連覇目指すミランに痛恨‥トナーリがPSMで自滅、最悪1カ月以上の離脱か

2022.08.07 13:15 Sun
Getty Images
1週間後に開幕を控えたミランだが、開幕直前で手痛いニュースが舞い込んだ。『Sportitalia』が伝えている。
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ミランは6日、プレシーズンマッチでヴィチェンツァと対戦。1-6で圧勝を収めた。開始1分で先手を奪われたものの、11分にペドロ・レオンのゴールで同点に追いつくと、21分にはジュニオール・メシアスが逆転ゴール。30分にはアンテ・レビッチも追加点を奪う。
31分にはオウンゴールでさらに点差を広げると、後半に入っても50分にフィカヨ・トモリがゴール。64分にレビッチがこの試合2点目を決めて快勝した。

しかし、試合中にアクシデントが。1-4でリードしていた中、相手を止めようと足を伸ばしたサンドロ・トナーリがプレー直後に左の内腿を触る仕草。そのまま、苦い顔で動くのをやめると、自らの足でそのままピッチを後にしたのだ。
詳細は不明だが、痛めたことは事実。検査の結果を待つ状態だとされているが、最悪1カ月以上の離脱となる可能性もある。

ミランは13日にウディネーゼと開幕戦を戦い、その後、アタランタ、ボローニャ、サッスオーロと対戦。9月3日にはインテルとの“ミラノダービー”を控えているが、トナーリは間に合うだろうか。



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