ブルーノ・フェルナンデス Bruno FERNANDES

ポジション DF
国籍 ギニアビサウ
生年月日 1978年11月06日(45歳)
利き足
身長 184cm
体重 79kg
ニュース
ニュース一覧

【プレミアリーグ第35節プレビュー】今季2度目のノースロンドンダービー! シティはフォレスト相手に5連勝狙う

先週末に行われた変則開催の第34節はアーセナルとリバプールがいずれも快勝。ただ、ミッドウィーク開催となった第29節延期分はアーセナル、マンチェスター・シティが勝利した一方、リバプールがマージーサイド・ダービーで痛恨の敗戦。三つ巴の争いから一歩後退する形となった。 昨シーズンに続きアーセナルとシティの一騎打ちの様相を呈す最終盤のリーグタイトル争いにおいて、今節はその行方を左右するノースロンドン・ダービーが開催される。 5位のトッテナム(勝ち点60)は、13日に行われた前々節でニューカッスル戦相手に0-4で敗戦し、2年連続セント・ジェームズ・パークで惨敗。4位のアストン・ビラ(勝ち点66)との暫定勝ち点差が6ポイントに広がった。後半戦に入って以降、対戦相手の徹底した対策を上回ることができず、勝ち点3奪取に苦戦。現状でも自力でのトップ4フィニッシュの可能性は残しているが、3強に加えてチェルシーとのダービーを残すなどアストン・ビラに比べて厳しい日程となっており、ここからの逆転は至難の業だ。その最終盤の重要な戦いに弾みを付けると共に、宿敵の優勝阻止を狙う上でホーム開催のダービーでの勝利は必須だ。 対するアーセナル(勝ち点77)は前節、ウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに2-0の完勝。さらに、第29節延期分ではホーム開催のチェルシーとのダービーに5-0の歴史的大勝。DFホワイトとMFハヴァーツの2ゴール共演など5ゴールを挙げた上、相手に一矢報いることも許さない完璧なパフォーマンスを披露。70分過ぎに多くの主力をベンチに下げる余裕の采配もみせ、今回のダービーに万全の状態で臨む構えだ。現状ではシティの取りこぼしが逆転優勝に必須となるが、このダービーを制することができれば、マンチェスター・ユナイテッド戦を除き比較的勝ち点3獲得が容易な相手と対戦するため、敵地での大一番を制して望みを繋げたいところだ。 スパーズの後押しを期待しつつ、今節での首位浮上を目指すマンチェスター・シティ(勝ち点76)は、残留圏内ギリギリの17位に位置するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームでリーグ5連勝を狙う。先週末はMFベルナルド・シウバのゴールによってチェルシーとのFAカップ準決勝を1-0で制したグアルディオラのチームは、第29節延期分ではブライトンとのアウェイゲームに4-0で完勝。DFウォーカーの2アシストにMFフォーデンの2ゴールなど自慢の攻撃が機能し、リーグ戦では4試合ぶりのクリーンシートも達成した。残留に向けてなりふり構わぬ戦いを見せるフォレストとのアウェイゲームは決して簡単な試合とはならないが、現状のパフォーマンスを鑑みれば確実に勝ち点3を敵地から持ち帰る可能性は高そうだ。 その2強の取りこぼしを期待しつつ、わずかな逆転優勝の可能性に賭ける3位のリバプール(勝ち点74)は、8位のウェストハムとのアウェイゲームに臨む。第29節延期分のエバートンとのマージーサイド・ダービーでは課題の決定力不足に加え、セットプレーの拙い守備から2ゴールを奪われて敵地グディソン・パークで0-2の完敗となった。その厳しい敗戦から中2日のランチタイムキックオフという過酷な状況で臨む、難敵ハマーズとのアウェイゲームではFWサラーやFWヌニェスら攻撃陣の奮起に期待しつつ、バウンスバックの勝利を期待したい。フェイエノールトのスロット監督招へいへ大きな進展が見られる中、スタメン復帰も見込まれるMF遠藤航ら新指揮官に向けた各選手のアピールにも注目だ。 週明けにカンファレンスリーグ(ECL)準決勝のオリンピアコス戦を控える4位のアストン・ビラは、9位のチェルシーとのビッグマッチに臨む。前節はボーンマス相手に先制を許したものの、FWロジャーズ、FWディアビ、FWベイリーと2列目のアタッカー陣のゴールによって3-1の逆転勝利。2連勝でトッテナムとの勝ち点差を広げることに成功。エースFWワトキンスの抜群の存在感に加え、駒が揃う守備陣の安定感が光る。 対するチェルシーはFAカップ準決勝敗退に加え、第29節延期分ではアーセナルに屈辱の惨敗を喫して公式戦連敗。今季無冠が確定すると共に、来季のヨーロッパ出場権争いにおいても崖っぷちの状況だ。今回の一戦に向けてはコンディション不良でダービーを欠場したMFパーマーの復帰は朗報だが、MFエンソ・フェルナンデスがヘルニアの手術で今季終了、MFチュクエメカ、FWスターリングが新たに負傷と、引き続き厳しい台所事情での戦いとなる。難所ビラ・パークでの一戦は厳しい戦いとなるが、公式戦連敗ストップへ気概を示したい。 FAカップ優勝と共にリーグ戦でのEL出場権確保を目指す6位のマンチェスター・ユナイテッドは、降格圏の19位バーンリー相手に久々のリーグ連勝を狙う。チャンピオンシップ(2部)のコヴェントリー・シティ相手に3点差を追いつかれる失態を演じながらも、PK戦を制して宿敵シティが待つFAカップ決勝に駒を進めた赤い悪魔。また、第29節延期分では最下位のシェフィールド・ユナイテッドに2度先行を許す不甲斐ない戦いに終始したものの、MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍で4-2と逆転勝利し、リーグ5戦ぶりの白星を収めた。前節、そのブレイズとの裏天王山に快勝して残留への望みを繋いだバーンリーとのホームゲームでは一部主力の復帰が見込まれる中、確実に勝ち点3を取り切りたい。 残留争いではシェフィールド・ユナイテッドに今節での降格の可能性。7位のニューカッスル戦で勝ち点3を逃した場合、残り試合すべてで勝利しても最多勝ち点は「25」となるため、17位のフォレスト(勝ち点26)に新たな勝ち点剥奪処分といった処分が科されない限り、逆転は不可能となる。その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートン・タウン(勝ち点25)は、12位のウォルバーハンプトンから何とか勝ち点3をもぎ取ってシティ戦で取りこぼし濃厚なフォレストを上回りたいところだ。 ◆プレミアリーグ第35節 ▽4/27(土) 《20:30》 ウェストハム vs リバプール 《23:00》 フルアム vs クリスタル・パレス マンチェスター・ユナイテッド vs バーンリー ニューカッスル vs シェフィールド・ユナイテッド ウォルバーハンプトン vs ルートン・タウン 《25:30》 エバートン vs ブレントフォード 《28:00》 アストン・ビラ vs チェルシー ▽4/28(日) 《22:00》 ボーンマス vs ブライトン トッテナム vs アーセナル 《24:30》 ノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・シティ 2024.04.27 12:00 Sat

