何度目? 問題児イハッターレンがまたも契約解除へ…与えられた再起のチャンスを自ら潰し続ける22歳

2024.03.12 13:26 Tue
再起のチャンスを潰し続けるイハッターレン
Getty Images
再起のチャンスを潰し続けるイハッターレン
オランダ人MFモハメド・イハッターレン(22)がまたしても…。

非凡な才能と私生活の乱れが同居する問題児・イハッターレン。19歳でPSVからユベントスへ移籍も、その2年前に父親を亡くしたショックから歯車が狂い始めており、行方不明騒動、同じ女性への暴行容疑で2度の逮捕(2度目は嫌疑不十分)などなど、枚挙にいとまがないほどトラブルを起こしてきた。
したがって、これらはクラブ関係者から与えられた信頼をぶち壊すものとなる。

レンタル移籍に出すなどして辛抱強く見守ってくれたユベントスも最後は契約解除に躊躇せず、再起のチャンスを与えくれた昨夏加入のトルコ1部・サムスンスポルに対しては、なんと契約合意後に条件変更を要求して加入発表から数時間で契約解除に…。直前にはトルコの空港でファンから熱烈に加入を歓迎されるも、そんな彼らをイハッターレンは鮮やかなまでに裏切った。

そして今回、昨年12月に無所属状態から半年契約で加入したチェコの名門スラビア・プラハとの関係が悪化。オランダ『Voetbal International』によると、クラブ側がイハッターレンのプロ意識欠如を問題視…。未だ公式戦の出場がないなか、早期の契約解除に向けて選手側との協議を進めているという。
まだ22歳と若く、「今後の更生に期待」と言いたいところだが、残念ながらその兆しは今のところない。出場こそなかったが、オランダ代表に18歳で招集された2020年9月から4年弱…申し訳ないが、イハッターレンはそこから一歩たりとも前進していない。

