播戸竜二社長がカズに3度の直談判「一緒に仕事がしたい」、「IKOMA FC 奈良」新社長就任で語った“レジェンドとの絆”と展望
2025.12.24 20:00 Wed
元日本代表の播戸竜二氏が、奈良県生駒市のサッカークラブ「IKOMA FC 奈良」の新社長に就任し、都内で記者発表会を行った。現役引退後も多方面で活躍してきた播戸氏が選んだ次なるステージは、愛するサッカーを通じた「地域創生」という大きな挑戦となる。
2025シーズンのアストエンジ関西サッカーリーグ1部では、「VELAGO生駒」として活動していたチーム。今回、株式会社SCOグループが新たなオーナーとなり、クラブ運営会社として「株式会社IKOMA FC 奈良」が誕生。そして、播戸社長が誕生した。播戸氏は会見の冒頭、自身の名前と「万歳」を掛け合わせたお馴染みの挨拶「おばんざい!」を全力で披露し会場を盛り上げると、新社長として掲げたミッションは「すべては元気のために!」という極めてシンプルなもの。「やるぞ!(覚悟)」「いくぞ!(挑戦)」「ありがとう!(感謝)」という行動指針のもとで動くとした。サッカーの力を通じて生駒市、そして日本全体を元気にしたいという強い決意を語った播戸氏は、1998年にガンバ大阪へ練習生として入団した当時の初心を振り返り、社長という重責にプレッシャーや孤独を感じつつも、「社長としても練習生の気持ちで泥臭く取り組む」と宣言。人口11万人の生駒市民全員に会うほどの情熱で、地域に愛されるクラブを築き上げることを約束した。
新たなオーナー、新たな社長、そして新たに元日本代表DFの高木和道監督を迎える「IKOMA FC 奈良」。今回の会見の中で最も大きな注目を集めたのは、日本サッカー界の象徴である「カズ」こと三浦知良に対して播戸氏自らが直接オファーを出したという驚きのエピソードだった。播戸氏は社長就任が決まると3度にわたって三浦の下に足を運び、自身の情熱とクラブのビジョンを語ったとのこと。最初に鈴鹿を訪れた際は、社長就任のことをまだ伏せていたため「結婚の報告にでも来るのかな?」と勘違いされたとのことだが、播戸氏が「社長として日本サッカーの象徴、Jリーグの象徴であるカズさんと一緒に仕事がしたい」という長年の夢を真剣に伝えると、カズは1人の経営者・選手として真っ正面から向き合ってくれたという。3度の話し合いをした結果として、三浦からは「播戸、オファーをくれてありがとう」という真摯な感謝の言葉が返されたとのこと。現時点では未定であるものの、播戸氏は「カズさんが来れなかったとしても、いつかはカズさんが来たいと思えるようなクラブを作ってみたい」と、将来的な加入を目指しながら魅力あるクラブ作りをしていきたいとした。
将来的にはJリーグ参入を視野に入れている「IKOMA FC 奈良」。具体的なインフラ整備についても壮大な構想が明かされ、播戸氏はスタジアム建設へも意欲を示している。さらには、ドローンショーなどの最新エンターテインメントの導入や、トライアスロンや卓球といった多種多様なスポーツが集う「総合型クラブ」としての機能を併せ持つビジョンも描いており、行政や市民と手を携えながら、地方都市から新しいスポーツ文化の形を提示していく考えだ。熱い魂を持つ播戸氏が率いる「IKOMA FC 奈良」の新たな挑戦は、地域に新たな活力と大きな夢を運ぼうとしている。
2025シーズンのアストエンジ関西サッカーリーグ1部では、「VELAGO生駒」として活動していたチーム。今回、株式会社SCOグループが新たなオーナーとなり、クラブ運営会社として「株式会社IKOMA FC 奈良」が誕生。そして、播戸社長が誕生した。播戸氏は会見の冒頭、自身の名前と「万歳」を掛け合わせたお馴染みの挨拶「おばんざい!」を全力で披露し会場を盛り上げると、新社長として掲げたミッションは「すべては元気のために!」という極めてシンプルなもの。「やるぞ!(覚悟)」「いくぞ!(挑戦)」「ありがとう!(感謝)」という行動指針のもとで動くとした。サッカーの力を通じて生駒市、そして日本全体を元気にしたいという強い決意を語った播戸氏は、1998年にガンバ大阪へ練習生として入団した当時の初心を振り返り、社長という重責にプレッシャーや孤独を感じつつも、「社長としても練習生の気持ちで泥臭く取り組む」と宣言。人口11万人の生駒市民全員に会うほどの情熱で、地域に愛されるクラブを築き上げることを約束した。
新たなオーナー、新たな社長、そして新たに元日本代表DFの高木和道監督を迎える「IKOMA FC 奈良」。今回の会見の中で最も大きな注目を集めたのは、日本サッカー界の象徴である「カズ」こと三浦知良に対して播戸氏自らが直接オファーを出したという驚きのエピソードだった。播戸氏は社長就任が決まると3度にわたって三浦の下に足を運び、自身の情熱とクラブのビジョンを語ったとのこと。最初に鈴鹿を訪れた際は、社長就任のことをまだ伏せていたため「結婚の報告にでも来るのかな?」と勘違いされたとのことだが、播戸氏が「社長として日本サッカーの象徴、Jリーグの象徴であるカズさんと一緒に仕事がしたい」という長年の夢を真剣に伝えると、カズは1人の経営者・選手として真っ正面から向き合ってくれたという。3度の話し合いをした結果として、三浦からは「播戸、オファーをくれてありがとう」という真摯な感謝の言葉が返されたとのこと。現時点では未定であるものの、播戸氏は「カズさんが来れなかったとしても、いつかはカズさんが来たいと思えるようなクラブを作ってみたい」と、将来的な加入を目指しながら魅力あるクラブ作りをしていきたいとした。
出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20251224/2103241.html
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