64歳ピュエル監督、4年ぶり現場復帰…2016年以来のニース指揮へ

2025.12.30 16:00 Tue
©サッカーキング
ニース(フランス1部)は29日、フランク・エズ監督の解任およびクロード・ピュエル新監督の就任を発表した。

ニースはリーグ・アンで現在6連敗を喫しており、第16節終了時点で自動降格圏と勝ち点差「6」の13位。21日のクープ・ドゥ・フランス(カップ戦)では2部のサンテティエンヌに勝利したものの、それまで公式戦9連敗と絶不調に陥っていた。

再建を託されたのは酸いも甘いも噛み分けた64歳、ピュエル監督となった。2012-13シーズンから15-16シーズンにかけてもニースを率いており、9年半ぶりの復帰に。今シーズン終了までの契約となる。
現役時代にモナコ一筋でプレーし、引退後にコーチ入閣。1999年1月にモナコで監督デビューを飾ると、1999-2000シーズンにリーグ・アン制覇を果たした。2002年夏に就任したリールでさらに評価を高めたが、2008年夏から率いたリヨンでは当時の絶対王者でタイトルを獲得できず。

2012年から3シーズンにわたりニースを率いた後、プレミアリーグのサウサンプトンやレスターでも指揮をとった。2019年10月からはサンテティエンヌを率いたが、2021-22シーズンは残留争いに巻き込まれ、2021年12月に解任。以降、監督業から遠ざかっていた。
ピュエル監督が前回ニースに在任していたときはジャン・ピエール・リヴェール元会長(現OGCニース財団の会長)と不仲が報じられたが、ピュエル監督は会見で、「家族の中で起こりうるような小さな衝突がいくつかあった。数カ月前にモナコで再会し、私たちは同じ誕生日だからそのお祝いをしていたんだ。2人の間にリスペクトがあるからといって、時には緊張が生じることもある」とわだかまりが解消されていることを強調した。

同監督は「仕組みがあり、シンプルなことを実行し、本質を見極め、迷わず、膨大な情報に圧倒されないようにしなければならない。選手たちは自信を取り戻す必要があり、必要な自信を取り戻すためには、明確さとシンプルなことが必要だ。できるだけ正確になるよう努めるつもりだ」と意気込みを示している。

ニースのウィンターブレイク明け初戦は1月3日に行われ、ホームでストラスブールと対戦する。

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/fra/20251230/2107581.html


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