドラ戦も控えているため、早いところ、私もモードをスペイン代表に切り替えないといけないんですが…とりあえず、最初の焦点は最初の招集リストから、落ちる3人がどの選手になるかという辺りでしょうか。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.04 20:00 Tue

美しい物語…15度目のCL制覇、パレードするレアルのチームバスを先導した騎馬隊に選手の父親!

史上最多を更新する15度目のチャンピオンズリーグ(CL)を制覇したレアル・マドリー。現役を引退するドイツ代表MFトニ・クロースにとってはマドリーでのラストマッチとなり、感動的な別れとなった。 ラ・リーガも制していた今シーズンのマドリー。シベレス広場では2度目の優勝セレモニーが行われ、選手たちを乗せたチームバスはパレードを行った。 お祝いムードのパレードとなった中、驚きの事実も判明。チームバスを警備するために警察の騎馬隊が先導していたが、なんとその騎馬隊の1人がスペイン代表DFダニエル・カルバハルの父だった。 馬に乗った父がエスコートするバスの上で優勝を祝うのが息子という構図。さぞかし誇らしいはずだ。 また、カルバハルはパレードが終わりバスを降りた際に父親の元へビッグイヤーを持っていき、2ショット撮影。親子にとって素晴らしい思い出になったことだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】息子のCL制覇のパレードを先導したのは騎馬隊の父親(手前の方)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/ignacio_marcano?ref_src=twsrc%5Etfw">@ignacio_marcano</a> <a href="https://t.co/ezKQn3aBmm">pic.twitter.com/ezKQn3aBmm</a></p>&mdash; Carrusel Deportivo (@carrusel) <a href="https://twitter.com/carrusel/status/1797344757019976131?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.04 15:50 Tue