「特別な25歳を迎えることができました」町田の守護神・谷晃生が誕生日に初タイトル獲得!「ゼロからイチはすごく大きなこと」

2025.11.22 20:00 Sat
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11月22日はFC町田ゼルビアの守護神・谷晃生25歳の誕生日。町田にとって、そして自身にとって初のメジャータイトルを獲得し「特別な25歳を迎えることができました」と笑顔を見せた。

ヴィッセル神戸との天皇杯決勝。初優勝を目指す町田は「開始15分で絶対に試合が動く」という黒田剛監督の言葉通り、6分に藤尾翔太のゴールが決まって幸先良く先制する。反撃に出る神戸は22分に井手口陽介がエリア内でシュートを放ったが、谷が抜群の反射神経を生かして立ちはだかる。「クロスが入ってエアポケットというか、空いてしまいましたが、相手の動きは見えていました。先に動かず自分の取れる範囲に来たボールをしっかり抑えることができたので、良い準備ができていたと思います。しっかりと仕事ができて良かった」と振り返った。

ピンチをしのぐと、32分には相馬勇紀が追加点。さらに後半立ち上がりの56分には再び藤尾がゴールネットを揺らし、町田が一気呵成でリードを広げる。62分に失点を喫したが、谷が中心となって「リードしてるのは自分たち。焦る必要はない」と意思統一。その後は神戸に追加点を許すことなく、3-1で歓喜の瞬間を迎えた。
谷は「個人としても、クラブとしてもこれから数多くのタイトルを取っていきたいと思っています。その中で一つ目は特別なタイトル」と噛み締める。J1リーグ、天皇杯準決勝、決勝と異例の3週連続で国立競技場で試合を行うことになった中、スタンドを青に染めたファン・サポーターへ「最高の雰囲気でしたね。3週連続で国立に集まっていただき、すごく嬉しいです。皆さんと一緒に勝ち取ったタイトルなので、すごく感謝しています」と述べた。

一昨季に圧倒的な強さでJ2リーグを制し、勢いそのまま昨季はJ1リーグで優勝争いを演じた。そして今季は初タイトル獲得。町田は強豪クラブへの道のりを順調に歩んでいる。谷「歴史が動いたと思います。昨季は残留争いだと思っていましたが3位になることができて、今季は何か一つタイトルを取るというところからスタートしました。一つ勝ち取れたということは、町田の歴史にとってすごく大きなこと。ゼロからイチはすごく大きなことだと思うので、町田の歴史に名前を刻むことができて嬉しく思います」と語った。

出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/emperorcup/20251122/2090677.html


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