モハメド・イハッターレンの関連記事

スラビア・プラハが元オランダ代表MFモハメド・イハッターレン(22)との契約解除を発表した。 スラビア・プラハは1日、昨年12月に半年契約で加入したばかりのイハッターレンに関し、「双方合意のもとで契約を解除しました」と発表し、同時に「彼は身近な環境や家族に近い場所でキャリアを続ける希望があり、我々はこれを全面的に受け入れました」と短く経緯を説明した。 再起のチャンスを自ら潰し続けるイハッターレン。 18歳でオランダ代表初招集、19歳でPSVからユベントスへ引き抜かれた才能の持ち主だが、行方不明騒動にマフィアとの黒い関係、同じ女性への暴行容疑で2度の逮捕(2度目は嫌疑不十分)などなど、トラブルは数えきれず。 辛抱強く“更生”を期待してくれたユベントスに見限られて昨夏で契約解除、すぐに手を差し伸べてくれたトルコ1部のサムスンスポルに対しては、加入リリース後に条件変更を求めて即日契約解除…ユベントスからアヤックスへレンタル移籍していた2022年4月を最後に、2年近くピッチにも立っていない。 そして、昨年12月に加入したスラビア・プラハ。2度あることは3度あると言うべきか、3月上旬から練習態度などを巡って首脳陣を怒らせているとの報道が出始め、とうとう4月1日付けで契約解除に。「双方合意」がクラブ側によるせめてもの配慮表現であることは想像に難くなく、結局、一度も公式戦でベンチ入りせずチェコを去ることになった。 まだ22歳と若く、どこかで自らを改めてほしいところだが、その兆しは今のところ見えず。このままでは、次の被害者が出てしまう。 2024.04.01 15:35 Mon
問題児として知られるオランダ人MFモハメド・イハッターレン(21)がチェコのスラビア・プラハに加入した。 スラビア・プラハは4日、イハッターレンが3年間の延長オプション付きの1年契約で加入したことを発表した。 2020年9月にオランダ代表招集歴もあるイハッターレンは2021年夏にPSVからユベントスに4年契約で加入。ただ、ユベントスでプレーすることはなく、サンプドリア、アヤックスにレンタル移籍した。 しかし、10代の頃に最愛の父を亡くし、それ以降メンタルに問題を抱えていた問題児はサンプドリアで無断帰国、行方不明騒動を起こし、昨年11月には元ガールフレンドへの脅迫容疑で逮捕。さらに2月には同じ女性への暴行容疑により、オランダ国内で再逮捕されていた。 その後、ユベントスとの契約を解除し、フリーとなっていたかつての神童は今年8月にトルコのサムスンスポルに加入。しかし、加入から数時間後には「合意した条件の変更など受け入れ難い要求」との理由でクラブから契約解除を言い渡されていた。 こういった数々の素行問題が確認されたなか、イハッターレンの獲得に踏み切ったスラビア・プラハは、「スラビアは彼に2度目のチャンスを与えたいと考えています。彼は自分自身の練習に取り組んでおり、プロフットボールに戻りたいと考えています。彼には家族的な背景があり、成功への大きな動機があります」と、獲得の経緯を説明した。 ただ、クラブとして問題児との契約のリスクは考慮しており、契約は主にパフォーマンスベースとなり、ファーストチームでの出場数などに応じて給与の金額や延長オプション行使の有無が決定されるという。 21歳という若さではあるものの、さすがにスラビア・プラハでも問題を起こすようなことがあれば、今後プロキャリアを継続していくことはかなり困難となるだけに、リスク承知で受け入れてくれたプラハの名門でのイハッターレンの更生、再起を心から願いたい。 2023.12.05 06:00 Tue
オランダ人MFモハメド・イハッターレン(21)が新天地サムスンスポルをわずか数時間で去った。 先月28日にユベントスとの契約解除が発表されたイハッターレン。PSV時代に脚光を浴びた大器は10代で父親を亡くして以降、メンタル面に問題を抱えているとされ、ユベントス時代はレンタル先のサンプドリアで行方不明騒動を起こし、昨年11月と今年2月には同じ女性への暴行容疑で2度逮捕されている。 結局、一度もユニフォームに袖を通すことなく、イタリア屈指の名門を去ることとなったが、今月3日には昨シーズンのトルコ2部リーグで優勝し、今シーズンからスュペル・リグ(トルコ1部)で戦うサムスンスポルがイハッターレンの加入を発表。4年契約を結び、キャリアの再起に向けた新天地をしっかり見つけていた。 ところが、サムスンスポルは同日夜にイハッターレンとの契約解除を発表した。 「私たちはイハッターレンと契約に合意し、彼に書類にサインしてもらい、メディカルチェックのためにこの街へ来てもらいました。ですが、合意した条件の変更など受け入れ難い要求をして来たため、加入を断念したことをお知らせします」 加入発表直前には空港でサムスンスポルのファンから熱烈な歓迎を受ける様子もSNSで広がっていたイハッターレン。まだ21歳と若く、キャリアを立て直すチャンスは十分にあると言って良いだろうが、自分自身が変わらなければこの先も同じような道を辿ることになるのではないだろうか。 2023.08.04 15:23 Fri
ユベントスを退団したオランダ人MFモハメド・イハッターレン(21)の新天地がトルコのサムスンスポルに決定した。 サムスンスポルは3日、イハッターレンが2027年6月30日までの4年契約で加入したことを発表した。 2020年9月にオランダ代表招集歴のあるイハッターレンは2021年夏にPSVからユベントスに4年契約で加入。ただ、ユベントスでプレーすることはなく、これまでサンプドリアやアヤックスにレンタル移籍していた。 しかし10代の頃に最愛の父を亡くし、それ以降メンタルに問題を抱えているとされ、様々な問題を起こしている。サンプドリアでは無断帰国、行方不明騒動を起こし、昨年11月には元ガールフレンドへの脅迫容疑で逮捕。さらに2月には同じ女性への暴行容疑により、オランダ国内で再逮捕されていた。 その後、先月末にユベントスとの契約を解除し、フリーの状態となっていたかつての神童はトルコで再起を図ることになった。 なお、昨シーズンのTFF1.リグ(トルコ2部)を優勝したサムスンスポルは、2011-12シーズン以来のスュペル・リグでの戦いとなる。 ちなみに同クラブには昨シーズンまでウニオン・ベルリンに在籍したオランダ人DFリック・ファン・ドロンゲレン、かつてザスパクサツ群馬やアルビレックス新潟でプレーしたブラジル人FWドウグラス・タンキ、元モロッコ代表MFユセフ・アイ・ベナセルらが在籍している。 2023.08.03 14:49 Thu
ユベントスは28日、オランダ人MFモハメド・イハッターレン(21)との契約を解除したことを発表した。 2020年9月にオランダ代表招集歴のあるイハッターレンは2021年夏にPSVからユベントスに4年契約で加入。ただ、ユベントスでプレーすることはなくこれまでサンプドリアやアヤックスにレンタル移籍していた。 しかし10代の頃に最愛の父を亡くし、それ以降メンタルに問題を抱えているとされ、様々な問題を起こしている。サンプドリアでは無断帰国、行方不明騒動を起こし、昨年11月には元ガールフレンドへの脅迫容疑で逮捕。さらに2月には同じ女性への暴行容疑により、オランダ国内で再逮捕されていた。 マフィアとの関係性も指摘されるなど、輝かしい未来が待っていると思われたPSVでの活躍から一転、キャリアの岐路に立たされている。 2023.07.28 23:50 Fri

