土光真代 DOKO Mayo

ポジション DF
国籍 日本
生年月日
利き足
身長
体重
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皇后杯優勝のI神戸・土光真代、移籍後初タイトルの喜び噛み締める「今までにはない嬉しさが込み上げてきた」

INAC神戸レオネッサの元なでしこジャパンDF土光真代が喜びの声を残した。 I神戸は27日、第45回皇后杯決勝で三菱重工浦和レッズレディースと対戦。19分に先制を許し、追い掛ける展開となったが、90+5分に獲得したPKを髙瀬愛実が沈め、土壇場で同点に追い付いた。 延長戦では互いにゴールが生まれず、試合はPK戦へ突入。7人目までもつれ込んだ結果、PKスコア6-5でI神戸が勝利し、7大会ぶり7度目の優勝を手にした。 土光は3バックの右で先発したが、後半の選手交代に伴って中盤の底へ。試合後には「中盤で競り負けいて、球際で勝てていなかったので、そこで競り勝って欲しいということと、シンプルに展開して欲しいということ」という指示を、ジョルディ・フェロン監督から受けていたことを明かした。 「自分のところで競り勝てれば、前線にはいい選手がいますし、そこ(中盤の勝負)で負けて後ろ向きに(ボールを)処理することだけは嫌だったので、そこは意識しつつ、ディフェンスラインが競ってくれたセカンド(ボールの回収)を意識していました。徐々にですけれど、よくなっていったのかなと思います」 その言葉通り、流れを掴めなかった前半から一転、後半は次第に押し返し始め、劇的な同点ゴールを奪うに至った。 「INACは90分、ロスタイムで追い付ける、追い越せるのが強みでもあって、それが今日も出ました。追い付いてからのチームの雰囲気は最高だったのではないかと思います。『自分たちが勝つしかないでしょ』という雰囲気を全員が持っていたし、延長戦もPK戦も楽しめました」 WEリーグ初代女王のI神戸にとっても、昨季は無冠に終わり、皇后杯も7大会ぶりの優勝だ。 2022年6月に日テレ・東京ヴェルディベレーザから加入した土光にとっても、今回がI神戸での初タイトルに。流れを変える大きな役割を果たした背番号「3」は、新天地での栄冠にこれまでとは異なる思いを感じたようだ。 「今までベレーザで取ってきたタイトルももちろん嬉しかったんですけれど、それ以上に嬉しかったというか、タイトルを取り慣れていないからっていうのもあるし、難しい勝負を勝てたことや、ベレーザの時は(タイトルを)取って当たり前のような雰囲気があったので、(優勝できて)安心したというか、今までにはない嬉しさが今日は込み上げてきました」 <span class="paragraph-title">【動画】I神戸の選手がサポーターと優勝の喜びを分かち合う!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">皇后杯 優勝おめでとう<br><a href="https://twitter.com/hashtag/INAC%E7%A5%9E%E6%88%B8%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%B5?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#INAC神戸レオネッサ</a><br><br>ファンサポーターと優勝の喜びを分かち合う選手たち<a href="https://twitter.com/inac_kobe2001?ref_src=twsrc%5Etfw">@inac_kobe2001</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%9A%87%E5%90%8E%E6%9D%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#皇后杯</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/nadeshiko?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#nadeshiko</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#みんななでしこ</a> <a href="https://t.co/zyLfsuktMN">pic.twitter.com/zyLfsuktMN</a></p>&mdash; JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko/status/1751175031273771325?ref_src=twsrc%5Etfw">January 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.27 19:30 Sat

