“マルセロの息子”が大抜擢される! 16歳でレアル・マドリードのBチーム初招集に

2025.12.16 20:01 Tue
©サッカーキング
マルセロ氏の息子FWエンツォ・アウヴェスが、レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)に初招集された。

エンツォ・アウヴェスは2009年9月16日生まれの現在16歳。父親は、レアル・マドリードで前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇を含めた計25タイトルを獲得するなど、“新銀河系軍団”における絶対的な左サイドバックとして記憶されるマルセロ氏だ。幼少期から“ラ・ファブリカ”で研鑽を積み、今シーズンはフベニールA(U-19チーム)を主戦場としていたほか、世代別のスペイン代表でもプレーしている。

そうしたなかで15日、レアル・マドリード・カスティージャを率いるアルバロ・アルベロア監督が、エンツォをサプライズ招集した。背景には、翌日のプレミアリーグ・インターナショナルカップのマンチェスター・シティ戦に臨むにあたり、負傷離脱や代表招集等の理由によって、16名もの選手を欠く状態だったことがある。こうした経緯もあり、フベニールAで成長を見せていた同選手も抜擢されるに至ったのだ。
なおスペイン紙『アス』は、エンツォについて、エリア内での嗅覚、パワー、テクニック、なにより正確なフィニッシュが魅力だと指摘する。すでに、カンテラで通算150得点以上をマークしているとのことだ。そして、同紙は「ある疑問が浮かんだ」としてフィジカル面に言及。何年も前から、同年代のなかでは抜きん出ているとした上で、「ライバルの身体能力が同等となったとき、彼はこれまでのように輝けるのか」と。だからこそ、「数世代年上の選手たちを相手に、実力を示すことほど、その疑問に答える良い術はない」としつつ、「ほぼ大人として挑む、最初の試練だ」と見方を綴った。

エンツォにとって、試金石となるこの試合。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20251216/2100598.html


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