【プレミアリーグ第35節プレビュー】今季2度目のノースロンドンダービー! シティはフォレスト相手に5連勝狙う

先週末に行われた変則開催の第34節はアーセナルとリバプールがいずれも快勝。ただ、ミッドウィーク開催となった第29節延期分はアーセナル、マンチェスター・シティが勝利した一方、リバプールがマージーサイド・ダービーで痛恨の敗戦。三つ巴の争いから一歩後退する形となった。 昨シーズンに続きアーセナルとシティの一騎打ちの様相を呈す最終盤のリーグタイトル争いにおいて、今節はその行方を左右するノースロンドン・ダービーが開催される。 5位のトッテナム(勝ち点60)は、13日に行われた前々節でニューカッスル戦相手に0-4で敗戦し、2年連続セント・ジェームズ・パークで惨敗。4位のアストン・ビラ(勝ち点66)との暫定勝ち点差が6ポイントに広がった。後半戦に入って以降、対戦相手の徹底した対策を上回ることができず、勝ち点3奪取に苦戦。現状でも自力でのトップ4フィニッシュの可能性は残しているが、3強に加えてチェルシーとのダービーを残すなどアストン・ビラに比べて厳しい日程となっており、ここからの逆転は至難の業だ。その最終盤の重要な戦いに弾みを付けると共に、宿敵の優勝阻止を狙う上でホーム開催のダービーでの勝利は必須だ。 対するアーセナル(勝ち点77)は前節、ウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに2-0の完勝。さらに、第29節延期分ではホーム開催のチェルシーとのダービーに5-0の歴史的大勝。DFホワイトとMFハヴァーツの2ゴール共演など5ゴールを挙げた上、相手に一矢報いることも許さない完璧なパフォーマンスを披露。70分過ぎに多くの主力をベンチに下げる余裕の采配もみせ、今回のダービーに万全の状態で臨む構えだ。現状ではシティの取りこぼしが逆転優勝に必須となるが、このダービーを制することができれば、マンチェスター・ユナイテッド戦を除き比較的勝ち点3獲得が容易な相手と対戦するため、敵地での大一番を制して望みを繋げたいところだ。 スパーズの後押しを期待しつつ、今節での首位浮上を目指すマンチェスター・シティ(勝ち点76)は、残留圏内ギリギリの17位に位置するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームでリーグ5連勝を狙う。先週末はMFベルナルド・シウバのゴールによってチェルシーとのFAカップ準決勝を1-0で制したグアルディオラのチームは、第29節延期分ではブライトンとのアウェイゲームに4-0で完勝。DFウォーカーの2アシストにMFフォーデンの2ゴールなど自慢の攻撃が機能し、リーグ戦では4試合ぶりのクリーンシートも達成した。残留に向けてなりふり構わぬ戦いを見せるフォレストとのアウェイゲームは決して簡単な試合とはならないが、現状のパフォーマンスを鑑みれば確実に勝ち点3を敵地から持ち帰る可能性は高そうだ。 その2強の取りこぼしを期待しつつ、わずかな逆転優勝の可能性に賭ける3位のリバプール(勝ち点74)は、8位のウェストハムとのアウェイゲームに臨む。第29節延期分のエバートンとのマージーサイド・ダービーでは課題の決定力不足に加え、セットプレーの拙い守備から2ゴールを奪われて敵地グディソン・パークで0-2の完敗となった。その厳しい敗戦から中2日のランチタイムキックオフという過酷な状況で臨む、難敵ハマーズとのアウェイゲームではFWサラーやFWヌニェスら攻撃陣の奮起に期待しつつ、バウンスバックの勝利を期待したい。フェイエノールトのスロット監督招へいへ大きな進展が見られる中、スタメン復帰も見込まれるMF遠藤航ら新指揮官に向けた各選手のアピールにも注目だ。 週明けにカンファレンスリーグ(ECL)準決勝のオリンピアコス戦を控える4位のアストン・ビラは、9位のチェルシーとのビッグマッチに臨む。前節はボーンマス相手に先制を許したものの、FWロジャーズ、FWディアビ、FWベイリーと2列目のアタッカー陣のゴールによって3-1の逆転勝利。2連勝でトッテナムとの勝ち点差を広げることに成功。エースFWワトキンスの抜群の存在感に加え、駒が揃う守備陣の安定感が光る。 対するチェルシーはFAカップ準決勝敗退に加え、第29節延期分ではアーセナルに屈辱の惨敗を喫して公式戦連敗。今季無冠が確定すると共に、来季のヨーロッパ出場権争いにおいても崖っぷちの状況だ。今回の一戦に向けてはコンディション不良でダービーを欠場したMFパーマーの復帰は朗報だが、MFエンソ・フェルナンデスがヘルニアの手術で今季終了、MFチュクエメカ、FWスターリングが新たに負傷と、引き続き厳しい台所事情での戦いとなる。難所ビラ・パークでの一戦は厳しい戦いとなるが、公式戦連敗ストップへ気概を示したい。 FAカップ優勝と共にリーグ戦でのEL出場権確保を目指す6位のマンチェスター・ユナイテッドは、降格圏の19位バーンリー相手に久々のリーグ連勝を狙う。チャンピオンシップ(2部)のコヴェントリー・シティ相手に3点差を追いつかれる失態を演じながらも、PK戦を制して宿敵シティが待つFAカップ決勝に駒を進めた赤い悪魔。また、第29節延期分では最下位のシェフィールド・ユナイテッドに2度先行を許す不甲斐ない戦いに終始したものの、MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍で4-2と逆転勝利し、リーグ5戦ぶりの白星を収めた。前節、そのブレイズとの裏天王山に快勝して残留への望みを繋いだバーンリーとのホームゲームでは一部主力の復帰が見込まれる中、確実に勝ち点3を取り切りたい。 残留争いではシェフィールド・ユナイテッドに今節での降格の可能性。7位のニューカッスル戦で勝ち点3を逃した場合、残り試合すべてで勝利しても最多勝ち点は「25」となるため、17位のフォレスト(勝ち点26)に新たな勝ち点剥奪処分といった処分が科されない限り、逆転は不可能となる。その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートン・タウン(勝ち点25)は、12位のウォルバーハンプトンから何とか勝ち点3をもぎ取ってシティ戦で取りこぼし濃厚なフォレストを上回りたいところだ。 ◆プレミアリーグ第35節 ▽4/27(土) 《20:30》 ウェストハム vs リバプール 《23:00》 フルアム vs クリスタル・パレス マンチェスター・ユナイテッド vs バーンリー ニューカッスル vs シェフィールド・ユナイテッド ウォルバーハンプトン vs ルートン・タウン 《25:30》 エバートン vs ブレントフォード 《28:00》 アストン・ビラ vs チェルシー ▽4/28(日) 《22:00》 ボーンマス vs ブライトン トッテナム vs アーセナル 《24:30》 ノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・シティ 2024.04.27 12:00 Sat