逆転勝ちのI神戸が暫定首位!北川ひかるの加入後初得点などでC大阪との初の関西ダービー制す【WEリーグ】

23日、2023-24 WEリーグ第6節のINAC神戸レオネッサvsセレッソ大阪ヤンマーレディースがノエビアスタジアム神戸で行われ、ホームのI神戸が3-1で勝利を収めた。 3勝2分けと無敗で2位につけるI神戸と、2勝1分け2敗と7位のC大阪によるWEリーグ初の関西勢対決。"BATTLE OF KANSAI"と銘打たれて催された一戦は、C大阪はカットインから高和芹夏、I神戸は高い位置でのボール奪取から成宮唯と、立ち上がりから両者積極的に足を振る。 I神戸は3バックと中盤のダイヤモンドを組み合わせた[3-6-1]を敷き、中と外を使い分けた攻撃で次第に主導権を掌握。9分には、守屋都弥の左足での折り返しに増矢理花が頭で狙い、25分にはこぼれ球に反応した成宮がペナルティアーク左から右足で狙うも、GK山下莉奈がはじき出す。 なかなかシュートシーンを作れなかったC大阪は29分、初先発となった1期生・玉櫻ことのを下げて、和田麻希を投入。この交代が流れを変えた。 33分、左ポケットへのスルーパスに和田が反応すると、一度は土光真代に体を入れられたが、奪い返してファウルを誘発。PKを獲得する。だが、左を狙った和田のキックは初代WEリーグMVP・GK山下杏也加に読み切られた。 それでも直後の35分にC大阪が試合を動かす。ペナルティアーク内左から田中智子が右足を振ると、シュートはバーに当たり、跳ね返りを荻久保優里がヘッド。至近距離でのシュートをGK山下杏也加がファンブルし、こぼれ球を小山史乃観が蹴り込んだ。 恩返し弾で先手を取られたI神戸は43分、天野紗の左足ミドルがクロスバーを叩くなど、好機はあったがビハインドのまま前半を終えたが、後半頭の2枚替えで反撃を目論むと、61分に同点に追い付く。 セカンドボールに反応した竹重杏歌理の左足シュートはジャストミートせずにゴール前へ高く浮き上がるが、GK山下莉奈は飛び出してきた髙瀬愛実が気になったか、飛びながら胸元に収めようとするも、キャッチし損ねて後逸。自らのゴール内にこぼしてしまった。 試合を振り出しに戻したI神戸はさらに67分、北川ひかるがカットインから右足でショートバウンドの速いインスイングのクロスを送ると、中の守屋は触われなかったが、GKの伸ばした手も届かず、そのままゴール右隅に吸い込まれた。 一気呵成の攻撃でスコアをひっくり返したI神戸は以降もチャンスを量産。試合終了間際には髙瀬が自ら獲得したPKを沈めて勝負あり。I神戸が逆転勝ちを収め、暫定首位に浮上している。 INAC神戸レオネッサ 3-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【I神戸】 竹重杏歌理(61分) 北川ひかる(67分) 髙瀬愛実(90+1分) 【C大阪】 小山史乃観(35分) <span class="paragraph-title">【ハイライト】WE初の関西ダービーはI神戸がC大阪に逆転勝ち</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="egydM4zAIzI";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.23 16:15 Sat

