パオロ・マルディーニ
Paolo Cesare Maldini
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ポジション | DF |
国籍 |
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生年月日 | 1968年06月26日(57歳) |
利き足 | 右 |
身長 | 186cm |
体重 | 85kg |
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パオロ・マルディーニのニュース一覧
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マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…
ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed2
中盤3選手の負担が大きいインテル、来シーズンへ向けて中盤に複数名を補強か?
セリエAでは最終節を残して2年連続となるスクデット獲得の可能性をかすかに残す2位のインテル。来シーズンへ向けては、今夏の移籍市場で中盤の選手を複数名獲得したいと考えているようだ。イタリア『SempreInter』が報じている。 インテルは、中盤のレギュラー格であるクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ(29)、イタリア代表MFニコロ・バレッラ(25)、トルコ代表MFハカン・チャルハノール(28)ら3選手の稼働率が高く、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(34)とウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノ(30)は契約満了に伴い今シーズンでの退団が確実視されている状況だ。 インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督は、来シーズンのスカッドを構築するにあたって、中盤のレギュラー格3選手の現状を鑑み、彼らの負担を軽減する補強が欠かせないと考えているとされている。 『SempreInter』によると、現在インテルのトップターゲットとなっているのは、ボローニャのオランダ人MFイェルディ・スハウテン(25)とエンポリに所属するアルバニア代表MFクリシティアン・アスラニ(20)のようだ。 スハウテンは2019年7月に母国オランダからボローニャへ加入し、今シーズンはリーグ戦16試合に出場し1得点を記録。中盤の低い位置からゲームをコントロールするプレーメーカーで、ボローニャは1500万ユーロ(約20億円)程度で移籍を容認する見通しとのことだ。 また、アスラニは、今夏ミランとの争奪戦となることが予想されている注目株。エンポリの下部組織から今シーズン昇格したばかりの20歳で、ミランもパオロ・マルディーニSD(スポーツ・ディレクター)自ら交渉にあたっていることが明らかとなっている。 さらに、上記2選手を獲得できなかった場合は、過去にも獲得にチャレンジしてきたカリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(26)の獲得を目指すともされており、いずれにしても中盤をしっかりと補強するプランがあるようだ。 2022.05.17 16:06 Tue3
表彰見送りの「バロンドール」がドリームチームを発表!現役からはメッシ&C・ロナウドが選出
世界の年間最優秀選手に贈られる賞である「バロンドール」。今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により表彰が中止となっていた。 しかし、主催する『フランス・フットボール』はバロンドールの審査員選定の「バロンドール・ドリームチーム」を発表した。 <div id="cws_ad">◆C・ロナウド、100試合出場のユベントスで決めたゴール集!<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2NXR1dUdmeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 選定された11名はバロンドール受賞者に限らず、改めて『フランス・フットボール』の審査員が各ポジションから選出。[3-4-3]のシステムで選ばれている。 <span class="paragraph-title">GK:レフ・ヤシン(ソビエト連邦)</span> GKは唯一のバロンドール受賞者で“黒蜘蛛”の異名を誇った元ソビエト連邦代表GKレフ・ヤシンが選ばれた。1963年のバロンドールを受賞したヤシンは、GKとして唯一の受賞者。また、2019年からGK版のバロンドールと言われる「ヤシン・トロフィー」が創設され、唯一の受賞者として賞に命名されていた。 <span class="paragraph-title">CB:カフー(ブラジル)</span> 右のセンターバックはブラジル代表で活躍したカフー。バロンドールとは縁がないが、ローマやミランでプレーしセリエAで10年間プレー。1994年のアメリカ・ワールドカップ(W杯)、2002年の日韓W杯と2度のW杯制覇を成し遂げていた。 <span class="paragraph-title">CB:フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)</span> 中央のセンターバックはドイツのレジェンドであり“皇帝”と呼ばれたフランツ・ベッケンバウアーだ。1972年と1976年に2度バロンドールを受賞。DFとして3人しかいない受賞者のうちの1人であり、DFとして2度受賞した唯一の選手。最終候補にはさらに2度入ったこともある。 <span class="paragraph-title">CB:パオロ・マルディーニ(イタリア)</span> 左のセンターバックはイタリア代表として活躍し、ミラン一筋でキャリアを終えたパオロ・マルディーニ。バロンドールの受賞経験はないものの、ミランんで900試合以上プレーしたレジェンド。キャプテンとして長らくチームを牽引した。 <span class="paragraph-title">MF:ローター・マテウス(ドイツ)</span> ボランチの一角は“闘将”として知られる元ドイツ代表のローター・マテウス。1990年にバロンドールを受賞。ボランチ、そしてリベロとして活躍。ドイツ代表でも150試合に出場しているレジェンドだ。 <span class="paragraph-title">MF:チャビ・エルナンデス(スペイン)</span> もう1人のボランチはバルセロナで活躍した元スペイン代表のチャビ・エルナンデスだ。卓越したパスセンスを武器にバルセロナを長年支えるも、バロンドールの受章はなし。3位に3度選ばれた経験がある。 <span class="paragraph-title">MF:ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)</span> 攻撃的なミッドフィルダーの1人は、先日他界し世界中が悲しみにくれたアルゼンチンのレジェンド、ディエゴ・マラドーナだ。言わずもがな、サッカー界のレジェンドだが、現役当時はバロンドールの受賞資格がなかったために受賞はなし。しかし、バロンドール60周年を迎えた2016年に再評価。1986年と1990年の2度受賞したことになっている。 <span class="paragraph-title">MF:ペレ(ブラジル)</span> 攻撃的なミッドフィルダーの1人は、同じくサッカー界のレジェンドである元ブラジル代表FWペレだ。サッカー界No.1のレジェンドでもあるペレだが、マラドーナ同様にバロンドールの受賞資格はなし。しかし、再評価により7度の受賞が認められ、史上最多になっていたこととなる。 <span class="paragraph-title">FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン)</span> 右ウイングはバルセロナのエースであり、史上最多6度のバロンドール受賞を誇るアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。昨年のバロンドール受賞者であるメッシは、過去に4年連続受賞を誇るなど世界最高峰の1人。2位も5回経験がある。 <span class="paragraph-title">FW:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)</span> 左ウイングはメッシとともに現代サッカー界のトップに君臨するユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。メッシに次いで5度のバロンドール受賞歴があ理、2011年から9年連続最終候補3名に入っている。 <span class="paragraph-title">FW:ロナウド(ブラジル)</span> センターフォワードはバルセロナ、レアル・マドリー、インテル、ミランなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウドだ。バロンドールは1997年と2002年の2度受賞。ケガに悩まされるキャリアだったが、“フェノーメノ”の愛称の通り、全盛期は誰も止められないプレーを披露し数多くのゴールを奪った。 ◆バロンドール・ドリームチーム GK:レフ・ヤシン DF:カフー、フランツ・ベッケンバウアー、パオロ・マルディーニ MF:ローター・マテウス、チャビ・エルナンデス MF:ペレ、ディエゴ・マラドーナ FW:リオネル・メッシ、ロナウド、クリスティアーノ・ロナウド 2020.12.15 10:40 Tue4
黄金期を回顧、名門・ミランの復権は“計画”と“設計”にあり
かつては、世界屈指のビッグクラブとして数えられ、インテルやユベントスらとイタリアサッカー界を牽引する存在であったミラン。しかし、ここ数年でその立ち位置は大きく変化した。 イタリアの首相も務めたシルヴィオ・ベルルスコーニ氏がクラブを買収し会長に就任した1986年から、実力も知名度もある選手を獲得し、黄金期を築いたミランだったが、90年代後半に低迷。2010年代に入ってからは凋落の一途を辿ると、タイや中国の実業家がオーナーとなっても復権の兆しは見えてこない。 常に優勝を争っていた80年代後半から90年代前半と、現在のミランの間には大きな隔たりがある。それは、長期的な“計画”と明確な“設計”と言って良いだろう。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆世界最高峰の守備陣+オランダ三銃士の登場</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190926milan_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 黄金期のミランを支えたもの。その1つが、世界最高峰の守備陣だ。 ミランというクラブを思い浮かべた時、多くの人が名前を挙げるのがDFフランコ・バレージとDFパオロ・マルディーニではないだろうか。それぞれが背負った「6」と「3」の背番号は、クラブの永久欠番となっている。(ちなみに、マルディーニの「3」は息子のクリスティアンのみ着用可能) 共にミラン下部組織出身のバレージとマルディーニは、長年にわたってチームのディフェンスラインを支えた。バレージは、1977年から1997年、マルディーニは1985年から2009年。ともに20年以上のプロキャリアをミランのみに捧げ、名実ともにチームの“象徴”としてプレーを続けた。 マルディーニがトップチームに加わったのと時を同じくして、前述の通りベルルスコーニ氏がクラブを買収。ここから、チームの黄金期が築かれていく。 大きな変化の1つは、豊富な資金を手にしたことだ。ベルルスコーニ会長就任から2シーズン目の1987-88シーズンには、後にサッカー界に革命を起こすアリゴ・サッキ氏を監督に招へい。さらに、PSVからルート・フリット、アヤックスからマルコ・ファン・バステンとオランダ代表を支えていた2人を獲得。また、後により強固な守備陣を形成するアレッサンドロ・コスタクルタや後に監督に就任するカルロ・アンチェロッティも獲得し、チームの戦力アップを図った。 サッキ監督が掲げた“プレッシングサッカー”は、欧州のサッカー界を席巻する。