新潟の入江監督が今季限りで退任…就任後16戦未勝利でJ2降格決定「大きな責任を感じています」

2025.11.13 16:01 Thu
©サッカーキング
アルビレックス新潟は13日、トップチームの入江徹監督が、2025シーズンをもって退任することを発表した。後任の監督は決定次第伝えられる。

昨シーズン、2024JリーグYBCルヴァンカップで決勝進出を果たした新潟は、「新潟史上最高」を目標に上位進出を目指し、前回のJ1昇格から3年目のシーズンに臨んだ。松橋力蔵元監督(現:FC東京)の後任として、水戸ホーリーホックでコーチを務めていた樹森大介前監督を抜擢したが、2025明治安田J1リーグでは開幕8試合勝ちなしと厳しいスタートを強いられ、第21節終了後に樹森前監督を解任。入江徹コーチをトップチーム指揮官に昇格させていた。

先月25日には、他会場で当時17位だった横浜F・マリノスがサンフレッチェ広島を3-0で下したことにより、7年ぶりのJ2降格が決定。以降の2試合も白星を掴み取ることはできず、入江監督就任後は、0勝4分12敗と苦しい成績が続いている。
そして13日、今季途中より新潟のトップチームを率いた入江監督が、今シーズンが終了した時点でクラブを離れることが決まった。これまでに新潟の育成組織やレディース、そしてトップチームでコーチや監督を歴任してきた入江監督は、今回の決定を受けて、クラブを通して次のように言葉を残した。

「日頃より、アルビレックス新潟へ熱く、温かいご声援とご支援をいただいているサポーター、パートナー、関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。このたび、今シーズン限りでトップチームの監督を退任することとなりました。これまで、本当に多くの方々に支えていただきながら戦ってまいりましたが、皆様のご期待にお応えすることができず、このような形でシーズンを終えることになってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。心からお詫び申し上げます」
「選手・スタッフはここまで、日々全力で勝利を目指し、持てる力を出し切ろうと常に努力を重ねてくれました。彼らの真摯な姿勢に心から感謝しています。そして、チームの指揮を任されている監督として、その力を十分に結果に結びつけられなかったことに、大きな責任を感じています」

「今シーズンの残り2試合は、どんなに厳しい状況にあってもクラブを支えてくださった皆様に、少しでも闘志が伝わるよう、全力を尽くして戦います。これからも、アルビレックス新潟を応援してください。よろしくお願いいたします。熱く、温かい応援、本当にありがとうございました」

今季は既に、2試合を残してJ1リーグからJ2リーグに降格する3チームが決定。新潟に加えて、湘南ベルマーレと横浜FCが、Jリーグのシーズン移行に伴い、2026年の上半期は明治安田J2・J3百年構想リーグを戦った後、同年下半期から2026-27シーズンのJ2リーグに参戦する。


【ハイライト動画】新潟、同じく降格が決まった湘南にも勝てず…


出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20251113/2087306.html


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly