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ナイジェリア代表の元監督であるゲルノト・ロール氏(68)が、不当解雇を訴え、国際サッカー連盟(FIFA)の手を借りようとしているようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
現役時代にバイエルンやボルドーで活躍したドイツ人指揮官のロール監督は、古巣ボルドーやニース、ヤング・ボーイズといったクラブを率いた後、2010年以降はガボン代表や、ニジェール代表、ブルキナファソ代表とアフリカの代表チームの指揮官を歴任。そして、2016年からナイジェリア代表を率いていた。
ナイジェリア代表では通算64試合を指揮し、35勝16分け13敗の戦績。在任期間には2018年ロシア・ワールドカップ本大会出場に導き、2019年のアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)での3位フィニッシュに貢献していた一方で、近年は結果が出ず、2021年12月に解任されていた。
2022年1月から行われたAFCONの直前で解雇されたロール氏。一方で、ナイジェリアサッカー協会(NFF)は契約が残っていた2022年12月までの給与を支払うことには同意していたが、追加の損害賠償を求める訴えをFIFAに行ったようだ。
この件についてNFFの幹部が『BBC』にコメントしている。
「ロール氏だけが、すでにFIFAに提訴されている件についてメディアで話している」
「その問題は我々の法務部門によって処理されており、我々は公式声明を出す前に今週または来週の評決を待っている」
なお、ロール氏は100万ドル(約1億2800万円)の損害賠償を求めているようだ。
2022.04.21 21:28 Thu
ナイジェリアサッカー連盟(NFF)は12日、ゲルノト・ロール監督(68)の解任を発表した。
なお、後任は元ナイジェリア代表DFで、過去に2度同国代表を率いた経験があるオーガスティン・エグアボン氏(56)が暫定指揮官を務める。
現役時代にバイエルンやボルドーで活躍したドイツ人指揮官のロール監督は、古巣ボルドーやニース、ヤング・ボーイズといったクラブを率いた後、2010年以降はガボン代表や、ニジェール代表、ブルキナファソ代表とアフリカの代表チームの指揮官を歴任。そして、2016年から直近までナイジェリア代表を率いていた。
ナイジェリア代表では通算64試合を指揮し、35勝16分け13敗の戦績。在任期間には2018年ロシア・ワールドカップ本大会出場に導き、2019年のアフリカ・ネーションズカップでの3位フィニッシュに貢献。その一方で、ここ最近では格下相手の苦戦など、チームパフォーマンスに対する批判の声が集まっていた。
来年1月に開幕を迎えるアフリカ・ネーションズカップ2021を前に指揮官交代に踏み切ったナイジェリアだが、同大会できっちり結果を残すことはできるのか…。
2021.12.14 00:17 Tue