ジム・ラトクリフ
Jim RATCLIFFE
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生年月日 | 1952年10月18日(73歳) |
利き足 | |
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ニュース | 人気記事 |
ジム・ラトクリフのニュース一覧
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従業員数削減に自国選手補強…ジム・ラトクリフ氏のユナイテッド改造計画が徐々に明らかに
近々マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーに就任するイギリス人実業家ジム・ラトクリフ氏。抜本的改革を断行する方針のようだ。 イギリス最大手の化学会社「INEOS」の創始者・会長兼最高経営責任者であり、イギリスNo.1の富豪とも言われるラトクリフ氏。マンチェスター出身の70歳は近々ユナイテッドへの12億5000万ポンド(約2258億円)にも及ぶ投資を完了することが確実視されている。 そんな同氏だが、イギリス『サン』などによると、「ユナイテッドを各セクションで人員過多と考えており、共同オーナー就任後、直ちに人員削減に取り組む」とのことだ。 どうやら“各セクション”には現場=ファーストチーム(選手)も含まれているようだが、とりわけ問題視しているのは従業員数。ユナイテッドは昨年、従業員数が約800人から約1100人へと急増しており、組織再編と業務効率化の両方を推し進めていく方針だという。 およそ300人の従業員数増は、大半がプロモーション部門(広告映像作成・IT技術者など)の人員補充であり、今年10月には6億4840万ポンド(約1171億円)もの記録的売上に貢献。しかし、ラトクリフ氏は長期的視野に立ち、「進歩のためのコスト削減」を使命に。各部門の状況を見直し、大規模なリストラを計画しているとのことだ。 また、『サン』によると、ラトクリフ氏率いる「INEOS」はユナイテッド取締役会に少なくとも“2議席”を確保しており、喫緊の重要なタスクとして新スポーツ・ディレクター(SD)の任命、そしてここ最近報じられている通り、メディカル(医療チーム)部門の大改革を主導していくとされる。 さらに、移籍市場においても取締役会で最も大きな発言権を手にする見通しで、幼少期から半世紀以上にわたるユナイテッドファンということもあってか、イギリス人選手獲得を重視させる決意が固いとのことだ。 その一方、大きな経営課題としては、世界的な資源価格高騰により、現在ユナイテッドは本拠地オールド・トラッフォードのスタンド改修計画が棚上げされている状況だ。 ラトクリフ氏の投資額12億5000万ポンドには、スタンド改修費用を名目として2億5000万ポンド(約451億5000万円)が盛り込まれているものの、この額を持ってして計画全体をカバーすることは不可とみられている。 取得した株式は4分の1だけとはいえ、これからユナイテッドの経営に大きく影響力を持つこととなるラトクリフ氏と「INEOS」。今後の舵取りに期待と不安が集まっている。 2023.12.21 19:50 Thu2
「無謀な支出に終止符」移籍市場におけるラトクリフ・ユナイテッドの大綱とは
移籍市場におけるマンチェスター・ユナイテッドの基本方針とは。イギリス『90min』がレポートする。 ケガ人も多く、1年を通じた低調なシーズンでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したユナイテッド。それでもなんとかヨーロッパリーグ(EL)への参戦をかろうじて手に入れた。 エリク・テン・ハグ監督の去就とともに、とりわけセンターバックとセントラルハーフが必要そうな今夏の補強も気になるところだが、その基本方針とは。 ユナイテッドのリクルート班トップとして、初めての移籍市場を控える「INEOS」ジム・ラトクリフ氏は、大前提として無謀な支出を繰り返した時代に終止符を打つとのこと。 地元マンチェスター出身、幼少期から半世紀以上ユナイテッドを見つめてきた71歳は、可能であればアカデミーから積極的に人材を登用したいようで、今夏補強にこれまでのような予算を組んでいないとされる。 昨夏注ぎ込んだ移籍金は総額1億7500万ポンド(約348.9億円)。しかし今夏は現状で3500万ポンド(約69.7億円)しか予算を組んでおらず、額はともかく、これを増やすには「まずは既存戦力の売り」だという。 今やどのプレミアリーグクラブにも当てはまることだが、やはり「持続可能性に関する規則(PSR)」には最大級の警戒が必要。 獲得候補とされるエバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)、クリスタル・パレスのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)らは、間違いなく3500万ポンド前後では買えず。今後の展開やいかに。 2024.05.30 20:35 Thu3
