“セルタの王様”アスパス、今季終了後の現役引退も視野に…22日には2得点で複数の記録を更新

2026.02.24 20:00 Tue
©サッカーキング
セルタに所属するFWイアゴ・アスパスが、シーズン終了後に現役を引退する可能性があるようだ。

“セレステスの王様”はスパイクを脱ぐことも視野に入れているようだ。セルタのカンテラーノであり、プロキャリアの大半をトップチームで過ごしたイアゴ・アスパスは、昨年8月に38歳を迎えたが、今シーズンもここまで33試合に出場し7得点6アシストと健在。『557』のクラブ公式戦通算出場数は歴代1位の、『221』のクラブ公式戦通算得点数も歴代1位の記録となっているほか、2023年夏にはウーゴ・マージョから腕章を継承するなど、まごうことなき、ビーゴの君主たる存在となっている。

そんなアスパスは、スペインのラジオ番組『El Larguero』に出演すると、セルタとの現行契約が今夏に満了を迎えるなか、現時点で契約延長を保留にしているという。「1か月前、マルコ・ガルセスSDと面談した。クラブからあと1年続けてほしいと伝えられたよ」と前置きした上で、「僕はもう少し時間をくれと頼んだ。考える必要があることだから。引退するかどうかも踏まえてね」と自身の去就について語っている。
なお22日、ラ・リーガ第25節マジョルカ戦に69分から途中出場したアスパスは、85分に先制点を、後半アディショナルタイムに追加点を挙げる圧巻の活躍を見せた。スペイン紙『アス』によると、この日の2ゴールによって、いくつかのリーグの“神話”を切り崩したとのことだ。

まずは、リーグ戦通算得点数を『166』にまで伸ばし、キニ氏(スポルティング・ヒホン/165得点)を上回った。これで、レアル・マドリードとバルセロナの選手を除けば、テルモ・サラ氏(アスレティック・ビルバオ/251得点)、ムンド氏(バレンシア/186得点)、フアン・アルサ氏(セビージャ/182得点)に次ぐ、歴代4位の数字となっている。
また、21世紀以降のラ・リーガにおいて、スペイン人選手の最多ゴール関与数も塗り替えた。これまでのトップは、ダビド・ビジャ氏の236回(184得点+52アシスト)だったなか、アスパスが168得点と69アシストで金字塔を打ち立てたのだ。加えて、「この記録は、次点のアリツ・アドゥリス(203回)とホアキン・サンチェス(176回)がともに引退しているため、長きにわたって破られることはないだろう」と記している。

さらに、38歳205日での“ドブレーテ(1試合2ゴール)達成は、リーグ歴代4番目の年長記録に。ディ・ステファノ氏やプスカシュ氏といったレジェンドたちを追い抜き、ホルヘ・モリーナ氏(40歳15日)、ラルビ・ベンバレク氏(39歳124日)、クリスティアン・ストゥアニ(ジローナ/39歳13日)の下につけている。

さらにさらに、30歳以降にリーグ戦で通算122得点を記録しており、これは歴代3位のリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)にまであと2得点に迫っているという。ちなみに1位はプスカシュ氏の156得点、2位はディ・ステファノ氏の通算151得点となる。

そして、本拠地『エスタディオ・デ・バライードス』で通算100得点に到達した、クラブ史上初の選手にもなったようだ。開業から98年の歴史のなかで誰も届かなかった未到の領域に足を踏み入れたのだ。

数々の記録に迫り、打ち破っている“セルタの王様”ことアスパス。26日のヨーロッパリーグ(EL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグのPAOK(ギリシャ)戦では、欧州5大リーグに所属する38歳以上の選手のシーズン最多得点者であるオリヴィエ・ジルー(リール/8得点)を上回るチャンスがあるが、衰え知らずの得点感覚は発揮されるのだろうか。

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20260224/2129754.html


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