負傷者多数のユナイテッド、ラッシュフォード&マクトミネイも状態懸念

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、2選手の欠場の可能性について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 先日行われたFAカップ準決勝では、チャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリー・シティ相手に3点差を追いつかれ、延長戦とPK戦の末に辛くもファイナル進出を決めたユナイテッド。プレミアリーグでも4試合勝ちなしと苦しい状況が続く中、24日には第29節延期分のシェフィールド・ユナイテッド戦に臨む。 最終ラインを中心に負傷者に悩まされているテン・ハグ監督は、コヴェントリー戦でブラジル代表MFカゼミロをセンターバックで起用。シェフィールド・ユナイテッド戦も引き続きカゼミロがCBに入ると見られる。 また、テン・ハグ監督はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの状態が不安だと前日会見でコメント。アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスも万全ではないというが、こちらはプレー可能なようだ。 「ガルナチョには問題があったからあの試合(コヴェントリー戦)では交代させた。だが、彼は大丈夫だと思う」 「スコット・マクトミネイについては今日判断しなければならない。状態がとても疑わしい。マーカス・ラッシュフォードの状態も怪しい。ブルーノ・フェルナンデスは手に問題があったが、彼は出場可能だと思う」 「そのため、明日の試合に向けてはいくつかの懸念がある」 2024.04.24 15:57 Wed

