身を削りチームを残留に導いたネイマール「手術を受ける」、注目の去就は「僕の心は常にサントスに」

2025.12.08 20:00 Mon
©サッカーキング
手術が必要な状態でありながら、チームのためにピッチに立ち続けたサントスのブラジル代表FWネイマールが去就について言及した。ブラジルメディア『グローボ』が伝えた。

アル・ヒラルとの契約を解除し、2025年1月に古巣であるサントスへと舞い戻ったネイマール。それでもハムストリングの負傷に苦しみ、満足いくほどプレーはできず。さらに、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAではサントスが降格の危機に陥っていた。

そのネイマールは11月19日に行われた第34節のミラソウ戦にフル出場したものの左ひざの半月板を負傷。手術が必要な状況であり、シーズンが終了したかに思われたが、1節欠場したものの、シーズンラスト3試合に強行出場。スポルチ・レシフェ戦では1ゴール1アシスト、ジュベントゥージ戦ではハットトリックの大活躍。最終節のクルゼイロ戦にもフル出場し、チームは3ー0で快勝。勝ち点9を積み上げて最終的には12位にまで浮上し、コパ・スダメリカーナの出場権も確保した。
チームのために身を削ってピッチに立ち続けたネイマール。「ここ数試合の努力が報われ、コパ・スダメリカーナの出場権を獲得することができた。最初から期待していた通りの成果だ。自分たちのサッカーをし、リーグの強豪チームと対戦し、勝ち点を獲得した。サントスにはもっと多くのもの、常にトップに君臨する資格があるはずだ」と、チームとしての強さを見せられたことを称賛。「できる限りの力になりたいと思ってここに来た。ここ数週間は僕にとって辛い時期だった。精神状態は最悪だった。立ち直れるよう助けてくれたみんなに感謝している。彼らがいなければ、僕は決してこんな試合に出られなかっただろう。そして神様に感謝する。このケガ、そしてひざの問題。今は休養が必要だ。ひざの手術を受ける」と語り、限界に達していたひざの治療を行うという。

半年後にはFIFAワールドカップ26を控えるブラジル代表。当然出場を目指すネイマールだが、サントスとの契約は今シーズン限りで終了となり、去就が不透明な状況だ。ネイマールは「分からない。彼らには試合が終わるまで待ってほしいと頼んだ。今は1週間休んで、サッカーのことを忘れたい。でも、もちろん僕の心は常にサントスにある。サントスを最優先にするつもりだ」とコメント。残留の意思があることを示したが、手術も受ける中で去就がどうなるのか注目だ。

【動画】ひざをケガしても決めるネイマールのハットトリック


出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/southamerica/20251208/2097222.html


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly