バロテッリ、現状のままならユーロ出場不可能?
2012.02.28 10:18 Tue
▽マンチェスター・シティ所属のFWマリオ・バロテッリ[写真]は、イタリア代表の一員として今年6月開催のユーロ2012に参加することができないかもしれない。これまで数々の素行やピッチ上での軽率な行為が問題視されてきたバロテッリ。1月22日のプレミアリーグ第22節トッテナム戦では、イングランド代表MFスコット・パーカーの顔面を踏みつけたとして4試合の出場停止処分を受けていた。25日に行われた同26節のブラックバーン戦で復帰を果たしゴールを決めて3-0の勝利に貢献したバロテッリだったが、イタリア代表を率いるチェーザレ・プランデッリ監督は、29日の国際親善試合アメリカ代表戦に臨むイタリア代表にバロテッリを選出せず。同監督は27日に行われた記者会見で「選手たちも知っていることだが、このような行為はユーロ出場を逃す要因になるものだ。(試合中に退場して)チームを10人にさせてしまうような危険性のある選手を代表に選出することはできない」と語り、規律を重要視してきたこれまでの選手選考の方針を貫く意思を強調していた。
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