I神戸と大宮Vの上位対決は19歳FW桑原藍がWE初ゴールもドロー、互いに首位浮上の機を逸する【WEリーグ】

13日、2023-24WEリーグ第3節のINAC神戸レオネッサvs大宮アルディージャVENTUSがノエビアスタジアム神戸で行われ、1-1の引き分けに終わった。 3勝1分けで2位につけるI神戸と、3勝1敗と4位の大宮V。開幕前のカップ戦では大宮Vが4-1と圧勝しているが、リーグ戦ではI神戸の4戦4勝という成績となっている。 互いに勝てば首位浮上というシチュエーションで迎える変則日程の平日開催へ、I神戸はドローに終わった土曜日のAC長野パルセイロ・レディースから先発を1人変更。増矢理花に代わって天野紗がスタメンに返り咲いた。 対する大宮は、逆転勝ちのマイナビ仙台レディース戦と同じ11人でスタート。I神戸のビルドアップに制限を掛けて自由を奪い、7分には井上綾香が右足を振る。 I神戸は13分に北川ひかるのクロスから守屋都弥がヘディングと、[3-1-5-1]のワイドを生かした攻撃を展開。徐々に膠着の様相を呈する中で、33分にはショートカウンターから田中美南が距離のある一振りを見せれば、CKからは三宅史織、竹重杏歌理シュート数を伸ばしていく。 フィニッシュから遠ざかっていた大宮Vだったが、折り返しての53分に好機を生かす。中盤でのボール奪取から井上が運んで右を使い、有吉佐織のダイレクトクロスに阪口萌乃がヘディングシュート。左ポストに当たってゴール前にこぼれると、三宅と土光真代が譲り合う形となり、間から足を伸ばした阪口が古巣相手に先制点を挙げた。 試合を動かした大宮Vは直後にも仲田歩夢の左足がクロスバーを叩くが、ホームでの意地を見せたいI神戸の圧力に押され、じわじわと守備ラインが後退。 I神戸は髙瀬愛実、桑原藍の投入で[4-4-2]へシフトし、クロス攻勢からのフィニッシュシーンを増やすと、84分についに追い付く。 やや内側へ入った守屋が左足で浮き球を送り、田中のフリックから髙瀬が有吉と競り合いながらも力強いシュート。クロスバーの跳ね返りを桑原が頭で押し込むと、大宮V守備陣懸命のクリア前にゴールラインを割った。 開幕戦以来の出場となった19歳FWのWEリーグ初ゴールで追い付いたI神戸は、なおも攻勢を掛けたが、互いに次のゴールは奪えずタイムアップ。勝ち点「1」を分け合ったことで、首位浮上とはならなかった。 INAC神戸レオネッサ 1-1 大宮アルディージャVENTUS 【I神戸】 桑原藍(84分) 【大宮V】 阪口萌乃(53分) <span class="paragraph-title">【動画】桑原藍のWE初ゴール!I神戸vs大宮Vハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-Y4MD9qSZvw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.13 18:03 Wed

WEリーグ優秀選手30名が発表! 初優勝の浦和Lからは最多10名、MVPは誰の手に?

WEリーグは11日、2022-23シーズンの優秀選手賞受賞選手30名を発表した。 10日に2022-23シーズンの最終節が行われたWEリーグ。三菱重工浦和レッズレディースが初優勝を飾り、2代目女王となっていた。 優秀選手30名は、WEリーグ11クラブの監督および選手による投票結果をもとに決定。この中から、今シーズンの最優秀選手賞、ベストイレブンの受賞者は、優秀選手賞受賞者の中から決定する。 30名の優秀選手の中には、優勝した浦和レディースから最多の10名が選出。その他、2位のINAC神戸レオネッサから7名、3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザから得点女王の植木理子ら6名が選出された。 その他、4位のマイナビ仙台レディースから2名、5位のサンフレッチェ広島レジーナ、7位のAC長野パルセイロ・レディース、8位のジェフユナイテッド市原・千葉レディース、9位のノジマステラ神奈川相模原、10位のアルビレックス新潟レディースからそれぞれ1名が選出され、6位の大宮アルディージャVENTUSと最下位のちふれASエルフェン埼玉からは選出されなかった。 なお、12日に行われる「2022-23WEリーグアウォーズ」で、最優秀選手賞、ベストイレブン、得点王などの各受賞者が表彰される。 ◆2022-23WEリーグ優秀選手賞受賞者 GK【12】福田史織(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:18 試合/出場時間:1620 分/得点(失点):(16) GK【1】平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 出場:19 試合/出場時間:1676 分/得点(失点):(27) GK【18】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点(失点):(15) DF【10】安藤梢(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1546 分/得点:5 DF【17】遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:17 試合/出場時間:1347 分/得点:2 DF【30】石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1800 分/得点:1 DF【3】村松智子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:18 試合/出場時間:1547 分/得点:2 DF【6】宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:20 試合/出場時間:1784 分/得点:1 DF【5】大賀理紗子(ノジマステラ神奈川相模原) 出場:20 試合/出場時間:1800 分/得点:4 DF【2】守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:3 DF【3】土光真代(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:0 DF【5】三宅史織(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:0 MF【9】宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース) 出場:20 試合/出場時間:1771 分/得点:1 MF【8】猶本光(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1769 分/得点:7 MF【11】清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1732 分/得点:12 MF【18】柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:18 試合/出場時間:1514 分/得点:0 MF【19】塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:19 試合/出場時間:1492 分/得点:3 MF【10】鴨川実歩(ジェフユナイテッド千葉レディース) 出場:20 試合/出場時間:1664 分/得点:5 MF【11】藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:20 試合/出場時間:1748 分/得点:11 MF【20】木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:20 試合/出場時間:1772 分/得点:2 MF【10】瀧澤莉央(AC長野パルセイロ・レディース) 出場:20 試合/出場時間:1720 分/得点:4 MF【6】伊藤美紀(INAC神戸レオネッサ) 出場:20 試合/出場時間:1723 分/得点:2 MF【10】成宮唯(INAC神戸レオネッサ) 出場:20 試合/出場時間:1789 分/得点:4 MF【11】中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) 出場:20 試合/出場時間:1799 分/得点:7 FW【14】松窪真心(マイナビ仙台レディース) 出場:12 試合/出場時間:1076 分/得点:4 FW【9】菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1654 分/得点:11 FW【15】島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース) 出場:20 試合/出場時間:1241 分/得点:8 FW【9】植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:19 試合/出場時間:1682 分/得点:14 FW【10】小林里歌子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 出場:18 試合/出場時間:1217 分/得点:6 FW【9】田中美南(INAC神戸レオネッサ) 出場:19 試合/出場時間:1710 分/得点:11 2023.06.11 12:55 Sun