負傷者多数のユナイテッド、ラッシュフォード&マクトミネイも状態懸念

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、2選手の欠場の可能性について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 先日行われたFAカップ準決勝では、チャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリー・シティ相手に3点差を追いつかれ、延長戦とPK戦の末に辛くもファイナル進出を決めたユナイテッド。プレミアリーグでも4試合勝ちなしと苦しい状況が続く中、24日には第29節延期分のシェフィールド・ユナイテッド戦に臨む。 最終ラインを中心に負傷者に悩まされているテン・ハグ監督は、コヴェントリー戦でブラジル代表MFカゼミロをセンターバックで起用。シェフィールド・ユナイテッド戦も引き続きカゼミロがCBに入ると見られる。 また、テン・ハグ監督はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの状態が不安だと前日会見でコメント。アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスも万全ではないというが、こちらはプレー可能なようだ。 「ガルナチョには問題があったからあの試合(コヴェントリー戦)では交代させた。だが、彼は大丈夫だと思う」 「スコット・マクトミネイについては今日判断しなければならない。状態がとても疑わしい。マーカス・ラッシュフォードの状態も怪しい。ブルーノ・フェルナンデスは手に問題があったが、彼は出場可能だと思う」 「そのため、明日の試合に向けてはいくつかの懸念がある」 2024.04.24 15:57 Wed

「奇妙な試合」2部相手に3点リードを追いつかれPKまで追い込まれたユナイテッド、テン・ハグ監督は決勝へ意気込み「勝ちたい。チャンスはある」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、コヴェントリー・シティとの試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 21日、FAカップ準決勝でユナイテッドはコヴェントリーと対戦した。 チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うコヴェントリーとの試合。実力差がある中での戦いは、前半のうちにスコット・マクトミネイ、ハリー・マグワイアのゴールデリードを2点奪う。 さらに、59分にはブルーノ・フェルナンデスにもゴールが生まれてリードは3点に。余裕を持って戦えると思われたが、71分に失点すると、79分にも失点。さらに後半アディショナルタイムにはPKを与え、これも決められ、まさかの3点差を追いつかれる結果となった。 その後、延長戦でも決着はつかず、PK戦にもつれこむと、2-4でなんとか勝利。マンチェスター・シティの待つ決勝へと駒を進めた。 完全に試合を掌握しながらも、終盤に連続で3失点。勝ち上がったものの、不安定な試合となった中、テン・ハグ監督は複雑だとコメント。決勝進出は喜んだものの、勝たなければいけないと気を引き締めた。 「複雑な心境だ。我々のやり方は良かったとは言えない。もっと上手くマネジメントするべきだったが、素晴らしいパフォーマンスだった」 「試合を分析すると、我々は75分間コントロールしたが、その後、彼らに試合に戻ることを許してしまった。決勝進出という成果には満足できるし、とても大きなことだ」 「ユナイテッドは過去20シーズンでFAカップ決勝に5度も出場している。今は2年間で2回出場している。でも、決勝で勝たなければいけない。我々が100%取り組んでいれば、それが可能となる」 試合の内容についてもコヴェントリーの粘りを称えつつ、結果として勝ち上がれた選手の努力を称賛した。 「信じられない試合であり、奇妙な試合でもあった。我々は長い時間完全にコントロールしていたが、試合の最後の部分で失点してしまった。我々はPK戦に勝利する回復力を見せた」 「75分間はコントロールを保ったし、コヴェントリーの最後の15分間のパフォーマンスを称賛するために多くのことを話しているが。まずは自分たちを勝者の立場に置く必要がある」 「我々はミスを犯し、責任を果たせなかったが、最後まで立ち直る力と、PK戦に勝つ決意を示さなければならなかった」 これで2年連続の決勝進出。昨シーズンはEFLカップを優勝したものの、FAカップではシティに敗れて準優勝に。1年越しのリベンジとなる中、しっかりと勝ちたいと意気込んだ。 「勝ちたい。世界最高のチームと対戦するが、この決勝で勝つチャンスは十分にあると確信している」 「チャンスはある。それを今シーズンは証明した。今シーズンは浮き沈みが激しかった。でも、FAカップで優勝したからといって、成功したというわけではない」 「我々は2年間で3度決勝に進出している、それは良いことだが、今シーズンは多くの挫折も経験した。ケガ人も多く、彼らが決勝に戻ってくることを願っているが、我々が信じているメンバーで臨めば、トロフィーを獲得するチャンスはある」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】激闘! ユナイテッドが苦戦しながらもPK戦で決勝進出</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="nNEKLt6ltjc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】互いに譲らない白熱のPK戦! ユナイテッドvsコヴェントリー</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="nNEKLt6ltjc";var video_start = 710;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.22 13:35 Mon

