甲府の大塚真司監督が今季限りで退任「大きな責任を感じております」 新監督は中村順TDを中心に選定

2025.11.14 12:00 Fri
©サッカーキング
ヴァンフォーレ甲府は14日、大塚真司監督が2025シーズンをもって退任することを発表した。後任の監督については、決定され次第発表される。

現在49歳の大塚監督は、2022年から甲府のヘッドコーチに就任。2024年からはコーチを務め、同年7月から篠田善之前監督の退任に伴って監督に就任した。甲府は2025シーズン、クラブ創設60周年という節目を迎え、8年ぶりのJ1昇格を目指していた。しかし、現在は2025明治安田J2リーグで13位に位置しており、J1昇格の可能性はすでに消滅している。

大塚監督は2025シーズン限りでの退任決定を受け、クラブ公式サイトを通して次のようにコメントした。
「まずは、クラブ創設60周年という節目のシーズンに監督としてチームを指揮させていただけた事に感謝しております。しかしながら、リーグ36試合を終了した現在、皆さまの期待に沿えない結果となり、大きな責任を感じております」

「今シーズンをもってチームを去ることになりましたが、残りの2試合を選手やスタッフと共に全力で戦い、小瀬でのホーム最終戦で勝利し、何としても皆さまと喜びを共有したいです。引き続き、この先のヴァンフォーレ甲府への温かいサポートと熱い応援を心よりお願い申し上げます」
また、甲府の佐久間悟社長も大塚監督の退任に際し、クラブ公式サイト上で次のようにコメントした。

「今シーズンもヴァンフォーレ甲府に対しまして、多大なるご支援とご協力更には、ご声援を賜り、クラブに関係する多くの皆様方には、厚く御礼と感謝を申し上げます。今シーズンは、クラブと致しましては、記念すべきシーズンであったことから、8シーズン振りのJ1復帰に向けて『ソコヂカラ』をクラブスローガンに掲げてシーズンに挑んできたところであります」

「しかし、現時点の成績は、自動昇格は勿論、最低限掲げていたJ1参入戦への出場権を逃し、ここ数試合は、これまでクラブをご支援頂いている関係する様々な皆様方の信頼を損なう結果となりましたことにつきまして、クラブの代表者として、またチームの強化責任者として心からお詫びを申し上げます」

「さて、その様な状況下ではありますが、昨シーズン途中から監督として就任して頂き、今季もこれまでチームを指揮して頂きました大塚真司監督は、今季限りでクラブを退任することになりました。大塚真司監督には、コーチとして2シーズン半、監督として1シーズン半クラブの為に努力して頂いたことに感謝致します」

「また、後任の監督につきましては、2025シーズンからTOPチームのテクニカルダイレクターとして活動して頂いている中村順が中心になって新監督を選定し、新監督と二人三脚で今後に繋がるチーム編成等を行い、新しいヴァンフォーレ甲府を造って頂く予定であります」

「来シーズンは、Jリーグも特別シーズンとして新たなスタートとなるシーズンになりますが、ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様方には、引き続き、ご支援とご協力並びにご声援をお願い致します」


【ハイライト動画】徳島ヴォルティスvsヴァンフォーレ甲府


出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20251114/2087676.html


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