ラトクリフ卿がマンチェスター・Uに約153億円を投下…グレイザー家との合意の最終入金で
ジム・ラトクリフ氏がマンチェスター・ユナイテッドに新たな資本を投下。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝える。 昨年からユナイテッドのフットボール部門全権を担う『INEOS』と、その代表者たるラトクリフ卿。チームの戦績は向上せず、最近は運営を巡って批判的な論調も少なくない。 そんななか、英国政府系の企業登記情報サイトから明らかになったニュースとして、ラトクリフ卿が年明け10日、ユナイテッドに8000万ポンド(約153億3000万円)を投下したという。 ユナイテッドを子会社とするRED FOOTBALL LIMITEDが、新たに1株あたり80万ポンド(約1億5000万円)で100株を発行。 関係者への取材によると、ラトクリフ卿とグレイザー・ファミリーの間で結ばれた契約には、2億3800万ポンド(約456億円)を注入することが含まれていたといい、今回の8000万ポンドは、いわば分割払いの最終入金だそうだ。 なお、24-25シーズンのラトクリフ・ユナイテッドは、すでに3000万ポンド(約57億4000万円)の特別経費を計上。トップチームの監督交代に伴う違約金等々、事業縮小に伴う元クラブ従業員およそ250名への解雇手当だという。 2025.01.15 21:51 Wed4
イギリスの億万長者・ラトクリフ氏のINEOSがリーグ・アンのニースを買収
リーグ・アンに所属するニースが、イギリスの化学会社に買収された。クラブが26日に公式発表した。 今回ニースを買収したのは、ロンドンに拠点をおく化学会社であるINEOS(イネオス)。イギリスの億万長者としても知られ、2018年の長者番付では英国でトップに。個人資産は210億ポンド(約3兆円)と言われるジム・ラトクリフCEOが1998年に設立した会社だ。 石油化学系の分野では世界規模で知られている企業であり、大企業の不採算部門を買収する形で規模を大きくした経緯もある。 ラトクリフ氏は、今年の初めにニースに対して1億ユーロ(約117億5000万円)での買収をオファー。しかし、当初は乗り気だったニースの所有者であるリー・ジェン氏だったが、その際には破談に。しかし、それが今回合意に達し契約を締結。買収が完了した。 今回の買収に関して、ラトクリフ氏は「ニースの買収を完了できたことをとても嬉しく思っている。ここに辿り着くには長い時間がかかったが、クラブの買収を決めると決意した」とコメント。「INEOSのビジネスのビジョンに従い、多くのクラブを分析し、ニースはこれらの基準に積極的に応じてくれた。合理的で慎重な投資となり、ニースをヨーロッパのコンペティションに定期的に参加することができるクラブにしたいと考えている」と語り、クラブの協力もあった中での買収だったとし、強豪への道を歩んでいきたいと意気込んだ。 また、チームの印象についてもコメント。この先の発展への期待感をあらわにし、ファンや設備の印象を語った。 「ニースには豊かな歴史があり、長年の伝統を維持している。我々の冒険で重要な役割を果たす情熱的なファンがいる」 「アリアンツ・リビエラは素晴らしいスタジアムであり、チームの成功に間違いなく貢献する新しいトレーニングセンターも印象的だ」 「地中海地域よりも良い場所を見つけることは難しく、過去20年にわたって我々はこの崇高な地域に根付いている」 INEOSは、2017年11月にスイスのローザンヌを買収。しかし、買収した初年度にチームは2部に降格していた。 ラトクリフ氏は、「ローザンヌではいくつかの間違いを犯したが、すぐに学び、修正され、すでに結果が出ている。クラブは、ピッチ内外で良いパフォーマンスが必要だ。そして、それはニースでも変わらない。なぜなら、我々は様々な側面でチームを強化していきたいからだ」と語り、過去の失敗を生かしてニースを強化するともコメントしている。 スポーツ分野に投資を続けているINEOSは、今年5月には自転車ロードレースの「チーム・スカイ」を買収。また、2018年にはイギリスのセーリングチームに1億1000万ポンド(約160億円)を投資している。なお、サッカーではマンチェスター・ユナイテッドのファンとのことだ。 ニースは過去にリーグ・アンで4度、リーグ・ドゥで4度優勝を経験。クープ・ドゥ・フランスも3度優勝しているが、最後にタイトルを獲得したのは1996-97シーズンのカップ戦だ。 近年はリーグ・アンに定着しており、2016-17シーズンは3位と結果を残してたが、2018-19シーズンは7位と中位に終わっていた。 現在は、かつてアーセナルやフランス代表で活躍したパトリック・ヴィエラ監督がチームを率いており、2019-20シーズンは2試合を終え連勝スタートを切っている。 2019.08.27 11:00 Tue5