横浜FCと富山が第36節にも降格決定の可能性…J2首位の水戸は優勝・昇格にあと一歩 3クラブの運命が決まる条件とは?

2025.11.07 16:00 Fri
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2025明治安田Jリーグも残りわずかとなった。8日と9日にかけて行われるJ1とJ2の第36節では、横浜FCのJ2降格、水戸ホーリーホックのJ2優勝ないしJ1昇格、そしてカターレ富山のJ3降格が決まる可能性がある。

J2降格圏の18位に位置する横浜FCは、第36節の結果次第で降格が決まってしまう。前節終了時点で横浜FCの勝ち点は「32」となっており、残留圏の17位横浜F・マリノスとの勝ち点差は「5」。横浜FCが8日に行われる鹿島アントラーズ戦を引き分け以下で終え、なおかつ横浜F・マリノスが9日の京都サンガF.C.戦に勝利した場合、残り2節で勝ち点「7」差を埋めることが不可能となるため、J2降格が確定する状況だ。

一方、勝ち点「67」でJ2首位に立つ水戸は、第36節の結果次第でクラブ史上初のJ2優勝およびJ1昇格が決まる。まず、J2優勝には3つの条件すべてを満たす必要がある。水戸が9日のRB大宮アルディージャ戦に勝利したうえで、2位のV・ファーレン長崎が8日の愛媛FC戦で敗戦、そして3位ジェフユナイテッド千葉が9日の藤枝MYFC戦で引き分け以下に終われば、水戸のJ2優勝が決定する状況だ。
また、水戸のJ1昇格確定も大宮戦の勝利は必須となる。そのうえで、長崎の敗戦、千葉の引き分け以下のいずれかの条件を満たした場合、水戸の2位以上が確定。水戸はJ1への昇格を決めることとなる。

富山のJ3降格が決まるパターンは3つ。前節終了時点で勝ち点「28」の富山は、9日のサガン鳥栖との試合に敗戦すれば無条件で降格が決まってしまう。また、富山が鳥栖と引き分けた場合でも、残留圏の17位ロアッソ熊本がベガルタ仙台戦を引き分け以上で終えると、残り2節で勝ち点「2」差を埋めることが不可能となるため、降格確定となってしまう。さらに富山が勝利した場合でも、熊本が勝利し、藤枝MYFCがジェフユナイテッド千葉戦を引き分け以上の結果で終えれば降格となってしまう。
J1とJ2のどちらも、3クラブの運命がかかる第36節に注目が集まる。

出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20251107/2084662.html


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