4戦未勝利のユナイテッド、テン・ハグ監督はチームに一貫性求める「もっとうまくやるべきだった」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が引き分けに終わったボーンマス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 逆転でのトップ4フィニッシュを目指す6位ユナイテッドは、プレミアリーグで3試合勝ちなしの中、13日の第32節でボーンマスと対戦。序盤の先制を許すも、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのゴールで追いついたが、すぐさま追加点を許し、1点ビハインドで試合を折り返した。 後半にはイングランド代表MFコビー・メイヌーのシュートが相手のハンドを誘いPKを獲得。これをブルーノ・フェルナンデスが決めて再び追いついたが、あわやPK献上のピンチを迎えながら最後まで勝ち越しゴールも奪えず、2-2のドロー決着となった。 試合後、テン・ハグ監督は多くのチャンスを許してしまった前半の内容を反省。ハーフタイムを経て修正できたと振り返っている。 「我々のチームには立ち直る力やキャラクターがある。我々は勝ちたい。そして我々は2度劣勢から反撃したが、それでも劣勢に立たされてしまった。全くもって不必要なことだ。ボールを失ってはいけないところで3回も失ってしまった」 「我々は必ずしも組織的ではなかった。特に右サイドだ。多少のギャップがあり、相手はそこから利益を得ることができた。我々はもっとうまくやるべきだった」 「後半は良くなった。より責任を負うようになり、サイドも抑えた。後半は2つのことを指示した。1つは、チャンスを作るためにフォーメーションやポジションを乱さず、不安定にならないこと。もう1つは守備の面で自分の仕事をすることだった」 しかし、4試合連続未勝利で7位に後退し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏から遠のく結果に。テン・ハグ監督がチームに求めるのは、1試合通じての奮闘だ。 「この結果は十分ではない。それはわかっている。シーズン終盤に差し掛かってこの結果は十分ではないことはわかっている。そして実際、我々は今日もこれ以上の結果に値しなかった」 「前半にあれだけのチャンスを許せば、チームとしてそれ以上の価値はない。主導権を握らなければならない。チャンスを与えてはいけない。試合をコントロールし、自分のためにゴールを決めなければならない」 「我々は今、問題を抱えているが、自分たちのレベルでプレーしているし、自分たちのレベルにおいてはとても良いプレーができている。しかし、アディショナルタイムまで試合全体を通じてそれをやらなければならない。今日は違った。劣勢に立たされて反撃することになった」 2024.04.14 10:23 Sun

