イベリン・ポポフ Ivelin POPOV

ポジション FW
国籍 ブルガリア
生年月日 1987年10月26日(36歳)
利き足
身長 181cm
体重 72kg
ニュース
ニュース一覧

ブルガリア代表主将ポポフが代表引退…先日イングランド戦では人種差別制止に称賛

ブルガリア代表でキャプテンを務めるロストフMFイベリン・ポポフ(32)が17日に行われるユーロ2020予選のチェコ代表戦を最後に、代表キャリアを終えることを発表した。セルビア『Mozzart Sport』が伝えている。 自身にとって代表通算83試合目となるチェコ戦に向けてポポフは同試合がブルガリア代表のユニフォームを着ての最後のゲームになることを明かした。 「先月のイングランド代表戦後に、代表でのキャリアを終えることを考えていたよ。だけど、それは予選が終了するまで遅らせることにしたんだ。明日の試合では自分こそブルガリア代表の最大のファンさ」 2007年9月に行われたオランダ代表戦でブルガリア代表デビューを飾ったポポフは、卓越した攻撃センスとテクニック、リーダーシップを武器に12年に渡って代表チームの主力として活躍。ここまで通算82試合に出場し14ゴールを記録している。 また、先月行われたユーロ2020予選のイングランド代表戦ではモンキーチャントやナチス式敬礼など、醜い人種差別行為を働いた自国サポーターに対して、ハーフタイム中にたった1人で一枚のフェンスを挟んで対峙し、愚行を制止する勇敢な姿が世界中のフットボールファンから称賛を浴びていた。 なお、ユーロ2020予選グループAで最下位のブルガリアは、2位で本選出場を決めているチェコ相手に今予選初勝利を目指す。 2019.11.17 18:00 Sun

雄姿を見せたブルガリア主将、人種差別撲滅へ思いの丈を語る

ユーロ2020予選のイングランド代表戦で人種差別に対する勇敢な姿勢が注目を浴びたブルガリア代表FWイベリン・ポポフが、その背景と人種差別に対する思いを語っている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 14日に行われたブルガリア代表vsイングランド代表。イングランドが6-0と大勝を収めた一方で、試合はブルガリアサポーターによる人種差別行為で2度に渡って一時中断する事態となっていた。 その試合で耳目を集めたのがブルガリア代表キャプテンのポポフだ。同選手は自国のサポーターに向かって直接人種差別を止めるよう訴えた。 そんなポポフが試合後、『デイリー・メール』などイングランドメディアの取材に応じて、人種差別に対する思いの丈を語った。 「ハーフタイム中に僕が彼ら(ブルガリアサポーター)と話し合うのは重要なことだった。これは協会やイングランドを含めた全員にとっての大きな問題だからね。もし彼らがもっと酷い言葉を続けていたら試合は終わっていただろう」 「イングランド選手たちが僕にああするよう言ってきたかって? いいや。僕たちは11人同士で戦ってるんだ。肌の色なんて関係ない。僕たちは皆同じだ。大きな家族なんだ。僕らがひとつになればこれらの悪い流れを断ち切ることが出来る」 「彼らが怒るのは無理ないよ。僕らは前半に0-4で負けていたのだからね。『話しかけんじゃねえ』って言われちゃったよ」 「でも話し合いをすればみんな分かってくれる。このような試合になってほしくない。僕たち自身や協会、国にとって良くないことだから」 「絶対に止めなければならない。僕たちは様々な国籍の選手が在籍するルドゴレツの様なチームだけど、ブルガリアのリーグでは今回のような問題は聞いたことがない。多くのファンがイングランドサッカーのファンでありサポーターなのに、どうしてこのようなことが起こってしまったんだろう」 2019.10.16 14:45 Wed

人種差別で2度にわたり試合が中断…ブルガリア代表主将の勇敢な姿に称賛の声

14日に行われたユーロ2020予選のブルガリア代表vsイングランド代表で人種差別が横行してしまった。 首位のイングランドがアウェイのヴァシル・レフスキ・スタジアムに乗り込んだこの一戦。試合はイングランドが最下位のブルガリアを6-0で下し大勝を収めたのだが、その裏で試合は途中、2度も中断を余儀なくされる事態が起こっていた。 その原因はブルガリアサポーターによる人種差別。モンキーチャントやナチス式敬礼を強調する不届き物もいたようで、現在サッカー界で問題となっている悪しき流行がこの試合でも目立ってしまった。 多くの選手がこの状況に一石を投じようと働きかけている中、この試合ではブルガリア代表でキャプテンを務めるFWイベリン・ポポフの勇敢な姿が注目を浴びた。 イギリス『デイリー・メール』によると、ポポフはハーフタイム中に自国のサポーターに向かって人種差別を止めるよう一人で立ち向かったという。過激なサポーターに対し、たった一枚のフェンスを挟んで訴えかけていたのである。<div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Bulgaria captain Ivelin Popov had a heated discussion with some Bulgarian fans during the break of tonight&#39;s <a href="https://twitter.com/hashtag/BULENG?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BULENG</a> qualifier after the match had been stopped twice for racist chants in the first half <a href="https://t.co/8u0a1CGcoa">pic.twitter.com/8u0a1CGcoa</a></p>&mdash; mshumanov (@shumansko) <a href="https://twitter.com/shumansko/status/1183875988373098496?ref_src=twsrc%5Etfw">October 14, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 自らにも危険が及ぶ可能性もあったこの勇敢な姿に、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがツイッターで称賛。 「試合をするには困難な状況だった。この時代にふさわしくない事態だ。勝ち点3を得たことは誇りに思う。しかし、人種差別は撲滅されるべきことだ」 「ブルガリアのキャプテンがハーフタイム中に何をしたか聞いたよ。一人で正しいことをするには勇気が必要なんだ。彼のような行動はもっと広めていかなければならない」 また、イングランドサッカー協会(FA)は今回の件に関して、UEFA(欧州サッカー連盟)に緊急の問題として調査するよう声明を発表している。 2019.10.15 13:59 Tue
もっと見る>