サラーがCLインテル戦で招集外…リーズ戦後に衝撃発言もクラブは“懲戒処分なし”、遠藤航やガクポも帯同せず

2025.12.09 04:00 Tue
©サッカーキング
リヴァプールは9日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦に向けた招集メンバーを発表。エジプト代表FWモハメド・サラーが招集外となった。

昨シーズン、アルネ・スロット監督の下、プレミアリーグを制覇したリヴァプールはこの夏の移籍市場で戦力の刷新を敢行。コロンビア代表FWルイス・ディアスやウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスらがクラブから離れ、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、フランス代表FWウーゴ・エキティケ、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクらを迎え入れた。

リーグ開幕から5連勝を達成したものの、プレミアリーグ第6節クリスタル・パレス戦での黒星を境に失速。そこから不調に陥り、ウェストハム戦では2-0と勝利を収めたが、その後の“昇格組”との連戦で2分けと窮地を脱したとは言えない状況が続いている。
そして6日に行われたリーズ戦後のサラーのインタビューが波紋を呼ぶことに。3試合連続ベンチスタートとなり、同試合で出場機会がなかったサラーは、「非常に失望している」とコメント。さらに「クラブの誰かが、僕を犠牲にしようとしているのではないかとすら感じる」と語り、自身が現在の不調の“スケープゴート”にされているとの不満を露わにし、指揮官との関係についても「突然、その関係は壊れてしまった」と口にしていた。

この発言を受けて、クラブ内は混乱。サラーは8日のチームトレーニングに参加したが、9日に行われるCL・インテル戦のメンバーから外れることが決定。現地メディア『リヴァプール・エコー』や『スカイスポーツ』は、招集外の理由として「懲戒処分ではなく、すべての関係者の最善の利益を考慮した」と一斉に報道している。
なお、リーズ戦に帯同したオランダ代表FWコーディ・ガクポ、日本代表ME遠藤航、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザもインテル戦のメンバーから外れた。

また、イギリス『ジ・アスレティック』のデイビッド・オーンスタイン記者はサラーの状況について、「一時的なもの」とし、「同選手の退団も、1月の移籍市場で後任候補を探すことも計画していない」と伝え、クラブが事態の収拾を図る構えを見せているとの見解を示した。


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出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20251209/2097237.html


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