「僕たちにとって悪夢でした」千葉移籍の津久井匠海、“同僚”となった17歳姫野誠を称賛「本当にクオリティが高い」

2026.01.18 00:00 Sun
©サッカーキング
昨季はジェフユナイテッド千葉とJ1昇格を争う“ライバル”の水戸ホーリーホック、RB大宮アルディージャでプレーし、今季から千葉の一員となった津久井匠海。17日に行われた2026シーズン新体制発表会見では「本当に短いサッカー人生の中で、どの選択をすれば自分が一番成長できるのか。そして自分が目指したいところにたどり着けるのかを考えました。その中で(小林)慶行さんや大久保(裕樹)さん(※今季から千葉のテクニカルダイレクターに就任)の話を聞き、ここが最も成長できる場所だと強く思ったので、加入を決めました」と移籍に至る背景を語った。

津久井は横浜F・マリノスの育成組織出身で、2020年にトップチームへ昇格。しかし、横浜FMでは出番に恵まれずJFL・ラインメール青森、J3・アスルクラロ沼津への期限付き移籍を経て、2024年に沼津へ完全移籍した。2025年は水戸ホーリーホックに個人昇格し、同年6月にRB大宮アルディージャへ移籍。今年1月、2009年以来のJ1に挑む千葉への完全移籍が発表された。

昨季の明治安田J1昇格プレーオフ準決勝では千葉と対戦し、津久井はスタメンフル出場を果たしていた。試合はアウェイの大宮が3点をリードする展開となったが、4失点を喫して逆転負け。J1昇格の夢はフクダ電子アリーナの地で潰えた。会見にはプレーオフ準決勝で鮮烈なデビューを飾り、プロ初ゴールを決めた姫野誠も登壇。津久井は「一緒にプレーをしてみて、本当にクオリティが高い選手だと思いました。両足で蹴ることができて、攻撃のクオリティがとてもある。日々学びになっています」と17歳のアタッカーを称えると、姫野は「めちゃくちゃいいこと言ってくれました」と笑顔で返した。そして津久井はプレーオフで対戦した際の姫野の印象、新天地での決意をこう述べた。
「僕が左サイドにいて、マコ(姫野)が右サイドでした。初出場だったので情報もなかったですし『小さくて可愛い高校生が入ってきた』と思っていたら、いつの間にか素晴らしいゴールを決められてしまった。僕たちにとっては本当に悪夢のような感じでした。ただ、サポーターの皆さんにとっては本当に素晴らしいヒーローだと思います。これからは同じチームになるので、僕もサポーターの皆さんからヒーローのように扱ってもらえるように、負けじと頑張りたいなと思います」

沼津から水戸、水戸から大宮、大宮から千葉と、約1年間で3度目の移籍となる津久井。「めちゃくちゃ悩みました。他のお話もいただいていたのですが、その熱量や目の前で魅力的なサッカーを何度も見てきたので『ここでなら自分は成長できる』。それが率直に一番思ったところです」と吐露。悩みに悩み抜いての決断だったことを明かした。「正解はないと思うんですけど、それを正解にするのが自分の道。正解にできるように取り組んでいきたい」と意気込んだ。
キャリアでのJ1リーグ出場は「0」。JFL、J3、J2と着実に力を付け、プロ7季目で初めてJ1のピッチを目指す。最も対戦を楽しみにしているチームには、育成組織時代を過ごした横浜FMの名前を挙げた。「プロに昇格して(横浜FMでは)本当に何も結果を残せていないので、もう一度、自分が成長した姿を見せたい」と闘志を燃やしている。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)


【ハイライト動画】姫野誠、Jデビュー戦で決めた伝説のループ弾


出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20260117/2115974.html


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