前回王者の前橋育英が初戦敗退…神戸弘陵学園が反撃振り切り3回戦へ、“10番”池壱樹が2発

2025.12.31 16:02 Wed
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第104回全国高校サッカー選手権大会・2回戦が31日に行われ、前橋育英(群馬)と神戸弘陵学園(兵庫)が対戦した。

“冬の風物詩”となっている高校サッカー選手権も2回戦に突入し、前回大会王者の前橋育英が登場。5大会連続28度目の出場となる今大会はJリーグ内定者3名を擁して連覇を目指す。対する神戸弘陵学園は2大会ぶり13度目の選手権出場。前橋育英とはちょうど2年前の第102回大会・2回戦で激突しており、その時は2-0の完封勝利を収めて3回戦へ駒を進めている。

試合の均衡が破れたのは15分、敵陣右サイドでフリーキックを獲得した神戸弘陵学園は梅原良弥がゴール前に長いクロスボールを送ると、ボックス内のこぼれ球を拾った池壱樹が右足でネットを揺らし、幸先良く先制に成功した。
先手を取られた前橋育英は32分、白井誠也が鋭いドリブル突破からボックス内右へ侵入し右足を振り抜くも、強烈なシュートは惜しくも枠の右へ。すると40分、松浦旺生からのサイドチェンジを受けた池がカットインから右足を振ると、グランダーのシュートが左ポストを叩いてからネットを揺らし、神戸弘陵学園がリードを2点に広げた。

前橋育英は後半開始と同時に2枚替えを敢行。47分には途中投入された田野央哩波が際どいシュートを放ち、その後も白井や瀧口眞大らを起点にゴールに迫るが、なかなか追撃の一点を奪うことができない。62分には敵陣左サイドの深い位置で細かくパスを繋ぎ、最後は牧野奨がネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。
それでも71分、ボックス内のこぼれ球に反応した途中投入の関蒼葉が右足を振ると、シュートは相手DFに当たりながらもネットに吸い込まれ、前橋育英が1点差に詰め寄る。その後も同点ゴールを目指して攻め続けたもののネットは揺らせず、試合は1-2で終了した。勝利した神戸弘陵学園は来年1月2日の3回戦で尚志(福島)vs山梨学院(山梨)の勝者と対戦する。

【スコア】
前橋育英 1-2 神戸弘陵学園

【得点者】
0-1 15分 池壱樹(神戸弘陵学園)
0-2 40分 池壱樹(神戸弘陵学園)
1-2 71分 関蒼葉(前橋育英)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/highschool/20251231/2108200.html


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