コートジボワール代表MFが引退へ

2012.02.02 13:16 Thu
▽ニースのコートジボワール代表MFエメルス・ファエ(28)が、健康上の理由で引退することになるようだ。2010年南アフリカW杯に出場するなど、近年コートジボワール代表の主力として活躍していたファエだが、持病である血栓性静脈炎(凝固した血液が血栓となり血液の流れを止めてしまう病)に悩まされ、2009年と2011年に約3カ月間の休養を余儀なくされていた。昨年9月に所属するニースのトレーニンングに復帰したファエだったが、医療関係者による専門家委員会から引退勧告を受けたようだ。

▽ニースはクラブの公式サイト上で「現在クラブを悲しみが包んでいる。専門家委員会は、今後もエメルス・ファエがトップカテゴリーでプレーすることに許可を出さなかった」と、ファエが事実上の引退勧告を受けたことを発表。この件に関して同選手は公式にコメントを出していないものの、この決定を受け入れ引退する見込みだ。2003年にナントでキャリアをスタートさせたファエは、2005年にコートジボワール代表デビューを飾り、これまで公式戦37試合に出場した。

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