I神戸と東京NBの上位対決はドローで共倒れ…東京NBは逆転優勝の可能性消滅《WEリーグ》

Yogibo WEリーグ第20節、INAC神戸レオネッサvs日テレ・東京ヴェルディベレーザが28日にノエビアスタジアム神戸で行われ、2-2の引き分けに終わった。 前日に首位の三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点46)が敗れたため、わずかながら優勝の可能性を残す2位のI神戸(勝ち点39)と3位東京NB(勝ち点37)。なでしこジャパンのメンバーを多数擁する両チームの対決は、試合開始早々に動いた。 9分、I神戸は東京NBのビルトアップのミスを突き、愛川陽菜のラストパスから田中美南が先制点を奪取。6分後にはGK山下杏也加のロングキックを田中美南が頭で流し、抜け出した愛川が11試合ぶりとなる今季2点目を挙げてリードを広げた。 追いかける展開を余儀なくされた東京NBは、31分に左クロスのこぼれ球を小林里歌子が蹴り込んで1点を返す。ただ、その2分後にも再びミスから成宮唯にあわやの場面を作られ、村松智子のゴールカバーでしのいだものの、不安定さがつきまとう。 それでも、前半終了間際には植木理子に対する土光真代のファウルでPKを獲得。これを得点ランキングトップに立つ植木が自ら落ち着いて決め、今季14ゴール目で試合を振り出しに戻した。 引き分けではどちらも好ましくないため、後半はよりオープンな展開となり、互いに好機を量産する。だが、精度不足に加え、シュートコースを切れない味方に苛立ちを見せるシーンもありながらI神戸はGK山下が好セーブを連発。東京NBは追加タイム2分に植木が絶好機を迎えるも、シュートは左ポストに嫌われて2-2のままタイムアップ。 勝ち点「1」を分け合った結果、I神戸と浦和の勝ち点差は「6」に。東京NBは勝負どころで勝ち切れない今季を象徴するような戦いで、優勝の可能性が消滅した。 ◆WEリーグ 第20節 ▽5月27日 マイナビ仙台レディース 3-2 サンフレッチェ広島レジーナ 大宮アルディージャVENTUS 2-4 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 1-1 アルビレックス新潟レディース AC長野パルセイロ・レディース 2-1 三菱重工浦和レッズレディース ▽5月28日 INAC神戸レオネッサ 2-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ WE ACTION DAY(今節試合なし) ちふれASエルフェン埼玉 2023.05.28 15:20 Sun

