ブルキナファソ代表、アフリカネーションズカップの出場権を剥奪される
2012.01.06 16:14 Fri
▽CMS(スポーツ仲裁裁判所)は6日、ブルキナファソ代表のアフリカネーションズカップ2012の出場権を剥奪し、代わりにナミビア代表を代替出場させるとの判決を下した。ブルキナファソ代表は、2011年3月26日と6月4日に行われたアフリカネーションズカップ2012予選のナミビア代表戦に、カメルーン生まれでブルキナファソ代表の資格を有さないDFヘルベ・ゼンゲ(28)を起用したとの疑いが持たれていた。ゼンゲはブルキナファソ人の女性と結婚していたものの、代表資格におけるFIFAの規定に抵触していた模様で、NFA(ナミビアサッカー協会)がゼンゲの起用が正等なものではないとして訴えを起こしていた。
▽CAF(アフリカサッカー連盟)がゼンゲに代表資格がないとの判断を下した一方、FIFA(国際サッカー連盟)が同選手の代表資格を認めるとの立場を取ったために、CMSに最終判断が委ねられていた。CMSは今回、5年以上の居住がなければ代表資格は有さないとのFIFAの規定に違反しているとして、NFAの訴えを認めてブルキナファソ代表の出場権を剥奪。予選2位だったナミビア代表に出場権を与えることとした。なお、アフリカネーションズカップ2012は今月21日開幕し、グループBに組み込まれているナミビア代表は、22日にアンゴラ代表との初戦を迎える。
▽CAF(アフリカサッカー連盟)がゼンゲに代表資格がないとの判断を下した一方、FIFA(国際サッカー連盟)が同選手の代表資格を認めるとの立場を取ったために、CMSに最終判断が委ねられていた。CMSは今回、5年以上の居住がなければ代表資格は有さないとのFIFAの規定に違反しているとして、NFAの訴えを認めてブルキナファソ代表の出場権を剥奪。予選2位だったナミビア代表に出場権を与えることとした。なお、アフリカネーションズカップ2012は今月21日開幕し、グループBに組み込まれているナミビア代表は、22日にアンゴラ代表との初戦を迎える。
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