「とにかく全勝する気持ちで」熾烈なプレミア優勝争いを経験している遠藤航、アーセナル&シティとのタイトルレースに「最後優勝できるようにやる」

リバプールの日本代表MF遠藤航が、マンチェスター・ユナイテッドとの伝統の一戦を振り返った。 7日、プレミアリーグ第32節でリバプールはアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。前節は負傷の影響でメンバー外となった遠藤は先発に復帰を果たした。 勝利しなければ首位の座をアーセナルに明け渡すことになる中、遠藤はアンカーで先発出場。試合は序盤からリバプールが主導権を握ると、23分にルイス・ディアスの技ありゴールが決まりリバプールが先制する。 0-1でリバプールがリードしている中、迎えた50分にとんでもないゴールが。ジャレル・クアンサーがヴィルヒル・ファン・ダイクに横パスを出したところを狙われ、ブルーノ・フェルナンデスにロングシュートを叩き込まれてしまう。さらに67分にも失点し逆転を許した中、84分にモハメド・サラーのPKで同点。2-2の引き分けに終わったが、首位から陥落した。 先制しながらも逆転され、最後に追いついたリバプール。遠藤は試合後にプレミアリーグを中継する『SPOTV NOW』のインタビューに応じ、ドローを振り返った。 「前半は入りも良くて、自分たちの形でチャンスも作っていたので、1点は取りましたけど、2点、3点取りたかったというのが正直なところです」 「後半は相手も少ししっかりブロックを引いてきて、カウンターでチャンスを作っていこうというところで、僕たちも後半の入り、2点目を取られるまでのゲーム運びは改善できたと思います」 2試合ぶりに出場し69分までプレーした遠藤。アンカーとしてプレーし、守備だけでなく攻撃でも貢献。自身のパフォーマンスについては「満足はしていないですけど、相手のボールを持った時に特に自分のところでしっかりボールを奪えるように、味方との距離感を良くしてチームとしてボールを奪えるようにということを意識していたので良かったと思います」とコメント。チームとしてしっかりと守れたことを振り返った。 そんな中、自身のパスから獲得したCKから先制点が生まれたが、「サラーが良い形で裏に動き出していたので、自分もパスを通れば理想でしたけど、最後のファイナルサードに入る時は使うべきだと思いますし、足元だけではなく、深い位置、裏を取る意識は大事だと思っていました」とコメント。「最終的に得点になったことは良かったです」と振り返り、浮き球のパスから獲得したCKが先制点に繋がったことを喜んだ。 前節は軽い負傷の影響でアジアカップ期間以外では初めてプレミアリーグでメンバー外となった遠藤。ケガについては「基本的には大丈夫で、これからもプレーは続けられると思うので、しっかり準備していきたいと思います」とコメント。万全ではなさそうだが、プレーに問題はないようだ。 今回のドローで首位の座をアーセナルに明け渡してしまったリバプール。アーセナル、マンチェスター・シティとの直接対決はもうないため、勝ち続けない限りは優勝できない可能性が出てくる。 加入1年目から優勝争いをしている遠藤は「こうやって引き分けでも結果としては満足できないという状況で、それがプレミアの首位争いをしているチームのメンタリティだと思います」と実感しているといい、「常に勝ち続けないとプレミアリーグのタイトルは獲得できないということ、難しさは感じます」とコメント。「残りはとにかく全勝する気持ちでやらないとタイトルは獲れないと思うので、今日は良いところがありつつも課題は出たので、そこをしっかり改善していきながら、最後優勝できるようにやっていきたいと思います」と、諦めずに優勝を目指して戦うとした。 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航のパスで獲得したCKから先制ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9gSVtCqiIhA";var video_start = 197;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.08 13:05 Mon

「非常に誇らしくも思う」 テン・ハグ監督はリバプール戦引き分けに複雑な心境

また勝ちから遠かったマンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督だが、誇らしくも感じる戦いぶりだったようだ。 今やプレミアリーグでのトップ4入りが絶望的な6位ユナイテッドは7日の第32節で首位リバプールとホームで対戦。前半は1本もシュートを打てず、23分に先制も許したなか、後半にブルーノ・フェルナンデスとコビー・メイヌーの2発で一時逆転したが、84分に許したPKから追いつかれ、2-2の引き分けに終わった。 これで3試合連続の逃げ切り失敗となり、3戦未勝利に。テン・ハグ監督もイギリス『スカイ・スポーツ』でこのたびの3連戦を含めた結果に落胆したが、胸を張れる部分もあったと振り返っている。 「非常に複雑な心境だ。一方で、非常にがっかりしている。木曜や先週の土曜みたくあまり賢くないミスで勝利を手放し、勝ち点9を掴めるところで、7ポイントも失ってしまった。それは大きな違いだ」 「一方で、このチームのことを非常に誇らしくも思う。我々は非常に若い集団。あれだけのパフォーマンスを発揮して、あのレベルを示せたというのはマン・ユナイテッドの未来が明るいということだ」 オランダ人指揮官はまた、巻き返した後半について「挽回ぶりとクオリティに満足している」と続け、評価した。 「前半は決定的なデュエルに勝てず、叩きのめされ、いじめられた。若い選手はときに圧倒されたりもしたが、後半はステップアップしてくれたよ。改善と信念が見てとれ、勝利を信じてもいたんだ」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsリバプール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="d0zsOO6_fM0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.08 12:40 Mon

