ユナイテッドがデ・ゼルビ退任ブライトン撃破! 8位フィニッシュも連勝でFA杯決勝に弾み【プレミアリーグ】
2024.05.20 02:49 Mon
プレミアリーグ最終節、ブライトンvsマンチェスター・ユナイテッドが19日にアメックス・スタジアムで行われ、アウェイのユナイテッドが0-2で勝利した。なお、ブライトンのMF三笘薫は負傷欠場となった。
ホーム最終戦となった前節のニューカッスル戦で意地の勝利を収めた8位のユナイテッドだが、得失点差の悪さによって逆転での欧州出場権獲得は非常に困難な状況。10位のブライトンとのアウェイでのリーグ最終戦では、来週末に控えるFAカップ決勝のマンチェスター・ダービーに弾みを付ける白星を狙った。テン・ハグ監督はそのニューカッスル戦からエバンスに代えてマルティネスを起用した以外、同じスタメンを採用。ブルーノ・フェルナンデスが引き続きゼロトップを担った。
試合前日にデ・ゼルビ監督の今季限りでの退任も発表されたシーガルズの今季最終戦。立ち上がりから試合の主導権を握ったのはホームチームで、ボールを動かしながら相手を揺さぶると、12分にはボックス付近でバルコが得意の左足を振るが、ここはGKオナナの好守に遭う。
以降も効果的に攻撃をフィニッシュで完結させるブライトンは、セットプレーからウェブスターのヘディングシュート、32分にはボックス内に抜け出したジョアン・ペドロにビッグチャンスが舞い込むが、この決定機でシュートを枠の左に外してしまった。
一方、守勢を強いられたユナイテッドはガルナチョの仕掛けやボックス内に侵入したマクトミネイのシュートでゴールに迫るシーンはあったものの、攻守両面でいまひとつエンジンがかからないまま最低限のゴールレスで前半を終えた。
一方、ユナイテッドは60分付近でマルティネス、ブルーノ・フェルナンデスを下げてエバンス、ホイルンドを同時投入。さらに、69分にはアムラバトを下げてこれがクラブラストマッチとなるヴァランを投入し、カゼミロを中盤に上げる。
すると、直後の73分にはカゼミロのロングフィードに反応したダロトが中央でのランニングからDFに当たってボックス内にこぼれたボールをマイボールにし、冷静にGKとの一対一を制した。
先制直後にはアマド、メイヌーの若手2人を下げてラッシュフォード、エリクセンを投入し、逃げ切りを図りつつFAカップ決勝に向けてプレータイムをコントロール。
対するブライトンは81分に3枚替えを敢行し、アンス・ファティ、ランプティ、ギルモアとフレッシュな選手を投入。反撃を試みるが、後半立ち上がり以降はなかなか良い形を作れなかった。
すると、後半終了間際の88分には相手陣内中央でエリクセンとパス交換したホイルンドが馬力のある縦への仕掛けからボックス内に持ち込むと、最後は利き足とは逆の右足シュートをゴール左隅に流し込み、2戦連発となる決定的な2点目を奪った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、デ・ゼルビ体制ラストマッチのシーガルズを退けたユナイテッドが2連勝で今季リーグ戦を終了した。なお、プレミアリーグで最低順位の8位フィニッシュとなった赤い悪魔は、来季ヨーロッパ出場権獲得に向けて宿敵マンチェスター・シティとのFAカップ決勝に挑む。
ホーム最終戦となった前節のニューカッスル戦で意地の勝利を収めた8位のユナイテッドだが、得失点差の悪さによって逆転での欧州出場権獲得は非常に困難な状況。10位のブライトンとのアウェイでのリーグ最終戦では、来週末に控えるFAカップ決勝のマンチェスター・ダービーに弾みを付ける白星を狙った。テン・ハグ監督はそのニューカッスル戦からエバンスに代えてマルティネスを起用した以外、同じスタメンを採用。ブルーノ・フェルナンデスが引き続きゼロトップを担った。
試合前日にデ・ゼルビ監督の今季限りでの退任も発表されたシーガルズの今季最終戦。立ち上がりから試合の主導権を握ったのはホームチームで、ボールを動かしながら相手を揺さぶると、12分にはボックス付近でバルコが得意の左足を振るが、ここはGKオナナの好守に遭う。
一方、守勢を強いられたユナイテッドはガルナチョの仕掛けやボックス内に侵入したマクトミネイのシュートでゴールに迫るシーンはあったものの、攻守両面でいまひとつエンジンがかからないまま最低限のゴールレスで前半を終えた。
後半もブライトンペースの入りとなったが、立ち上がりのジョアン・ペドロ、ララナの連続決定機で決め切れず。
一方、ユナイテッドは60分付近でマルティネス、ブルーノ・フェルナンデスを下げてエバンス、ホイルンドを同時投入。さらに、69分にはアムラバトを下げてこれがクラブラストマッチとなるヴァランを投入し、カゼミロを中盤に上げる。
すると、直後の73分にはカゼミロのロングフィードに反応したダロトが中央でのランニングからDFに当たってボックス内にこぼれたボールをマイボールにし、冷静にGKとの一対一を制した。
先制直後にはアマド、メイヌーの若手2人を下げてラッシュフォード、エリクセンを投入し、逃げ切りを図りつつFAカップ決勝に向けてプレータイムをコントロール。
対するブライトンは81分に3枚替えを敢行し、アンス・ファティ、ランプティ、ギルモアとフレッシュな選手を投入。反撃を試みるが、後半立ち上がり以降はなかなか良い形を作れなかった。
すると、後半終了間際の88分には相手陣内中央でエリクセンとパス交換したホイルンドが馬力のある縦への仕掛けからボックス内に持ち込むと、最後は利き足とは逆の右足シュートをゴール左隅に流し込み、2戦連発となる決定的な2点目を奪った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、デ・ゼルビ体制ラストマッチのシーガルズを退けたユナイテッドが2連勝で今季リーグ戦を終了した。なお、プレミアリーグで最低順位の8位フィニッシュとなった赤い悪魔は、来季ヨーロッパ出場権獲得に向けて宿敵マンチェスター・シティとのFAカップ決勝に挑む。
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon2
中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か
マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon3
グリーンウッドがもうすぐパパに! 昨年の逮捕で選手生活ストップ中…今夏が人生の分岐点
選手キャリアがストップしている元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(21)。もうすぐパパになるようだ。 昨年1月、当時の恋人への暴行容疑などで逮捕され、現在に至るまで所属するマンチェスター・ユナイテッドに復帰できていないグリーンウッド。すでに起訴は取り下げられているが、復帰を巡っては現在もクラブ内に意見の相違があるとされている。 イギリス『サン』によると、ユナイテッドが今夏中にグリーンウッドを売却する可能性は低く、エリク・テン・ハグ監督も「再起のためにレンタル移籍させるべき」と主張。また、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が救いの手を差し伸べているともいわれている。 そんななか、グリーンウッドには妊娠中のガールフレンドがおり、この夏に第一子が誕生する予定とのこと。お相手は大学生で、以前には2人揃ってロンドンの5つ星ホテルに宿泊している様子が目撃されている。 このガールフレンドはつい先日、出産を控える妊婦を祝う安産祈願行事“ベビーシャワー”での写真をSNSに投稿。出産が近づいていることがよくわかる。 また、どうやら2人は結婚を考えているとのこと。グリーンウッドは愛する伴侶、生まれてくる我が子のためにも選手キャリアを立て直していかなくてはならない。今夏が人生の分岐点となるだろう。 2023.07.03 14:31 Mon4
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri5