「これで1泊3万円か」カタールW杯の“コンテナ”ホテル、質素な朝食にもファンから不満?「機内食みたいだ」「ジャガイモかと思ったらマフィン」

2022.12.01 19:45 Thu
Getty Images
11月20日開幕したカタール・ワールドカップ(W杯)。グループステージも最終節を迎え、続々と決勝トーナメントの顔合わせが決まってきている。さらに熱い戦いが始まるという中、今大会ように建設された宿泊施設「ファンビレッジ」を巡って、観戦に訪れているファンからは嘆きの声が上がっているという。

イギリス『サン』によると、その宿泊環境だけでなく朝食にもファンの不満がたまっているようだ。
元々、ファンビレッジは宿不足が指摘されるカタール側が急ピッチで用意したコンテナ型やテント型のもので、その宿泊料は1泊約2~3万円。ドーハ市内の高級ホテルと比較すれば安いが、それでも一般的な人から見たら奮発と言っていいお値段だろう。

だが、そこで提供される朝食は箱に入っており、サンドイッチ、リンゴが丸々1つ、マフィンとドーナツがセットになっている。そして、ペットボトルに入った水、紙パックのジュースと紙コップに入ったインスタントコーヒーの小袋と、マフィン用と思われるパックのハチミツがついている。
『サン』によると、この朝食セットはSNS上で大きな反響を呼んでおり、「砂漠の中のプラスチックのテントで寝て、航空会社の機内食のようなものを食べるのに200ポンド(約3万3000円)もかかるのか?」、「ジャガイモかと思ったらマフィンだと知った」、「これで1泊200ポンドか」、「小学校の遠足でもらったお弁当みたいだ」という意見があるという。

ただ、「まともそうだ。私が見てきた多くのホテルの朝食よりも良い」、「ほとんどのイギリスのスタジアムで提供されている食べ物より良さそうだ」、「機内食と比較して、こっちの方が良く見える」と擁護する声もあるそうだ。

もちろんW杯価格ということも加味しなくてはならないが、1泊3万円のホテルと考えると、やや物足りない気はする。

1 2

ワールドカップの関連記事

バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
かつて中国代表を指揮していた李鉄(リー・ティエ)氏の控訴が棄却され、実刑判決を受けることとなった。中国『捜狐(sohu.com)』が伝えた。 現役時代はエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどプレミアリーグでもプレーし、中国代表でもプレーしたリー・ティエ氏は、引退後に指導者となり、広州恒大(広州FC)でコンデ 2025.04.30 13:55 Wed
第1回大会開催から100周年を迎える2030年のワールドカップ(W杯)。64チーム参加という提案がなされている中、反対の意見も強く出ている。 2026年の北中米W杯は史上初となる48チームの参加に拡大となる中、その4年後の2030年は64チーム参加への拡大を南米サッカー連盟(CONMEBOL)が提案している。 2025.04.15 19:55 Tue
インテル・マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督は、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシの2026年の北中米ワールドカップ(W杯)出場ついて言及した。『The Athletic』が伝えた。 メッシはアルゼンチン代表としてW杯に4回、コパ・アメリカに5回出場。クラブレベルではバルセロナで数多くのタイトルを獲得した 2025.04.14 20:30 Mon
南米サッカー連盟(CONMEBOL)はのアレハンドロ・ドミンゲス会長は、2030年のワールドカップ(W杯)に関して、参加チームを一時的に64カ国にすることを望んでいるようだ。『The Athletic』が伝えた。 W杯はこれまで32カ国の参加で行われてきた中、2026年の北中米W杯は48カ国の参加に増加。大会方式 2025.04.11 16:55 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly