チェルシー、10人のバルセロナに“3発”完勝! エステヴァンの豪快弾などでビッグマッチ制す

2025.11.26 08:00 Wed
©サッカーキング
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節が25日に行われ、チェルシー(イングランド)とバルセロナ(スペイン)が対戦した。

ここまで4試合を消化したリーグフェーズで2勝1分1敗を記録し、勝ち点「7」を積み上げているバルセロナ。2014-15シーズン以来5度目の優勝を目指す同クラブは、前節クラブ・ブルッヘ戦を3-3のドローで終えており、今節はCL2試合ぶりの勝利を狙う。対するは、2020-21シーズン以来の王座奪還を目論むチェルシー。こちらもリーグフェーズでは2勝1分1敗を記録しており、欧州を代表する強豪が同勝ち点の状況で激突した。

試合は立ち上がりから互いがビッグチャンスを演出する。4分にチェルシーがコーナーキックを獲得し、短いリスタートからアレハンドロ・ガルナチョがクロスを配球。相手のクリアミスを拾ったリース・ジェームズがゴール前に折り返し、エンソ・フェルナンデスがネットを揺らす。だが、R・ジェームズのハンドにより、得点は認められなかった。一方のバルセロナも、6分に前線からの組織的なプレスでボールを奪取。ラミン・ヤマルからパスを受けたフェラン・トーレスが決定機を迎えたものの、シュートは枠の右に外れてしまう。
23分には再びチェルシーのE・フェルナンデスがネットを揺らすが。またも判定はオフサイドで得点は取り消しに。それでも27分、ついにホームチームが均衡を破る。右サイドでのショートコーナーでプレーが再開され、テンポの良いパスワークで相手の守備を打開。マルク・ククレジャがポケットでボールを引き出し、右足でグラウンダーのクロスを送る。ペドロ・ネトによるヒールのシュートがジュール・クンデに当たってゴールへ吸い込まれ、チェルシーが先制に成功した。

追いかける展開となったバルセロナだが、前半終了間際の44分に予期せぬ事態が発生する。ロナルド・アラウホが自陣右サイドでククレジャへ激しいタックルをお見舞い。この日2枚目のイエローカードを提示され、バルセロナが10人での戦いを余儀なくされた。
51分には3度目のゴール取り消しとなったチェルシーだが、その4分後に好調を維持する18歳が貴重な追加点を挙げる。アンドレイ・サントスが中盤右サイドでインターセプトし、細かくパスを繋ぎながらカウンターに移行。R・ジェームズからボールを受けたエステヴァンがドリブルで仕掛けると、ボックス右角で対峙したパウ・クバルシを突破する。後方からアレハンドロ・バルデが迫る状況で右足を振り抜き、豪快な一撃でゴールを奪った。

さらに73分、前がかりとなったバルセロナをチェルシーが裏返し、P・ネトがピッチ中央をドリブルで持ち運ぶ。複数のマーカーを引きつけながら左サイドに散らすと、フリーで抜け出したE・フェルナンデスがダイレクトでラストパスを送る。ゴール前で待つリアム・デラップがワンタッチで合わせ、勝負を決定づける大きな3点目をマークした。

結局、そのまま試合は3-0で終了。チェルシーがホームで完勝を収めた。次節は来月9日に行われ、チェルシーはアウェイでアタランタ(イタリア)と対戦。バルセロナはホームでフランクフルト(ドイツ)と対戦する。

【スコア】
チェルシー 3-0 バルセロナ

【得点者】
1-0 27分 オウンゴール(チェルシー)
2-0 55分 エステヴァン(チェルシー)
3-0 73分 リアム・デラップ(チェルシー)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20251126/2091817.html


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