インテル、今季CLで3チーム目の4戦全勝! カイラトに苦戦も、C・アウグストの強烈ミドルが決勝弾
2025.11.06 08:00 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節が5日に行われ、インテル(イタリア)とカイラト・アルマティ(カザフスタン)が対戦した。
昨季のCLファイナリストとして雪辱に燃えるインテルは、今季のリーグフェーズで順調と呼べる滑り出しを見せている。第1節でアヤックス(オランダ)を2-0、第2節でスラヴィア・プラハ(チェコ)を3-0、第3節でユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)を4-0で破っており、ここまで5チームしか成し遂げていない3戦全勝を記録。全試合無失点なのは、第3節終了時点でインテルとアーセナル(イングランド)のみだ。
無傷の4連勝を目指す今節は、カザフスタン王者と相まみえる。カイラト・アルマティは、第1節でスポルティング(ポルトガル)に1-4、第2節でレアル・マドリード(スペイン)に0-5と、大量失点を喫しての連敗スタートを強いられ、第3節ではパフォス(キプロス)と0-0で引き分けたが、ここまで未勝利が続いている。
そんな両チームがぶつかった試合は、序盤からホームチームのインテルが主導権を握る。10分にはラウタロ・マルティネスとのワンツーでペナルティエリア内へ入ったフェデリコ・ディマルコが左足で強烈なシュートを放つも、GKテミルラン・アナルベコフに弾き出される。こぼれ球にラウタロが詰めたが、今度はゴールカバーに入ったイーゴリ・ソロキンにクリアされ、先制とはならない。続く14分にも、ゴール前でボールを収めたピオトル・ジエリンスキのパスから、フリーでボックス内へ走り込んだラウタロが右足を振ったが、ここは枠を外れた。
インテルはフィニッシュまで持ち込むシーンこそ作れど、決め手を欠き、スコアレスのまま時計の針が進む。このまま前半アディショナルタイムに入るかと思われた45分、遂に試合の均衡は敗れた。ジエリンスキからのスルーパスで右サイドを抜け出したディマルコが、右足でクロスボールを送ると、1度はファーサイドへ流れたものの、回収したデンゼル・ダンフリースが右足で再び浮き球のボールを折り返す。フランチェスコ・ピーオ・エスポジトのヘディングシュートはブロックされたが、こぼれ球に反応したラウタロが、1度はシュートをブロックされながらも、2度目のシュートをねじ込み、インテルが先手を取って前半を終えた。
インテルが後半のファーストチャンスを仕留め損なったのに対し、カイラト・アルマティはゴールに結びつけてみせた。55分、左コーナーキックを獲得すると、ジョルジーニョの蹴ったボールから、ボックス内の競り合いでボールが高く浮き上がり、誰よりも早く反応したオフリ・アラドがヘディングシュートを叩き込む。後半の序盤のうちに、カイラト・アルマティが同点に追いついた。
ホームで勝ち点を落とすわけにいかないインテルは66分、最終ラインからボールを持ち出したカルロス・アウグストの縦パスを、アンジェ・ヨアン・ボニーがフリックし、中央のスペースへ抜け出したエスポジトがシュートを放つが、決めきれない。こぼれ球に反応したペタル・スチッチのシュートもGKに弾き出される。だが、直後の67分にはペナルティエリア手前の位置でエスポジトからの落としを受けたC・アウグストが、グラウンダーで強烈なミドルシュートを突き刺し、再びリードを得た。
試合はこのままタイムアップ。この結果、インテルはリーグフェーズで無傷の4連勝を記録。今節終了時点で4連勝を達成したのは、インテルの他にバイエルン(ドイツ)とアーセナルのみとなっている。対するカイラト・アルマティは、未勝利が続く結果となった。
次節は26日に行われ、インテルは敵地でアトレティコ・マドリード(スペイン)と、カイラト・アルマティは26日に鈴木淳之介を擁するコペンハーゲン(デンマーク)と、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
インテル 2-1 カイラト・アルマティ
【得点者】
1-0 45分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
1-1 55分 オフリ・アラド(カイラト・アルマティ)
2-1 67分 カルロス・アウグスト(インテル)
昨季のCLファイナリストとして雪辱に燃えるインテルは、今季のリーグフェーズで順調と呼べる滑り出しを見せている。第1節でアヤックス(オランダ)を2-0、第2節でスラヴィア・プラハ(チェコ)を3-0、第3節でユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)を4-0で破っており、ここまで5チームしか成し遂げていない3戦全勝を記録。全試合無失点なのは、第3節終了時点でインテルとアーセナル(イングランド)のみだ。
無傷の4連勝を目指す今節は、カザフスタン王者と相まみえる。カイラト・アルマティは、第1節でスポルティング(ポルトガル)に1-4、第2節でレアル・マドリード(スペイン)に0-5と、大量失点を喫しての連敗スタートを強いられ、第3節ではパフォス(キプロス)と0-0で引き分けたが、ここまで未勝利が続いている。
インテルはフィニッシュまで持ち込むシーンこそ作れど、決め手を欠き、スコアレスのまま時計の針が進む。このまま前半アディショナルタイムに入るかと思われた45分、遂に試合の均衡は敗れた。ジエリンスキからのスルーパスで右サイドを抜け出したディマルコが、右足でクロスボールを送ると、1度はファーサイドへ流れたものの、回収したデンゼル・ダンフリースが右足で再び浮き球のボールを折り返す。フランチェスコ・ピーオ・エスポジトのヘディングシュートはブロックされたが、こぼれ球に反応したラウタロが、1度はシュートをブロックされながらも、2度目のシュートをねじ込み、インテルが先手を取って前半を終えた。
後半に入ると、立ち上がりの48分にインテルが絶好機を構築。ペナルティエリア手前から右足を振ったエスポジトの一撃が枠を捉えたが、ここはGKにセーブされる。
インテルが後半のファーストチャンスを仕留め損なったのに対し、カイラト・アルマティはゴールに結びつけてみせた。55分、左コーナーキックを獲得すると、ジョルジーニョの蹴ったボールから、ボックス内の競り合いでボールが高く浮き上がり、誰よりも早く反応したオフリ・アラドがヘディングシュートを叩き込む。後半の序盤のうちに、カイラト・アルマティが同点に追いついた。
ホームで勝ち点を落とすわけにいかないインテルは66分、最終ラインからボールを持ち出したカルロス・アウグストの縦パスを、アンジェ・ヨアン・ボニーがフリックし、中央のスペースへ抜け出したエスポジトがシュートを放つが、決めきれない。こぼれ球に反応したペタル・スチッチのシュートもGKに弾き出される。だが、直後の67分にはペナルティエリア手前の位置でエスポジトからの落としを受けたC・アウグストが、グラウンダーで強烈なミドルシュートを突き刺し、再びリードを得た。
試合はこのままタイムアップ。この結果、インテルはリーグフェーズで無傷の4連勝を記録。今節終了時点で4連勝を達成したのは、インテルの他にバイエルン(ドイツ)とアーセナルのみとなっている。対するカイラト・アルマティは、未勝利が続く結果となった。
次節は26日に行われ、インテルは敵地でアトレティコ・マドリード(スペイン)と、カイラト・アルマティは26日に鈴木淳之介を擁するコペンハーゲン(デンマーク)と、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
インテル 2-1 カイラト・アルマティ
【得点者】
1-0 45分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
1-1 55分 オフリ・アラド(カイラト・アルマティ)
2-1 67分 カルロス・アウグスト(インテル)
出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20251106/2084197.html
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