2位・INAC、3位・ベレーザがともに勝利で浦和Lを追走!GKがDOGSOのS広島RはDF塩田が急遽守護神に《WEリーグ》

2022-23 Yogibo WEリーグ第14節の2試合が23日に各地で行われた。 首位の三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点33)を追う2位・INAC神戸レオネッサ(勝ち点27)と3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点26)は、いずれもアウェイで勝利を収めた。 神戸は7位・大宮アルディージャVENTUSと対戦。神戸の守屋都弥や小山史乃観、大宮の鮫島彩、有吉佐織と、新旧なでしこジャパンのサイド対決にも注目が集まった一戦は、スリーセンターの土光真代も高い位置を取っての攻撃参加が目立つなど、序盤から神戸優勢の時間が続く。 14分には阪口萌乃の直接FKがクロスバーを直撃すると、33分にこぼれ球に反応した成宮唯が左足のシュート。大宮も昨季ホームではリーグ2位、今季も3位の平均入場者数を記録しているサポーターの声援を受けて粘りを見せるが、43分に神戸が寄り切る。 右サイド深い位置で守屋が縦に仕掛けての横パスから田中美南がポケット最深部までえぐって折り返すと、GKがはじいたボールをニアに詰めていた髙瀬愛実が押し込んだ。 後半開始直後には小山も45度からのミドルシュート。50分にはPKも獲得した神戸だったが、田中のキックはGK望月ありさに読み切られた。神戸は攻勢の中で追加点こそ奪えなかったものの、リーグ最少失点を誇る守備陣は崩れることなく試合終了。3試合ぶりの白星で、8勝3分けと開幕から無敗が続いている。 6位・サンフレッチェ広島レジーナと対戦したベレーザはボールを保持したものの、狙いがハマっていたのは広島。大内梨央、谷口木乃実、瀧澤千聖が先発では初めて共存し、中嶋淑乃や谷口の突破力を生かして素早いサイド攻撃を軸に、相手陣内に攻め入った。 それでも、先手を取ったのはベレーザだった。53分、右サイドの深いエリアで松永未夢が仕掛けると、塩田満彩に対応されて一度は失うものの、深い位置で奪い返してマイナスのパス。土方麻椰も戻して植木理子が蹴り込んだ。 広島も61分、自陣左から塩田がハーフウエーラインまで運んでスルーパスを送ると、抜け出した中嶋がGK田中桃子との一対一を冷静に制して同点とする。だが、その4分後には再びベレーザ。ボックス右で松永が仕掛けて折り返すと、ニアの植木は触れられずも、外の藤野あおばがネットを揺らした。 今季7得点目で得点ランキング単独トップに立った藤野は80分にもGKのパスミスを拾って敵陣中央からロングシュートを沈め、82分には裏抜けでGK木稲瑠那の退場を誘発。広島は3回の交代回数を使い切っていたため、DF塩田が急遽GKを務めると、植木のシュートを2本キャッチするなど、会場を沸かせた。 ただ、試合は残り少ない時間で数的優位となったベレーザがそのまま逃げ切り勝ち。連勝で浦和を追走している。 ◆WEリーグ第14節 ▽4月22日 マイナビ仙台レディース 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">2 三菱重工浦和レッズレディース</span> アルビレックス新潟レディース 2-2 ジェフユナイテッド市原千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 ちふれASエルフェン埼玉</span> ▽4月23日 大宮アルディージャVENTUS 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 INAC神戸レオネッサ</span> サンフレッチェ広島レジーナ 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ</span> WE ACTION DAY(今節試合なし) AC長野パルセイロ・レディース 2023.04.23 16:50 Sun

ベレーザは植木理子の2ゴールで新潟Lを、INAC神戸は成宮唯弾でEL埼玉を振り切り決勝進出《皇后杯》

第44回皇后杯準決勝の2試合が、22日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、日テレ・東京ヴェルディベレーザとINAC神戸レオネッサが決勝進出を決めた。 13:00キックオフの第1試合では日テレ・東京ヴェルディベレーザとアルビレックス新潟レディースが対戦。ベレーザは開始直後の3分に藤野あおばがボックス右角付近からDF2枚の間を縫って入り、ボックス右から右足でネットを揺らすと、12分にも宇津木瑠美の好フィードから植木理子が抜け出し、同じような位置からネットを揺らした。 前半は守勢の時間が続いた新潟Lも後半開始早々に反撃ののろしを上げる。51分、GK平尾知佳のロングキックからゴール前での混戦を作ると、道上彩花のポストプレーに山谷瑠香が反応。チェックにきたベレーザ宮川麻都のオウンゴールを誘発した。 さらには滝川結女のシュートがクロスバーをたたくなど、新潟Lがペースをつかんだかに見えたが、66分にベレーザが突き放す。北村菜々美のクロスをファーで植木が合わせて再び2点差に。リードを広げたベレーザがそのまま逃げ切り、2大会ぶりの決勝進出を決めた。 16:00キックオフの第2試合はINAC神戸レオネッサとちふれASエルフェン埼玉が相まみえた。 足の具合が心配された三宅史織も先発したI神戸は守屋都弥や成宮唯のコントロールショットなどで攻勢に出ると、32分に先制点を奪取。自陣から土光真代が対角のロングフィードを送ると、愛川陽菜が頭で落とし、髙瀬愛実がループシュートを沈めた。 初の決勝進出を目指すEL埼玉も39分、高いラインを敷いたI神戸最終ラインの裏へ西川明花からスルーパスが送られると、吉田莉胡が反応。イーブンのボールはGK山下杏也加にわずかに先に触れられるも、ブロックしてマイボールにし、無人のゴールへ流し込んだ。 同点で折り返した後半、前へ出たのはI神戸だった。62分、中へ絞った守屋の落としから伊藤美紀がシュート。こぼれ球を成宮が左足で蹴り込んだ。 再びビハインドとなったEL埼玉も終盤まで反撃を試みるが、後半アディショナルタイムの瀬戸口梢の左足シュートは枠の上へ。追いすがるEL埼玉を振り切ったI神戸が4大会ぶりの決勝進出を果たしている。 なお、決勝戦は28日15:00にキックオフ予定。ヨドコウ桜スタジアムで行われる。 ◆準決勝 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3</span>-1 アルビレックス新潟レディース 【ベレーザ】 藤野あおば(前3) 植木理子(前12、後21) 【新潟L】 オウンゴール(後6) <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">INAC神戸レオネッサ 2</span>-1 ちふれASエルフェン埼玉 【I神戸】 髙瀬愛実(前32) 成宮唯(後17) 【EL埼玉】 吉田莉胡(前39) 2023.01.22 18:15 Sun

上位対決はCB安藤梢の先制点などで浦和Lが勝利!マイ仙台は宮澤ひなたの負傷も痛手に…《WEリーグ》

25日、2022-23 Yogibo WEリーグ第7節の3試合が各地で行われた。 浦和駒場スタジアムでは3位・三菱重工浦和レッズレディースが2位・マイナビ仙台レディースとの直接対決を制した。 前節、INAC神戸レオネッサとの大一番を落とした浦和は、その試合で負傷交代した柴田華絵に代わって右ヒザ前十字靭帯損傷から復帰した栗島朱里がリーグ戦今季初の先発出場。塩越柚歩とダブルボランチを組んだ。 対する仙台は、GK松本真未子と同じく古巣対戦となる後藤三知を左のサイドアタッカーに。さらにはタイ女子代表のセンターバック、ポンピルン・ピラワンがWE初出場を飾った。 先制したのは立ち上がりの浦和。5分、CKの二次攻撃から、この日もセンターバックの一角として出場した安藤梢が今季初ゴールを決めた。さらに清家貴子のボレーがクロスバーをたたくなど、押し気味にゲーム進め、40分にはオーバーラップした遠藤優が追加点を奪う。 ビハインドの仙台は、なでしこジャパンのMF宮澤ひなたが倒れた際についた左手を踏まれ、61分に負傷交代するアクシデントもあって反撃の糸口をつかめず。収支ペースを握った浦和が2-0で勝利し、前節からのバウンスバックを果たした。 首位のINACはホームでAC長野パルセイロ・レディースと対戦。1点が遠いもどかしい展開が続いていたが、終了間際の87分に土光真代のミドルシュートのこぼれ球に詰めた成宮唯の折り返しが相手のオウンゴールを誘発し、これが決勝点に。辛勝ながらも首位をキープしている。 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場ではちふれASエルフェン埼玉とノジマステラ神奈川相模原が激突。ちふれは39分に左ウイングバックの瀬野有希が先制点を挙げるも、ノジマも5分後に左サイドバックの平野優花がドイツからの復帰後初ゴールとなる見事なボレーを沈めて同点とする。 一進一退の攻防の中で次のゴールを挙げたのはノジマ。86分、高い位置からプレスを掛けて藤原加奈が奪いきると、ボックス内へ走り込んだ南野亜里沙が渾身の右足での一撃を決めた。 これで2-1と逆転勝ちを収めたノジマは、連敗を2でストップ。一方、敗れたちふれは今季ホーム初黒星となった。 ◆第7節 ▽12月24日 サンフレッチェ広島レジーナ (中止) アルビレックス新潟レディース 大宮アルディージャVENTUS 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ</span> ▽12月25日 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">INAC神戸レオネッサ 1</span>-0 AC長野パルセイロ・レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 2</span>-0 マイナビ仙台レディース ちふれASエルフェン埼玉 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">2 ノジマステラ神奈川相模原</span> WE ACTION DAY(今節試合なし) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2022.12.25 16:35 Sun

