「誕生日よりも多くのメッセージが届いた」 フォルナルス、4年ぶりスペイン代表復帰も「息子は怒っていたんだ…」

2025.11.13 16:01 Thu
©サッカーキング
11月のインターナショナルマッチウィークで、約4年ぶりにスペイン代表に招集されたMFパブロ・フォルナルス(ベティス)が、現在の心境を明かした。スペインメディア『マルカ』が12日、スペイン代表の公式記者会見におけるフォルナルスのコメントを伝えている。

現在29歳のフォルナルスは今シーズン、所属クラブのベティスでここまで行われたラ・リーガの全12試合に先発出場しており、現在5位と上位争いを続けるチームで中盤の要として躍動中。これらの活躍が認められる形で、今月7日には、11月のFIFAワールドカップ26欧州予選に臨むスペイン代表に招集された。

過去、フォルナルスはマラガ時代に年代別のスペイン代表に名を連ねていたほか、ビジャレアルやウェストハム在籍時にはスペイン代表に招集されたことがあり、これまで国際Aマッチ通算6試合出場1ゴールを記録。しかしながら、2021年11月を最後に“ラ・ロハ”とは縁のないキャリアとなっており、今回は約4年ぶりのスペイン代表復帰となった。
そんなフォルナルスは現在のスペイン代表について「多くのことが変化している。監督も違うし、今のチームは当時デビューしていなかった選手たちばかりだ」と語る。4年ぶりの代表復帰は相当反響があったようで、「誕生日よりも多くのメッセージが届いたんだ」と明かした。

現在スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督とは、2019年に行われたU-21欧州選手権(EURO)を共に戦い、優勝を勝ち獲った間柄だ。「彼のスタイルは傲慢さとはかけ離れている。非常に勤勉で、何よりも自分の仕事に情熱を捧げる監督だよ」と口にすると、「監督が僕をどこでプレーさせるつもりなのかはわからないけど、どのポジションで、どんな役割であれ、自分にできるベストを尽くすつもりだ」と意気込んだ。
同時に、フォルナルスの子どもは4年前に生まれたらしく、父親がスペイン代表に合流するため、家を離れることを経験していないのだという。「息子は怒っていたよ。なぜならば、これまでお父さんが10日間も家を空ける経験がなかったし、その理由を理解できていないからだ」と話している。

また、ベティスからは今年6月にもMFイスコが6年ぶりに代表復帰を果たしていた。現在は負傷に泣かされているチームメイトに続いて、スペイン代表復帰を果たしたフォルナルスは、来年に北中米3カ国での共催を控えたFIFAワールドカップ26に向けて、「願わくば、『イスコかフォルナルスか』ではなく、2人でワールドカップのメンバーに入りたい。ベティスのファンにとっても、大きな喜びをもたらせるだろう」と言及。ベティスから2名のスペイン代表選手が輩出されるため、躍動を誓った。


【動画】4年ぶりにスペイン代表に合流したフォルナルス


出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20251113/2087312.html


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