三笘薫はリーグ戦9試合連続の欠場…ブライトンは土壇場で追いつきウェストハムとドロー決着

2025.12.08 04:00 Mon
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プレミアリーグ第15節が7日に行われ、ブライトンとウェストハムが対戦した。

ファビアン・ヒュルツェラー体制2年目での飛躍が期待されているブライトンは、今シーズンここまで14試合を消化して6勝4分4敗。今シーズン初の連勝を飾って迎えた前節は、早々に2点をリードしたもののアストン・ヴィラに4点を叩き込まれ、反撃も実らず5試合ぶりの黒星を喫した。今節は降格圏に沈むウェストハムを本拠地『アメックス・スタジアム』に迎えての一戦。日本代表FW三笘薫はベンチメンバーから外れ、リーグ戦では9試合連続の欠場となった。

ブライトンは時間の経過とともにボール保持率を高めるが、守備時に5-4-1のブロックを敷くウェストハムをなかなか崩すことができず。両サイドを起点にチャンスをうかがうシーンが増え、33分にはマキシム・デ・カイペルが左サイドから上げた鋭いクロスにマッツ・ウィーファーが飛び込んだが、わずかに合わせることができなかった。
一方のウェストハムはルーカス・パケタやジャロッド・ボーウェンらを起点とし、手数をかけない攻撃でゴールを目指す。39分にはパケタの鋭いロングシュートが枠を捉え、その直後にはゴールキックのルーズボールを拾ったクリセンシオ・サマーフィルがボックス内左へ抜け出したが、チャンスを生かすことができない。ピンチを凌いだブライトンは43分、デ・カイペルのクロスにジョルジニオ・リュテールがボレーで合わせるも、相手DFのブロックに阻まれた。

後半に入るとウェストハムがチャンスシーンを増やしていく。59分にはボーウェンが巧みなドリブルでバイタルエリアに侵入して右足を振り抜くも、ディフクレトしたシュートはGKバルト・フェルブルッヘンが好セーブ。さらにこぼれ球に反応したサマーフィルが至近距離からボレーシュートを放ったが、素早く立て直したGKフェルブルッヘンが何とか枠外へと弾き出した。
73分、ヤン・ポール・ファン・ヘッケのミスを拾ったカラム・ウィルソンがドリブルで持ち上がり、ボックス内へ走り込むボーウェンへラストパスを供給。ボーウェンが滑り込みながら左足に当てると、このシュートがゴール左下隅に吸い込まれ、ウェストハムが先制に成功した。ブライトンは失点直後、ファン・ヘッケの浮き玉を受けて抜け出したウィーファーが中央へ折り返したが、ディフレクトしたボールはGKアルフォンソ・アレオラのセーブとクロスバーに阻まれた。

1点ビハインドのブライトンは攻勢を強めるが、相手GKアレオラの好セーブもありなかなか得点を奪えず。それでも90+1分、右サイドのアーリークロスからゴール前で混戦を作り、最後はリュテールが押し込んで試合を振り出しに戻した。試合はこのまま1-1で終了している。次節、ブライトンは13日にアウェイでリヴァプール、ウェストハムは14日にホームでアストン・ヴィラと対戦する。

【スコア】
ブライトン 1-1 ウェストハム

【得点者】
0-1 73分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
1-1 90+1分 ジョルジニオ・リュテール(ブライトン)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20251208/2096762.html


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