INACが守屋、髙瀬の一撃で首位浮上!敗れた浦和Lは開幕からの連勝が4でストップ《WEリーグ》

11日、2022-23 Yogibo WEリーグ第6節の三菱重工浦和レッズレディースvsINAC神戸レオネッサが浦和駒場スタジアムで行われ、2-1でアウェイのINACが勝利を収めた。 開幕4連勝で首位に立つ浦和は、この日も40歳・安藤梢と19歳・石川璃音がセンターバックのペアを組み、菅澤優衣香と島田芽依を前線に起用。左サイドハーフ・清家貴子を押し上げ、中盤の塩越柚歩と猶本光に自由を与える変則的な[4-4-2]でスタートした。 3勝1分けでこちらも無敗の昨季女王・INACは、従来通りの[3-5-2]を採用。負傷の水野蕗奈に代わって伊藤美紀が左ウイングバックを務め、田中美南と髙瀬愛実が2トップを形成した。 序盤から主導権を握ったのは浦和。ショートカウンターから塩越がミドルを放てば、15分には清家の右足がクロスバーをたたく。 だが、先制したのは耐える時間の続いていたINACだった。18分、左ポケットを取った阪口萌乃がフリーで折り返すと、ファーサイドで待ち構えていたのは守屋都弥。リーグ戦初ゴールとなる見事な左ボレーを沈めて試合を動かした。 以降は反撃に出た浦和が猶本や菅澤のミドルなどで立て続けにゴールに迫り、再び攻撃のテンポを上げる。ただ、INACもアンカーの脇阪麗奈が右足首を痛めて途中交代というアクシデントに見舞われながらも、無失点で前半をしのいだ。 後半も浦和がボールを保持する時間が続く中で、こちらにも負傷者が。柴田華絵がチェックへ行った際にピッチに足を取られ、右ヒザを気にして座り込んでしまう。担架で運ばれ、62分に栗島朱里との交代を余儀なくされた。 チームの心臓を欠くことになった浦和だが、意地を見せて64分に同点ゴールを奪取。猶本のボール奪取を起点に速攻へ転じ、最後は清家が右隅を狙った技ありのコントロールショットを決めた。 INACは78分と83分に田中、さらには成宮唯にも決定機が訪れるも、GK福田史織のセーブや石川のゴールカバーに遭い、ネットを揺らせず。 再びゲームが動いたのは88分。INACは右センターバックの土光真代がオーバーラップを仕掛けてボックス右から折り返し、田中が頭で落として髙瀬が蹴り込んで勝ち越しゴールを挙げた。 これが決勝点となり、INACが首位に浮上。連勝がストップした浦和は3位に後退した。 三菱重工浦和レッズレディース 1-2 INAC神戸レオネッサ 【浦和L】 清家貴子(後19) 【INAC】 守屋都弥(前18) 髙瀬愛実(後43) 2022.12.11 16:03 Sun

