オレグ・ルズニー Oleh LUZHNY

ポジション 監督
国籍 ウクライナ
生年月日 1968年08月05日(55歳)
利き足
身長
体重
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アーセナルでも活躍した元ウクライナ代表DF、イギリスでの指導者目指すも悲痛な訴え「この戦争を終わらせる必要がある」

現役時代はアーセナルでもプレーした元ウクライナ代表DFのオレグ・ルズニー氏が、現状を訴えた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 旧ソ連、現在はウクライナの年であるリヴィウで生まれたルズニー氏。SKAリヴィウでキャリアをスタートさせると、その後は名門ディナモ・キエフでプレー。1999年7月にアーセナルへと完全移籍した。 右サイドバックとしてプレーしたルズニーは、元カメルーン代表DFローレンとポジションを争いながらも、公式戦109試合に出場。2003年7月にウォルバーハンプトンへと完全移籍すると、その後ラトビアのヴェンタへと移籍し、2006年5月に現役を引退した。 ソ連代表として8試合、ウクライナ代表としても52試合に出場するなど、ウクライナを代表する選手の1人として知られるルズニー。引退後は、古巣のディナモ・キエフでアシスタントコーチや暫定監督などを務めるなどし、2019年8月までディナモ・キエフでアシスタントコーチを務めていた。 現在は、現役時代を過ごしたイングランドで指導者になることを目指していたが、今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻でその夢を一旦閉ざすことに。26日には、仮設の防空壕で過ごし、状況を『スカイ・スポーツ』に伝えた。 「状況は恐ろしい」 「私はイギリスで指導者になりたいのだが、何よりもまず、しっかりと立ち、国民、国、民主主義のために戦う」 「罪のない命が奪われ、家族が引き裂かれ、すぐに終わることを我々は望んでいる。侵略され、破壊された国は、全て何のためだったのか。我々は一体となって、この戦争を終わらせる必要がある」 メッセージアプリを通じて訴えかけてきたルズニー。同じように、夢を諦めざるを得なくなっている人々は多いだろう。今は無事を祈るのみだ。 2022.02.27 22:33 Sun
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