「注目される苦しさ」の中で得た確かな成長の実感 日大藤沢MF中村龍剛「もっと強くなって帰ってくる」

2026.01.04 20:00 Sun
©サッカーキング
第104回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が4日に行われ、神村学園(鹿児島)がFW倉中悠駕の4得点を挙げる活躍で、日大藤沢(神奈川)に4-1と勝利。10日に国立競技場で行われる準決勝へと駒を進めた。

日大藤沢は2年生MF中村龍剛が初戦となった2回戦以来、2試合ぶりにスタメンとなったが、高円宮杯U-18プレミアリーグWESTで高体連最上位(5位)かつ夏のインターハイ王者相手に、勝利に貢献することはできなかった。試合後、「本当に神村さんが強かったというその一言です。もっともっと自分たちの持つサッカーを出したかったですけど、全員が120%戦ったと思います」と力の差があったと振り返った。

元日本代表の中村憲剛氏を父に持つこともあり、2年生ながら注目を集めた。中村は「嫌でも注目されるという、苦しい中ではあった」と吐露。「お父さんが偉大なサッカー選手であったので、自分は本当にそういう(注目に値する)大した選手なのかなとかは考えたりもしました」と、葛藤がありながら大会を迎えたと話す。
ただ、父と同じ背番号『14』を背負い、「他の人よりも等々力に懸ける思いは違う」と話す川崎フロンターレの本拠地であるUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで3試合を戦う中で、「気持ちの部分や球際の戦う部分、全国を相手に自分ができるのかという不安もありましたけど、通用したところもあったので、また来年、もっともっと強くなって帰ってきたい」と、「どこの選手よりもマインドの前向きな姿勢は負けない」メンタルで戦いきった。

2年生の中村は来年、最上級生として成長とリベンジを誓う。そのためにもこの日、高校トップレベルの神村学園を相手に「基準を知れた」ことは大きな糧となる。「大好き」という3年生の先輩たちからも「来年は絶対にもっと強くなって来いよと伝えてくれた」とのことで、「佐藤(輝勝)監督もよく言っていますが、最高学年になるからこそ、気持ちの部分、まとめる力とかは掛け算で成長すると思います。1年練習を頑張って、またこの舞台、そして国立に向けて頑張りたいと思います」と決意を新たにしている。
取材・文=小松春生

出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/highschool/20260104/2111375.html


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