「大きな記録に向けて」初代MVPのINAC神戸GK山下杏也加は愛犬“はんぺん”に癒されながら高みを目指す「失点記録を更新したい」

INAC神戸レオネッサのなでしこジャパンGK山下杏也加が、新シーズンの開幕に意気込みを見せた。 17日、2022-23 Yogibo WEリーグのキックオフカンファレンスが開催。全11クラブの代表選手11名が集い、新シーズンへの意気込みを語った。 イベントは「WEリーグの部屋へようこそ」と題して、WEリーグのYouTubeチャンネルにてライブ配信。その後、各選手がメディア取材に応じた。 山下はなでしこジャパンの正守護神としても活躍し、WEリーグでは初代MVPを受賞。2年目のシーズンもリーグ連覇を目指すこととなる。 1年目のシーズンはなでしこリーグを終えてから時間が空き、昨年秋に開幕。そこからのシーズンとなり、選手たちは難しい時間を過ごした。 1年を終えて2シーズン目を迎える山下は「体のコンディションや身体作りのタイミングは、シーズンがズレたので難しかったかなと思います」とコメント。「シーズン始まる前に長期離脱してしまった選手も居ました」と昨シーズンの開幕を振り返った。ただ、「1.5シーズンが1シーズンになるので、負担は減るかなと思います」と、ここからはシーズンのサイクルが一定になることで、その辺りの負担は減るだろうとした。 MVPを受賞し迎える2シーズン目。大きな期待もかかる中、個人目標については「カップ戦は去年より失点が多かったので、INACが作った失点記録を更新したい」とコメント。昨シーズンは20試合でわずか9失点に終わっており、それよりも減らしたいとした。 また、チーム目標については「チームは去年も無敗優勝ができた可能性があったので、そういう大きな記録に向けて頑張りたいと思います」とコメント。昨シーズンは2敗を喫したが、これもゼロにしたいと意気込んだ。 周りのチームも打倒・INAC神戸を掲げて臨んでくるシーズンとなるなか、「複数得点が少なかったので、失点もGKなのでしたくないですが、得点数を増やしていきたいというのと、そうなってくると自然と相手のコートでプレーすることが増えるので、失点も減ると思います」と語り、得点を増やして失点を減らしていきたいと語った。 また「この間なでしこが[3-4-3]をやっていて、3バックは去年からINACはやっていて、INACからなでしこジャパンに選ばれるメンバーを増やすために、結果を残していくことが大事だなと思います」とし、シーズン終了後に行われるオーストラリア・ニュージーランド・ワールドカップ(W杯)に向けて、多くの選手がチームから選ばれるようにしたいと意気込んだ。 その山下だが、最近犬を飼い始めたとのことで「飼い始めたのは9月21日です。“はんぺん”ていう名前ですが、3カ月です」と、白い豆柴を飼っているとのことだ。 そのキッカケについては「サッカー選手は土日はホームやアウェイで試合で、猫なら大丈夫なんですが家を空ける時間も長く、代表でも2週間とか家を空けるのでまだ無理かなと思っていたんですが、(土光)真代がINACに来てくれて、『預かるよ』って言ってくれたので、背中を押されました」と、日テレ・東京ヴェルディベレーザ時代のチームメイトでもある土光真代が今季から加入し、背中を押したと明かした。 また、“はんぺん”という名前については「黒の豆柴が良かったんですが白の方が可愛くて、食べ物の名前が良くて、白い食べ物の、カタカナじゃない名前となったら“はんぺん”だなと思いました」と、名前の由来も語った。 2年目のWEリーグ。これから盛り上げていく必要がある中で、山下がやっていきたいことについては「開幕戦は声出し応援がOKになったので、だんだんコロナに関する対策が整えば、選手ができることも増えます」と語り、「個人的には素晴らしいスタジアムがあるので、直接ファンと触れ合ったり、時間を費やしたいなと思います」と、昨シーズンはコロナ対策の影響でなかなかできなかったファンサービスをやっていきたいとした。 INAC神戸は10月23日(日)13時からノエビアスタジアム神戸で大宮アルディージャVENTUSと対戦する。 <span class="paragraph-title">【写真】キックオフカンファレンスでの山下杏也加</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cj21Z52vkaA/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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