リオ・ファーディナンドが人種差別問題に言及

2012.02.05 16:19 Sun
▽マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFリオ・ファーディナンドが、イングランドサッカー界を蝕む人種差別問題に憤りを感じている。リオ・ファーディナンドの弟であるQPR所属のイングランド人DFアントン・ファーディナンドに対して、チェルシーに所属するイングランド代表DFジョン・テリーが人種差別的な発言をしたとされる一連の問題に言及したリオ・ファーディナンドは「アントンは僕の弟だ。子供の頃から一緒に成長してきた。何かが彼に影響を及ぼし傷つけるようなことがあれば、いつでも僕は支えになる。僕の家族にとっては非常にタフな状況だよ。弟は告訴などしていないし、被告人でもない。しかし、一部の人たちから非難を受ける状況にある。本当に残念だよ」と述べ、被害者であるアントン・ファーディナンドが心ない言葉を浴びせられている現状に憤慨していた。

▽また、代表のチームメイトであるテリーと共にプレーすることについては「それほど気にしていない。僕はマンチェスター・ユナイテッドのためにプレーし、勝利を目指して戦うだけだ。論争を巻き起こすことは可能だけど、僕らはフットボール選手だからね。僕らはピッチで全力を尽くし、プレーを楽しむだけさ」と語り、テリーとの間にわだかまりがないことを強調していた。

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