田中碧は3戦連発ならず…リーズがカルヴァート・ルーウィンの4戦連発弾でドローに持ち込む

2025.12.15 04:00 Mon
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プレミアリーグ第16節が14日に行われ、ブレントフォードとリーズが対戦した。

プレミアリーグ復帰初年度のリーズはここまで15試合を消化し4勝3分8敗。勝ち点が伸び悩む中、ダニエル・ファルケ監督解任の可能性も囁かれているが、直近ではチェルシーを3-1で下し、リヴァプールと3-3のドローに持ち込むなど粘り強い戦いが続いている。在籍2年目の日本代表MF田中碧が、このビッグ6との2連戦で2試合連続ゴールを記録。今シーズンはスタメンを外れることも少なくないが、再び中盤で存在感を放ち始めている。3戦連発を狙う今節は中盤の一角として先発に名を連ねた。

ブレントフォードが時間の経過とともにボール保持率を高める中、リーズは28分にGKルーカス・ペリからのロングキックを起点にチャンスを創出。ピッチ中央でボールがこぼれると、相手のバックパスのカットしたノア・オカフォーがスピードに乗ってフィニッシュまで持ち込んだが、GKクィービーン・ケレハーの好セーブに阻まれる。3分後には左に開いたオカフォーが縦方向に仕掛けてから中央へ折り返したが、ここもGKケレハーが左足で弾き出した。
なかなかチャンスを作れないブレントフォードは35分、マティアス・イェンセンの柔らかいクロスに反応したダンゴ・ワッタラがボックス内でガブリエル・グドムンドソンに倒され、主審はPKを宣告。しかし、オンフィールドレビューの結果、先にワッタラのオフサイドがあったとしてPKは取り消された。42分のキーン・ルイス・ポッターのシュートもGKペリに阻まれ、前半はスコアレスで終了した。

後半の立ち上がりはリーズがセカンドボールの回収率を高めて押し込む展開となるが、前半と同様にブレントフォードが徐々に主導権を握り返す。迎えた70分、GKケレハーのロングフィードを起点にミッケル・ダムスゴーが左サイドで起点を作ると、スルーパスに抜け出したリコ・ヘンリーからのグラウンダーのクロスにジョーダン・ヘンダーソンがダイレクトで合わせ、ブレントフォードが先制に成功した。
失点直後、リーズはウィルフリード・ニョントとブレンデン・アーロンソンを投入し、田中はピッチを後に。攻勢を強める中で迎えた82分、右に開いたニョントのピンポイントクロスにカルヴァート・ルーウィンが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。カルヴァート・ルーウィンは4試合連続ゴールとなっている。試合はこのまま1-1で終了し、両チームが勝ち点を分け合う結果となった。

次節は20日に行われ、ブレントフォードはアウェイでウルヴァーハンプトン(ウルブス)、リーズはホームでクリスタル・パレスと対戦する。

【スコア】
ブレントフォード 1-1 リーズ

【得点者】
1-0 70分 ジョーダン・ヘンダーソン(ブレントフォード)
1-1 82分 ドミニク・カルヴァート・ルーウィン(リーズ)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20251215/2099805.html


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