ロッシ:「去就? 誰にも分からない」

ビジャレアルのイタリア代表FWジュゼッペ・ロッシ(25)が、Goal.com国際版の独占インタビューに応じてくれた。同選手は今シーズン後の去就や、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督らについて話してくれている。

今シーズン開幕前にバルセロナへの移籍が騒がれたロッシには、インテルやユベントス、トッテナムといったクラブも関心を寄せていると見られる。しかし、ロッシは自身の去就について、まだ決断を下していない様子だ。ただ、オファー次第では移籍への道もあるようだ。

「キャリアにおいて何が起きるか、決して分からないものなんだ。ある日はここにいても、別の日には違うどこかにいたりする。多くの選手が世界最高のリーグでプレーすることを望んでいると思う。それはリーガ、プレミアリーグ、そしてセリエAだ。さっきも言ったけど、サッカーでは何が起きるか、決して分からないものなんだよ」

10月に右ひざの前十字じん帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされたロッシ。ユーロ出場を目標に、リハビリを続ける同選手は、現在のコンディションについてこのように話してくれている。

「フィジカルはより良くなっていると感じる。5カ月離脱しているから、ゆっくりとフォームを取り戻しているところだよ。精神的にはキツかったね。僕は毎週プレーすることに慣れているから。難しかったよ。クラブやチームメート、家族から、すごくサポートしてもらった。彼らがとても助けになったんだ」

イタリア代表はユーロ2012のグループリーグで、クロアチア、アイルランド、そしてスペインと対戦する。ロッシはチームを率いるプランデッリ監督に対し、次のように賛辞を送った。

「彼はリーダーなんだ。僕らは彼についていっている。全員が正しいページにいるんだ。彼の考えは、僕らの考えと同じだからね。だから、彼は今のグループを作っているんだよ。新しいメンタリティと、新しいプレースタイルがあり、僕ら全員が彼と一緒だ。これまではうまくいっていたし、ユーロでも続けられるようになっているよ」

提供:goal.com