ベラルーシ代表が一時逆転も…デンマーク代表がホームで意地のドロー 次節はスコットランド代表との決戦

2025.11.16 12:01 Sun
©サッカーキング
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループCの第9節が行われ、デンマーク代表とベラルーシ代表が対戦した。

3大会連続本大会出場を目指すデンマーク代表は、ここまで欧州予選の4試合を消化して3勝1分の勝ち点「10」を獲得。スコットランド代表と勝ち点で並んでいるが、得失点差で上回り、グループCの首位に立っている。

試合は11分、デンマーク代表が先制した。ラスムス・クリステンセンの縦パスが相手選手に当たり、こぼれ球はミッケル・ダムスゴーの前方のスペースへ。これを見逃さなかったダムスゴーはボックス手前から右足を振り抜き、ゴール左にシュートを決めた。前半は、このままデンマーク代表の1点リードで終える。
後半もデンマーク代表が優位に立って試合を運ぶ。しかし62分、ベラルーシ代表は敵陣右サイドでの巧みなパスワークから、最後はグロムイコがボックス内で相手選手をかわし、ゴール左にシュートを突き刺した。

追いついたベラルーシ代表は65分、後方からのスルーパスに抜け出したグロムイコが左サイドを駆け上がり、DFラインの背後へアーリー気味にグラウンダー性のクロスを通すと、ニキータ・デムチェンコがワンタッチでゴール右下に流し込み、逆転に成功する。
1点ビハインドを背負うこととなったデンマーク代表は猛攻を仕掛けていくが、ベラルーシ代表のGKフョードル・ラポウホフの好セーブもあってなかなかゴールをこじ開けることができない。

それでも79分、デンマーク代表は左サイドに張っていたパトリック・ドルグが縦に突破してDFラインとGKの間を縫うようにパスを送ると、ボックス内右で待ち構えていたグスタフ・イサクセンが左足を思い切り振り抜き、ゴール左上に強烈なシュートを叩き込み、同点とした。

その後もゴールに迫り続けたデンマーク代表。しかし、このまま試合は終了。デンマーク代表は2-2でベラルーシ代表に引き分けた。

最終節は18日に行われ、デンマーク代表はアウェイでスコットランド代表と対戦。この試合の勝者がワールドカップ本大会へのストレートインを果たすという重要な一戦だ。一方、ベラルーシ代表はホームでギリシャ代表と対戦する。

【スコア】
デンマーク代表 2-2 ベラルーシ代表

【得点者】
1-0 11分 ミッケル・ダムスゴー(デンマーク代表)
1-1 62分 グロムイコ(ベラルーシ代表)
1-2 65分 ニキータ・デムチェンコ(ベラルーシ代表)
2-2 79分 グスタフ・イサクセン(デンマーク代表)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20251116/2088466.html


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