アトレティコがラ・リーガ5連勝! 敵地でヘタフェに苦戦も、終盤のオウンゴールが決勝弾に

2025.11.24 08:00 Mon
©サッカーキング
ラ・リーガ第13節が23日に行われ、アトレティコ・マドリードは敵地でヘタフェと対戦した。

今夏の移籍市場で大型補強を敢行し、5年ぶりのタイトル奪還へ体制を整えたアトレティコ・マドリードは、前節終了時点で7勝4分1敗を記録。開幕直後こそ躓いたものの、現在はラ・リーガ4連勝中と波に乗っている。“2強”についていくために勝利のみが求められる今節は、前節終了時点で5勝2分5敗の成績を残すヘタフェの本拠地『コリセウム・アルフォンソ・ペレス』に乗り込んだ。

試合序盤、アトレティコ・マドリードにアクシデントが発生。マルコス・ジョレンテが負傷のためプレー続行不可能となり、急きょアントワーヌ・グリーズマンを投入。予期せぬ交代カードを切ることとなる。
アトレティコ・マドリードがボールを握る時間が長かったものの、ヘタフェのハードかつ組織的な守備を前に、決定機の数は限定的。ニコ・ゴンサレスやグリーズマンがフィニッシュまで持ち込むシーンを作ったものの、ゴールを脅かすには至らず、前半はスコアレスで折り返す。

後半に入っても試合の様相は大きく変わらない。ディエゴ・シメオネ監督は早い時間帯から次々と交代カードを切って、状況の打破を目論む。71分には、途中出場していたダヴィド・ハンツコのパスから、同じく後半からピッチに立ったジャコモ・ラスパドーリが、ペナルティエリア手前右寄りの位置から左足を振ったが、枠を捉えた強烈なシュートはGKダビド・ソリアに阻まれる。直後のコーナーキックをショートで繋ぐと、アレックス・バエナがクロスボールを上げ、ニアサイドでハンツコがフリックしたボールにグリーズマンが反応。右足で合わせたシュートはポストに嫌われ、その後オフサイドフラッグが上がった。
このまま時計の針が進んだが、82分には遂に均衡が破れる。右サイド大外の位置でパブロ・バリオスからサイドチェンジのボールを受けたバエナが、コナー・ギャラガーとのパス交換から、右足アウトサイドでクロスボールを送る。ボックス左のスペースへ走り込んだラスパドーリがダイレクトで折り返すと、グリーズマンの前でクリアしようとしたドミンゴス・ドゥアルテのオウンゴールを誘い、終盤にアトレティコ・マドリードが先手を取った。

同点を目指すヘタフェは後半アディショナルタイム、セットプレーの流れからボックス内でマウロ・アランバリがバイシクルシュートを放ったが、ここはクロスバーに直撃。試合はこのまま終了し、アトレティコ・マドリードがラ・リーガ5連勝を飾った。対するヘタフェは、今季2度目のラ・リーガ連敗を喫している。

この後、アトレティコ・マドリードは26日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節でホームにインテルを迎える。一方、ヘタフェは28日、次節のラ・リーガでエルチェとホームで対戦する。

【スコア】
ヘタフェ 0-1 アトレティコ・マドリード

【得点者】
0-1 82分 ドミンゴス・ドゥアルテ(OG/アトレティコ・マドリード)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20251124/2091144.html


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