スペイン代表、W杯予選全勝無失点を継続! 大量4発でジョージア粉砕、本大会出場に王手

2025.11.16 08:01 Sun
©サッカーキング
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループE第9節が15日に行われ、スペイン代表は敵地でジョージア代表と対戦した。

今予選でグループEに組み込まれたスペイン代表は、ここまでの4試合では全勝、15得点無失点と圧巻の成績を残しており、首位をひた走っている。既にグループEの2位以内に入ることは決まっているが、今節を勝利した上で、他会場でトルコ代表がブルガリア代表とのゲームを引き分け以下で終えると、13大会連続17回目の本大会出場が決まる。

そんな状況で迎えた11月シリーズの初陣では、ここまで1勝3敗の成績を残し、プレーオフへ進む2位に入る可能性も非常に低くなったジョージア代表と対戦。スペイン代表のスターティングメンバーにはパウ・クバルシ、マルティン・スビメンディ、ミケル・オヤルサバルといった面々が並び、ジョージア代表はギオルギ・ママルダシュヴィリやフヴィチャ・クヴァラツヘリアらが先発した。
試合は序盤の11分に動く。最終ラインからボールを持ち運んだアイメリク・ラポルテからのスルーパスで、ペナルティエリア左へ侵入したアレックス・バエナがグラウンダーのボールを折り返すと、ファーサイドでフェラン・トーレスが反応。浮き球での折り返しがギオルギ・ゴチョレイシュヴィリの手に当たり、ハンドの判定でスペイン代表にPKが与えられた。キッカーを務めたオヤルサバルは、GKママルダシュヴィリとの駆け引きを制してゴール右下にシュートを叩き込み、スペイン代表が先手を取った。

勢いに乗るスペイン代表は22分、敵陣中央で横パスを受けたファビアン・ルイスが、ダイレクトで背後を突くスルーパスを通すと、抜け出したスビメンディが右足アウトサイドでゴールネットを揺らす。続く35分には、ボックス左でバエナからスルーパスを呼び込んだオヤルサバルが中央へ折り返し、飛び込んだフェラン・トーレスが難なく流し込む。スペイン代表が3点をリードして前半を終えた。
後半に入ると63分、バエナ、そして途中出場していたフェルミン・ロペスとのパス交換から、右サイド大外のフェラン・トーレスへボールが渡る。右足でクロスボールを送ると、ボックス内で待っていたオヤルサバルがゴール右下隅にヘディングシュートを沈め、スペイン代表が4点目を記録した。

ジョージア代表もクヴァラツヘリアらがゴールに迫るシーンを作ったが、GKウナイ・シモンの牙城を崩すには至らず、試合はこのままタイムアップ。他会場でトルコ代表がブルガリア代表を2-0で破ったため、試合終了時点での本大会出場権獲得とはならなかったが、全勝を続けて王手をかけた。

次節は18日に行われ、スペイン代表はトルコ代表と対戦する。同試合で引き分け以上の成績を収めた場合は、本大会出場権を獲得。敗れた場合も、7点差以内での黒星ならば、同様にW杯出場を決められる。一方で、ジョージア代表は同日に敵地でブルガリア代表と対戦する。

【スコア】
ジョージア代表 0-4 スペイン代表

【得点者】
0-1 11分 ミケル・オヤルサバル(PK/スペイン代表)
0-2 22分 マルティン・スビメンディ(スペイン代表)
0-3 35分 フェラン・トーレス(スペイン代表)
0-4 63分 ミケル・オヤルサバル(スペイン代表)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20251116/2088424.html


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