ブライアン・マクダーモット Brian James MCDERMOTT

ポジション 監督
国籍 イングランド
生年月日 1961年04月08日(63歳)
利き足
身長
体重
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「多くは絵に描いた餅」アーセナルの元スカウトがハーランド獲得は不可能だったと語る「すでに道筋は描かれていた」

かつてアーセナルのスカウトを務めていたブライアン・マクダーモット氏が、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(22)の獲得について言及した。 マクダーモット氏は、アーセナルの下部組織出身で、アーセナルでプロキャリアをスタート。様々なクラブを渡り歩き、引退後は監督を務めていた。 レディングやリーズ・ユナイテッドで指揮すると、2014年10月にアーセナルのスカウトに就任。一度レディングの監督を務めるが、2016年9月に再びスカウトに復帰していた。 2020年6月に人員削減の対象となり、アーセナルを退団。現在はクラブには所属していない。 イギリス『The Athletic』のインタビューに応じたマクダーモット氏は、アルコール依存症などについて語る中、一部で騒がれたハーランドの獲得についても言及した。 ハーランドは、母国のモルデで飛躍すると、2019年1月にザルツブルクへと移籍。その後、ドルトムントでもプレーし、今シーズンからシティに加入した。 世界でも屈指の点取り屋として知られ、すでにシティでは公式戦15試合で22ゴール3アシスト。プレミアリーグでも11試合で17ゴール3アシストを記録し、その驚異的なパフォーマンスが話題だ。 そんな中、マクダーモット氏は、スカウト時代の2018年、モルデに所属していたハーランドを視察したことがあるという。 モルデの元スカウト主任であるジョン・ヴィク氏は「リバプールやアーセナルも獲得が可能だった」とコメントしていたが、マクダーモット氏はそんなことはなかったとコメント。クラブに推薦はしたものの、ハーランドにはすでにキャリアのプランがあったと語った。 「みんなは、あんなクラブやこんなクラブが彼を獲得できたというだろう。でも、その多くは絵に描いた餅だ」 「私はハーランドを3回見て、『すごいな。この子誰なんだ』と思った。彼の父親にも会い、とても良い話をした。でも、彼らはハーランドの進むべき道を知っていると感じた」 「あの年齢でビッグクラブに行けば、迷子になる可能性もある。でも、彼や彼の父親は、違う道を歩みたいと考えているように感じた。すでに道筋は描かれていた」 「彼はザルツブルクに行ったが、それは理解できる。ドルトムント、それも分かる。そこから、マンチェスター・シティ、レアル・マドリーとどこにでもいくことが可能になる。彼らはそれをうまくやり遂げた」 2019年1月にアーセナルに加入していたらどうなっていたかは不明。ただ、結果として、ザルツブルク、ドルトムントと移籍したことはキャリアに大きな成功をもたらし、シティでもその才能を遺憾無く発揮している。 2022.10.24 17:20 Mon
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