インテルがセリエA首位浮上!…ラウタロが1ゴール1アシストの活躍、粘るジェノアに競り勝つ

2025.12.15 08:01 Mon
©サッカーキング
セリエA第15節が14日に行われ、ジェノアとインテルが対戦した。

今夏に就任したクラブOBのクリスティアン・キヴ監督のもと、スクデット奪還を目指すインテル。今シーズンはここまで10勝4敗という成績を収め、前節終了時点で首位ミラン、2位ナポリと「1」ポイント差の3位につけている。3連勝を目指す今節はダニエレ・デ・ロッシ新監督のもとで直近5戦無敗と好調を維持し、降格圏から脱出したジェノアとのアウェイゲーム。勝ち点を落としたミランとナポリを抜き去り、首位に浮上することはできるだろうか。

開始早々の6分にスコアが動く。最前列でボールをキープしたフランチェスコ・ピーオ・エスポージトがボックス内右へ走り込むラウタロ・マルティネスへスルーパスを供給。これは少し長くなるもラウタロがピッチ内にボールを残し、バックパスを受けたヤン・アウレル・ビセックがドリブルで一人をかわして左足を振ると、グラウンダーのシュートがゴール右下隅に吸い込まれた。
幸先良く先制に成功したインテルは優位に試合を進め、38分に追加点を奪う。自陣右サイドのスローインからエスポージトのポストプレーを受けたニコロ・バレッラがハーフボレーで逆サイドのカルロス・アウグストへ展開。ボックス内左のラウタロへボールが渡ると、相手DFに囲まれながら放ったシュートがゴール右隅へ突き刺さった。前半はインテルの2点リードで終了する。

後半に入ってからもインテル優位の展開は変わらない。ところが68分、自陣からのロングフィードに反応したカレブ・エクバンがマヌエル・アカンジをうまくブロックし、こぼれ球を拾ったヴィティーニャが巧みなタッチでボックス内へ侵入。そのままGKヤン・ゾマーを抜き去ってゴールへ流し込み、ジェノアが意地を見せる。
その後は一進一退の攻防が続く。インテルは88分、バレッラの左CKにニアサイドでマルクス・テュラムが合わせたが、枠を捉えたヘディングシュートはGKニコラ・レアーリの好セーブに阻まれ、追加点とはならない。それでも試合を2-1で締め括り、ミランとナポリを抜き去って首位に浮上した。

次節、ジェノアは21日にホームでアタランタと対戦。インテルの次戦は19日に控えるボローニャとのスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝となっている。

【スコア】
ジェノア 1-2 インテル

【得点者】
0-1 6分 ヤン・アウレル・ビセック(インテル)
0-2 38分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
1-2 68分 ヴィティーニャ(ジェノア)


【ハイライト動画】主将ラウタロが躍動! 接戦制したインテルが首位浮上

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20251215/2099810.html


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