苦しんだPSGに劇的ドラマ! ラストプレーのCKからニースの壁を破り勝ち点3をもぎ取る

2025.11.02 04:00 Sun
©サッカーキング
リーグ・アンの第11節が1日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とニースが対戦した。

リーグ戦では5戦負けなしで首位に立っているPSG。前節はロリアンとの試合で1ー1のドローに終わり、首位の座をモナコに奪われる可能性もある状況。今節はしっかりと勝利を収め、ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦を良い形で迎えたいところ。ケガから復帰したフランス代表FWウスマン・デンベレやブラジル代表DFマルキーニョスらはベンチスタートとなった。

対するニースは現在リーグ戦3連勝中。5戦負けなしという状況の中、首位とアウェイで対戦することに。こちらはヨーロッパリーグ(EL)をミッドウィークに控えており、鈴木唯人が所属するフライブルクをホームに迎える。
試合はPSGのペースで進んでいくものの、ニースも粘り強い守備を見せて好きにはプレーさせない。現在の調子の良さを示すように、ニースはPSGに劣らないパフォーマンスを見せ、ゴールを許さない。

PSGはアクラフ・ハキミやヴィティーニャ、フヴィチャ・クヴァラツヘリアなどがニースゴールに迫っていくが、この日は精彩を欠いてしまう。
ゴールが生まれない中、後半にはイ・ガンイン、ファビアン・ルイス、ウスマン・デンベレ、ゴンサロ・ラモスらを投入。攻撃に厚みを持たせて攻勢一方となると、76分には左サイドからのグラウンダーのクロスをデンベレがバックヒールで流し込もうとするが、これはブロックされてしまう。

この日のPSGは多くのチャンスを作り、多くのシュートを放つものの枠内になかなか飛ばず。後半はほとんどの時間を敵陣のボックス付近でプレーするもゴールが遠い。ニースも終盤にカウンターからビッグチャンス。アントワーヌ・メンディが自陣からロングカウンターを仕掛けてシュートまで行ったが、力なくセーブされることに。最後まで攻め込むPSGは、アディショナルタイム4分にゴンサロ・ラモスがヘディングで合わせるもGKのビッグセーブに遭うことに。しかし、これで得たコーナーキックからイ・ガンインがクロスを送ると、ニアに走り込んだクヴァラツヘリアがフリック。最後はゴンサロ・ラモスがヘディングで叩き込み、土壇場で先制。そのまま試合は終了し、PSGが劇的勝利を収めることに成功した。

【スコア】
パリ・サンジェルマン 1ー0 ニース

【得点者】
1ー0 90+4分 ゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン)

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/fra/20251102/2082957.html


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