メネゼス:「カカを五輪から外したのはW杯のため」

ブラジル代表のマノ・メネゼス監督が、レアル・マドリーのブラジル代表MFカカやミランのブラジル代表FWロビーニョをロンドン五輪のメンバーから外した理由について説明した。2014年のブラジルW杯を見据え、カカには来季のプレシーズンに専念してもらいたいようだ。

27日に行われたCL準々決勝のアポエル戦でも、途中出場ながら1ゴール1アシストを記録したカカ。五輪代表を兼任するメネゼス監督は、すでに同選手をロンドン行きのメンバーから外しており、一部から批判されているが、『アレーナ・スポーツTV』で次のように理由を説明した。

「私はブラジルW杯でカカが大きな役割を果たせると思う。そしてそのためには、来シーズンが非常に重要となるんだ。2012-13シーズンは、彼がまたW杯に出られるかどうかを占う。そのために、プレシーズンが大切なんだ。オリンピックは欧州のプレシーズン中に行われる。彼がW杯に出場し、そのために来季が大事になると思えば、彼に必要なことをさせなければいけない」

一方、メネゼス監督はロビーニョについても言及。コパ・アメリカで結果が出なかったことが、五輪のメンバーから外れた原因だとしつつ、W杯に向けて同選手も構想内だと語った。

「ドゥンガの下でも、私のときも、彼はレギュラーだった。そして、コパ・アメリカのような大会に勝てなければ、選手たちはその責任がある。しばらく代表チームで休みにするのがベストだと思った。彼はチームのビッグネームの一人だったから、より責任があるんだ」

「私は、まだ彼に期待できると信じている。とても若いチームにおいて、彼は経験豊富な選手だからだ」

提供:goal.com