高い位置から相手にプレスをかけ、ボールを奪い切ったらショートカウンターで一気にゴールを目指すスタイルは、バレージ、マルディーニを中心とした強固な守備陣と、ファン・バステン、フリットらの攻撃陣が共鳴し、わずか2敗で9シーズンぶりのスクデットを獲得したのだ。<div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://sakatsuku-rtw.sega.com/&c=sega_20190926_1" terget="_blank">≪『サカつくRTW』はこちら≫</a><hr></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆長期の計画で構築された黄金期</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190926milan_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 選手たちの能力が高いことも去ることながら、ここで注目すべきなのはベルルスコーニ氏が掲げた計画がチームに変革をもたらせたと言って良いだろう。 資金を投じて、チームを2つ編成できるほどの戦力を整えていくミランは、セリエAを制した翌シーズンにレアル・サラゴサからオランダ代表MFフランク・ライカールトを獲得。これにより、ファン・バステン、フリット、ライカールトの“オランダトリオ”が形成された。 セリエAでは3位に終わったものの、UEFAチャンピオンズカップ(後のチャンピオンズリーグ)では20シーズンぶりに優勝を成し遂げていた。 チーム作りの変革として招へいしたサッキ監督の下、ミランの強さは増大していく。戦力バランスがより整ったことはヨーロッパで戦う力をも与え、1988-89シーズンのチャンピオンズカップでは準決勝でレアル・マドリーを5-0、決勝でステアウア・ブカレストを4-0と粉砕。当時のステアウア・ブカレストは、ルーマニアの英雄でもあるゲオルゲ・ハジを擁するチームであったが、ミランの前には為す術がなかった。 1989-90もチャンピオンズカップを制し、連覇を達成。大きな戦力変更は行わずに、継続したチーム作りを行えたことも大きいだろう。サッキ監督の下で積み上げたプレッシング戦術の浸透、そして旬な選手を適材適所で確保したことが、黄金期形成に繋がったと言える。<div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://sakatsuku-rtw.sega.com/&c=sega_20190926_2” terget="_blank">≪『サカつくRTW』はこちら≫</a><hr></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆計画性と継続性の欠如が招いた低迷</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190926milan_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 一方で、現在のミランはどうだろうか。サッキ監督以降も、セリエAやチャンピオンズリーグのタイトルを獲得しているチームは、継続性があった。ファビオ・カペッロ監督時代(1991-1996)にはセリエA3連覇を含む4度の優勝とチャンピオンズリーグ制覇、カルロ・アンチェロッティ監督時代(2001-2009)にはセリエAで1度、コッパ・イタリアで1度、チャンピオンズリーグで2度タイトルを獲得している。 最後にタイトルを獲得した2010-11シーズンは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督時代(2010-2014)であり、退任後はチャンピオンズリーグにも出場しておらず、セリエAでも上位争いができていない状況だ。 近年は長期政権を築ける監督がおらず、アッレグリ監督が退任して以降は6シーズンで、現在のマルコ・ジャンパオロ監督が7人目。また、シニシャ・ミハイロビッチ監督(現ボローニャ)、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督(現フィオレンティーナ)ら、現在は他クラブで指揮を執る監督も1シーズンでチームを去っており、チーム作りが迷走したと言ってもいいだろう。 加えて、今シーズンのスカッドを見ても、最も長く在籍しているのは2014-15シーズンに加入したジャコモ・ボナヴェントゥーラで、今シーズンが6年目。5年以上在籍している選手もボナヴェントゥーラを含めて5名しかおらず、ここでも継続したチーム作りができているとは言えない。20年以上にわたって在籍した選手の例は、他クラブでもあまりないが、長期にわたってチームの屋台骨になっている選手はいない。 莫大な資金を投じて選手補強を行っても、効果的に使えたとは言えず、ベルルスコーニ氏が掲げたチーム作りのような“計画”と、チームを育てる上での“設計”がなされなければ、黄金期を再び築き上げることは難しくなるだろう。名門復権には、目先の結果以上に、長期的なビジョンが必要だ。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <hr> <div id="cws_ad">ミランの黄金期を支え、クラブの象徴としても名を馳せたフランコ・バレージとパオロ・マルディーニが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場! さらに、ハードワークをする“ファンタジスタ”として中盤を支えたズボニミール・ボバン、類まれな身体能力で攻撃だけでなく、守備でも貢献し、大事な試合でのゴールが印象的なダニエレ・マッサーロも投入されている。『サカつくRTW』をプレーしている人も、これからプレーする人も是非一度チェックしてみよう。 </div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://sakatsuku-rtw.sega.com/&c=sega_20190926_3” terget="_blank">≪『サカつくRTW』はこちら≫</a><hr></div> 2019.10.04 16:00 Fri5