モハメド・イハッターレンの人気記事ランキング

1

サンプドリア、ユーベからイハッターレン&ドラグシンをレンタル!

サンプドリアは31日、ユベントスからオランダ代表MFモハメド・イハッターレン(19)と、U-21ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(19)の2選手をレンタル移籍で獲得した。 PSV生え抜きの攻撃的MFであるイハッターレンは、同日にユベントスに5年契約での加入が決定。しかし、獲得前の段階で定期的に出場機会を与えることを優先していたユベントスは、サンプドリアへのレンタル移籍を打診していた。 一方、母国のレガール・ブカレストから2018年にユベントスのプリマヴェーラに加入したドラグシンは、191cmのセンターバック。これまではセリエCに属するユベントスU-23を主戦場としてきたが、昨年12月に行われたチャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦でトップチームデビューを飾り、ここまで公式戦4試合に出場している。 2021.09.01 00:07 Wed
2

2度あることは3度ある…イハッターレンがチェコ名門と契約解除、クラブ関係者の恩を仇で返し続ける22歳

スラビア・プラハが元オランダ代表MFモハメド・イハッターレン(22)との契約解除を発表した。 スラビア・プラハは1日、昨年12月に半年契約で加入したばかりのイハッターレンに関し、「双方合意のもとで契約を解除しました」と発表し、同時に「彼は身近な環境や家族に近い場所でキャリアを続ける希望があり、我々はこれを全面的に受け入れました」と短く経緯を説明した。 再起のチャンスを自ら潰し続けるイハッターレン。 18歳でオランダ代表初招集、19歳でPSVからユベントスへ引き抜かれた才能の持ち主だが、行方不明騒動にマフィアとの黒い関係、同じ女性への暴行容疑で2度の逮捕(2度目は嫌疑不十分)などなど、トラブルは数えきれず。 辛抱強く“更生”を期待してくれたユベントスに見限られて昨夏で契約解除、すぐに手を差し伸べてくれたトルコ1部のサムスンスポルに対しては、加入リリース後に条件変更を求めて即日契約解除…ユベントスからアヤックスへレンタル移籍していた2022年4月を最後に、2年近くピッチにも立っていない。 そして、昨年12月に加入したスラビア・プラハ。2度あることは3度あると言うべきか、3月上旬から練習態度などを巡って首脳陣を怒らせているとの報道が出始め、とうとう4月1日付けで契約解除に。「双方合意」がクラブ側によるせめてもの配慮表現であることは想像に難くなく、結局、一度も公式戦でベンチ入りせずチェコを去ることになった。 まだ22歳と若く、どこかで自らを改めてほしいところだが、その兆しは今のところ見えず。このままでは、次の被害者が出てしまう。 2024.04.01 15:35 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly