アシュリー・コールを襲った強盗、“国宝”ティアラを盗んだ罪でも有罪

2022.07.09 09:02 Sat
Getty Images
アーセナルやチェルシーで活躍した元イングランド代表DFアシュリー・コール氏を襲った強盗犯が有罪判決を受けた。イギリス『BBC』が報じた。コール氏は2020年1月に自宅で強盗被害に。コール氏の他、パートナーのシャロン・カヌさん、そして2人の幼い子供たちも家にいた。
侵入しようとした強盗を見つけたコール氏は強盗に向かって叫んだとのこと。しかし、それでも侵入をやめず。さらに、カヌさんは子供と一緒に隠れている間に警察へ電話をかけたが、強盗の1人に見つかり、電話を奪われたという。

さらに、強盗たちは子供の前でナイフを出し、カヌさんを脅していたとのこと。さらにペンチに座らせたコール氏を拷問し、「指を切ろうか」と繰り返し言っていたという。警察が到着し強盗犯たちは逃げ出したが、携帯電話やブランド品、高級時計5つなどを盗まれていた。

この強盗犯は、コール氏とシャロンさんを拘束するために使用したケーブルタイからDNAが検出され、4人組のギャングの1人であることが判明。35歳の運び屋だったとのことだ。
また、この男は2019年5月にトッテナムでプレーしていたトム・ハドルストンの妻に対して強盗を行っていたことも判明している。

さらに、このグループは“国宝”とも言われるポートランド・ティアラを盗難したことにも関与。2018年11月に350万ポンド(約5億7500万円)の価値があるものを、展示されていたケースを破壊して盗んでいた。

この件でも、逮捕された男は有罪判決を受けたとのこと。当時衝撃を与えていた強盗事件が1つ解決したこととなった。

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39年ぶり欧州制覇のU-21イングランド代表、カーズリー監督が辞任へ…A代表orプレミアのクラブを指揮へ?

U-21イングランド代表のリー・カーズリー監督(49)が辞任を検討しているようだ。 U-21イングランド代表は8日、ルーマニア・ジョージア共催のU-21欧州選手権2023決勝戦でU-21スペイン代表を1-0と撃破。1984年の第4回大会以来39年ぶりとなる優勝を果たした。 チームを指揮していたのはカーズリー監督。現役時代にエバートンで長らくプレーした元アイルランド代表MFは、引退後にブレントフォードやマンチェスター・シティU-18などを指揮し、2019年にU-19イングランド代表(現U-21)の指揮官となった。 イングランドサッカー協会(FA)との契約はあと1年残っているものの、現段階では辞任を検討している模様。FAはカーズリー監督の続投を望んでおり、休暇から戻り次第、話し合いをスタートするという。 辞任の理由に関しては、イギリス『サン』によれば自身もプレーした代表監督就任の可能性があるため。アイルランド代表の監督就任が噂されているとしている。一方で、イギリス『BBC』や『デイリー・メール』はプレミアリーグのクラブからのオファーがあったとしており、いずれにしてもU-21欧州選手権が終了したことでカーズリー監督は職を変える可能性を検討しているようだ。 一方、カーズリー監督をコーチとして支える元イングランド代表DFの2人にも退任の可能性が浮上。アシュリー・コール氏(42)とジョレオン・レスコット氏(40)はそれぞれ監督、テクニカル・ディレクター(TD)へのキャリアアップを目指しており、少なくともレスコット氏は欧州制覇を区切りに辞任することが確実とみられている。 2023.07.10 17:40 Mon

ランパード呼び戻しのチェルシー、アシュリー・コールも復帰へ

元イングランド代表DFのアシュリー・コール氏もチェルシーに戻るようだ。 今月に入ってから、グレアム・ポッター監督を解任したチェルシー。ユリアン・ナーゲルスマン氏や、ルイス・エンリケ氏が後任に挙がったが、今季いっぱいのつなぎ役として決まれば再就任となるクラブOBのフランク・ランパード氏を招へいする公算が大きくなっている。 チェルシー時代に続いて、今年1月にエバートンでも解任の憂き目に遭い、自身にとっても指揮官としての挽回チャンスとなるランパード氏だが、その脇を固めるコーチ陣の顔ぶれも決まっているようだ。 イギリス『The Athletic』によると、チェルシーと基本合意に達したランパード氏はコーチ陣にA・コール氏、ジョー・エドワーズ氏、クリス・ジョーンズ氏を迎えるという。 ランパード氏と彼らはチェルシー、エバートン時代からの付き合い。A・コール氏においては現役時代にチェルシーで共闘したランパード氏が率いるダービー・カウンティでプレーした過去も持つ。 なお、来季からの指揮官探しについては今後も続けられ、ローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏の両テクニカルディレクター(TD)が主導。共同オーナーのトッド・ベーリー氏、ベハダ・エグバリ氏が最終的な決定を下すことになる。 2023.04.06 11:50 Thu

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