「負けたような気分」 ファン・ダイクが肩落とす…ミスのクアンサーにも言葉送る

リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが落胆した。 プレミアリーグ首位のリバプールは7日の第32節で6位のマンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦。前半はユナイテッドにシュートを1本も許さず、23分にルイス・ディアスのゴールで先手をとった。 だが、追加点を奪い切れずに折り返すと、50分にジャレル・クアンサーのミスパスからブルーノ・フェルナンデスのロングシュートを決められ、続く67分にもコビー・メイヌーのスーパーゴールで逆転を許す。 84分にハーヴェイ・エリオットが獲得したPKチャンスからモハメド・サラーの一発で2-2の引き分けに持ち込んだが、勝ち点同数のアーセナルに得失点差で上回られ、2位に後退。悔やまれる結果となった。 この試合でも最終ラインの中央でフル出場したファン・ダイクはイギリス『BBC』の『Match of the Day』で「負けたような気分。またも自分たちのせいだ」と悔しがった。 「たくさんのチャンスがあったし、試合を終わらせるべきだった。残念だが、同点ゴールを許した場面での個人的なミスは修正する時間がいっぱいあったのに焦りが出てしまったんだ。それでも、1-2で逆転されてからも多くのチャンスを作った」 1-0に終わった前半についても「最低でも2-0にすべきだった。でも、フットボールではそうできなければ巻き返せるかもしれないという気持ちを相手に許し、そうなってしまった」と振り返った。 最終ラインの中央でコンビを組んだ21歳クアンサーのミスが高くついたが、「フットボールではミスがつきもの。フットボールでキャリアを積む者なら誰でもミスをする。学ぶしかない」と擁護した。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsリバプール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="d0zsOO6_fM0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.08 11:30 Mon

クロップ監督が引き分けのユナイテッド戦に「勝てた試合」 首位陥落も「それでいい」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が勝てた試合と評した。 プレミアリーグ首位のリバプールは7日の第32節で6位のマンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦。23分にルイス・ディアスのゴールで先手をとってから、後半に逆転を許したが、84分にモハメド・サラーのPK弾で追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。 2失点はともにスーパーだったが、ブルーノ・フェルナンデスのロングシュートによる1失点目はジャレル・クアンサーのミスパスからで悔やまれるものに。結果も敵地でと考えれば悪くないが、3つ巴の優勝争いにおいては痛く、アーセナルに首位を譲る形で2位に後退した。 クロップ監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で勝ち切れなかったのを悔やみながら振り返った。 「我々が勝つべき試合だった。明らかにね。自分たちでいくつかの問題を引き起こしてしまった。試合をコントロールし、先制し、さらにゴールを決められたはず。前半は相手にシュートを許さなかったが、我々のミスを突かれてしまった」 「あの場面ではブルーノがうまくやったね。で、スタジアムが盛り上がり、彼らがまた新たにスーパーなシュートを決めた。素晴らしいゴールだったよ。だが、我々も流れを引き戻し、彼らがゴールを決めた前後にビッグチャンスがあった」 シュート数でもリバプールが9本のユナイテッドに28本を浴びせたとあって惜しい結果だが、「我々は争いのなかにいる。私はそれでいい」と前を向くクロップ監督。勝ち点1差でひしめくアーセナル、シティとの3つ巴の優勝争いは最後までもつれそうだ。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsリバプール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="d0zsOO6_fM0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.08 10:30 Mon
もっと見る>