“天皇杯ベスト4組”は招集外…森保一監督が試合日程に言及「クラブも選手も痛みがない中で…」
2025.11.06 16:00 Thu
日本サッカー協会(JFA)は6日、11月のキリンチャレンジカップ2025に臨む日本代表メンバーを発表した。
開幕まで1年を切ったFIFAワールドカップ26に向けて強化を進めている日本代表。先月は南米の強豪2カ国と対戦し、パラグアイ代表とは引き分けに終わったものの、ブラジル代表には2点ビハインドから大逆転劇を演じ、歴史的初勝利を手にした。今月のキリンチャレンジカップ2025ではワールドカップ本大会出場国のガーナ代表、大陸間プレーオフ進出を決めているボリビア代表と対戦する。
森保一監督は遠藤航(リヴァプール/イングランド)や、堂安律(フランクフルト/ドイツ)、上田綺世(フェイエノールト/オランダ)を順当に選出。北野颯太(ザルツブルク/オーストリア)、後藤啓介、小久保玲央ブライアン(ともにシント・トロイデン/ベルギー)の3名は初招集となった。
一方、コンディション面に不安を抱える守田英正(スポルティング/ポルトガル)や伊東純也(ヘンク/ベルギー)、三笘薫(ブライトン/イングランド)は選外となった。また、16日(日)に天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会・準決勝を控える大迫敬介(サンフレッチェ広島)、長友佑都(FC東京)、望月ヘンリー海輝、相馬勇紀(いずれもFC町田ゼルビア)も招集されなかった。
森保監督は“天皇杯4強組”の未招集について「今回は天皇杯準決勝に出ているチームで、10月の活動に招集させてもらっている選手が多くいないので分かりやすいと思いますが、これまでも色々とクラブとやりとりをしている中で調整してきました」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。
日程面については「インターナショナルマッチウィークと国内のリーグということで言うと、選手たちがインターナショナルマッチウィークの期間クラブから離れて国のために戦うということがある中で、覚悟して来てくれていますが、どこか後ろ髪が引かれる部分があるかなと思います」と持論を展開。「クラブも選手も痛みがない中で、代表の活動ができるということで、話をさせていただいています」と前置きし、次のように続けた。
「日本が世界基準の中でやるということで、JFAの方も、Jリーグの方もやってもらっている中で、今の日程の中では仕方なくやられていることも重々理解しています。日本が世界一を目指す中で、世界基準の中でやっていくのか、日本の基準の中でやっていくことを選択するのか。私が首を突っ込むことではないので、私自身もしっかりと考えて行動していきたいと思っています」
また、JFAの技術委員長兼ナショナルチームダイレクターの山本昌邦氏は「ルール的には招集は可能です。この状況で、森保監督をはじめとするコーチングスタッフは、ワールドカップでプレーするチャンス、一方で天皇杯で勝ちたいという両方をチャレンジできることがベストだと思っています。Jリーグのクラブで事前に私のところに招集をなんとかしてくださいというチームは1つもありません。みなさん協力していただくスタンスでいます」と強調した。
開幕まで1年を切ったFIFAワールドカップ26に向けて強化を進めている日本代表。先月は南米の強豪2カ国と対戦し、パラグアイ代表とは引き分けに終わったものの、ブラジル代表には2点ビハインドから大逆転劇を演じ、歴史的初勝利を手にした。今月のキリンチャレンジカップ2025ではワールドカップ本大会出場国のガーナ代表、大陸間プレーオフ進出を決めているボリビア代表と対戦する。
森保一監督は遠藤航(リヴァプール/イングランド)や、堂安律(フランクフルト/ドイツ)、上田綺世(フェイエノールト/オランダ)を順当に選出。北野颯太(ザルツブルク/オーストリア)、後藤啓介、小久保玲央ブライアン(ともにシント・トロイデン/ベルギー)の3名は初招集となった。
森保監督は“天皇杯4強組”の未招集について「今回は天皇杯準決勝に出ているチームで、10月の活動に招集させてもらっている選手が多くいないので分かりやすいと思いますが、これまでも色々とクラブとやりとりをしている中で調整してきました」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。
「今回や9月に関していうと、ケースバイケースの中で、我々がどういう意図を持って活動をしていくかで、選手を招集させてもらうか、そうでないかを考えています。9月でいうと、アメリカ戦で国内組をほとんど使っていますし、2試合の中で実戦経験をどう考えていくかということと、実戦はないにしても、今回はどちらにいた方が選手にとってメリットが大きいかという中で、絶対的な答えがない中で招集させてもらいました」
日程面については「インターナショナルマッチウィークと国内のリーグということで言うと、選手たちがインターナショナルマッチウィークの期間クラブから離れて国のために戦うということがある中で、覚悟して来てくれていますが、どこか後ろ髪が引かれる部分があるかなと思います」と持論を展開。「クラブも選手も痛みがない中で、代表の活動ができるということで、話をさせていただいています」と前置きし、次のように続けた。
「日本が世界基準の中でやるということで、JFAの方も、Jリーグの方もやってもらっている中で、今の日程の中では仕方なくやられていることも重々理解しています。日本が世界一を目指す中で、世界基準の中でやっていくのか、日本の基準の中でやっていくことを選択するのか。私が首を突っ込むことではないので、私自身もしっかりと考えて行動していきたいと思っています」
また、JFAの技術委員長兼ナショナルチームダイレクターの山本昌邦氏は「ルール的には招集は可能です。この状況で、森保監督をはじめとするコーチングスタッフは、ワールドカップでプレーするチャンス、一方で天皇杯で勝ちたいという両方をチャレンジできることがベストだと思っています。Jリーグのクラブで事前に私のところに招集をなんとかしてくださいというチームは1つもありません。みなさん協力していただくスタンスでいます」と強調した。
出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20251106/2084343.html
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