板倉滉が公式戦復帰も…チェルシー、序盤に退場者を出したアヤックスを5発粉砕
2025.10.23 08:01 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が22日に行われ、チェルシー(イングランド)とアヤックス(オランダ)が対戦した。
現在プレミアリーグで5位につけるチェルシーは、3年ぶりに戻ってきたCLの舞台では、第1節でバイエルン(ドイツ)に1-3で敗れ、黒星スタートとなったものの、続く第2節ではベンフィカ(ポルトガル)を1-0で破り、今季初白星。CLのホーム連戦となる今節は、本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で連勝を目論む。
対するアヤックスは、エールディヴィジで4位とやや出遅れたスタートを強いられている。3シーズンぶりに参戦したCLでも、第1節でインテル(イタリア)に0-2、第2節でマルセイユ(フランス)に0-4で敗れ、ここまで2連敗。今節を白星で飾り、リーグフェーズで浮上のきっかけを掴みたい。
そんな両者の対戦に向けて、アヤックスに所属する板倉滉は先発出場。10月のキリンチャレンジカップを戦う日本代表をケガの影響で辞退した板倉は、18日に行われたエールディヴィジ第9節AZ戦(●0-2)でベンチメンバーに入っていたが、公式戦のピッチに立つのは、今月1日に行われたCL前節のマルセイユ戦以来となる。
試合は序盤の15分にして、アヤックスが窮地に立たされる。ファクンド・ブオナノッテに対して、ケネト・テイラーの足裏を高く上げたタックルが深く入ってしまい、レフェリーはOFR(オンフィールドレビュー)を経てレッドカードを提示。アヤックスは残る75分間を10人で戦うこととなった。
勢いに乗るチェルシーは27分、左サイドから仕掛けたジェイミー・バイノー・ギテンスが横へ繋ぐと、同試合で右サイドバックに入りながら、再三にわたって中央のスペースに顔を出していたモイセス・カイセドにボールが渡る。ペナルティエリア手前右寄りの位置で顔を上げたカイセドが、右足でミドルシュートを放つと、相手に当たってディフレクションし、ボールはゴールに吸い込まれる。チェルシーが大きな追加点を手にした。
アヤックスも簡単に試合を終わらせはしない。31分、中盤からボールを持ち出そうとしたロメオ・ラヴィアに対してヴァウト・ヴェグホルストがプレスバックし、ボールを引っ掛けると、右サイドへ流れたラウル・モロが中央へ仕掛ける。折り返しは味方に繋がらなかったものの、トシン・アダラビオヨがモロを倒しており、PKが宣告。ヴェグホルストがゴール右下に沈め、アヤックスが1点を返した。
だが、チェルシーは前半のうちにトドメを刺す。44分、ペナルティエリア左のスペースでバイノー・ギテンスからのスルーパスを受けたE・フェルナンデスが、プレスバックしたヴェグホルストに倒され、PKを獲得。このPKをE・フェルナンデス自身がきっちり仕留めると、続く前半アディショナルタイムにも、ボックス右でボールをキープしたエステヴァンがユーリ・バースに倒され、ファウルをもらった張本人のエステヴァンがPKを成功させた。
チェルシーが3点をリードして後半へ折り返すと、ハーフタイム明けには3枚の交代カードを切る。人が入れ替わってもチェルシーは攻撃の手を緩めず、48分にはゴール前に生まれたセカンドボールにいち早く反応したタイリーク・ジョージが、左足でシュートをねじ込んだ。
以降もチェルシーのペースで進んだものの、これ以上の追加点は生まれず、試合はタイムアップ。チェルシーがホームで10人のアヤックスを粉砕した。板倉はフル出場したが、5失点と悔しい結果に終わった。
次節は11月5日に行われ、チェルシーは敵地でカラバフ(アゼルバイジャン)と、アヤックスはホームでガラタサライ(トルコ)と、それぞれ対戦する。
【スコア】
チェルシー 5-1 アヤックス
【得点者】
1-0 18分 マルク・ギウ(チェルシー)
2-0 27分 モイセス・カイセド(チェルシー)
2-1 33分 ヴァウト・ヴェグホルスト(PK/アヤックス)
3-1 45分 エンソ・フェルナンデス(PK/チェルシー)
4-1 45+6分 エステヴァン(PK/チェルシー)
5-1 48分 タイリーク・ジョージ(チェルシー)
【ハイライト動画】若き才能が躍動! チェルシーがアヤックスを圧倒
現在プレミアリーグで5位につけるチェルシーは、3年ぶりに戻ってきたCLの舞台では、第1節でバイエルン(ドイツ)に1-3で敗れ、黒星スタートとなったものの、続く第2節ではベンフィカ(ポルトガル)を1-0で破り、今季初白星。CLのホーム連戦となる今節は、本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で連勝を目論む。
対するアヤックスは、エールディヴィジで4位とやや出遅れたスタートを強いられている。3シーズンぶりに参戦したCLでも、第1節でインテル(イタリア)に0-2、第2節でマルセイユ(フランス)に0-4で敗れ、ここまで2連敗。今節を白星で飾り、リーグフェーズで浮上のきっかけを掴みたい。
試合は序盤の15分にして、アヤックスが窮地に立たされる。ファクンド・ブオナノッテに対して、ケネト・テイラーの足裏を高く上げたタックルが深く入ってしまい、レフェリーはOFR(オンフィールドレビュー)を経てレッドカードを提示。アヤックスは残る75分間を10人で戦うこととなった。
アヤックスが退場者を出した直後に試合は動く。テイラーの退場となったファウルにより、フリーキックでプレーを再開させたチェルシーは、エンソ・フェルナンデスが右サイドへ展開。ブオナノッテが左足でインスイングのボールを蹴り込むと、ファーサイドでウェズレイ・フォファナが頭で折り返し、最後はマルク・ギウが押し込む。数的優位に立った直後、チェルシーが先手を取った。
勢いに乗るチェルシーは27分、左サイドから仕掛けたジェイミー・バイノー・ギテンスが横へ繋ぐと、同試合で右サイドバックに入りながら、再三にわたって中央のスペースに顔を出していたモイセス・カイセドにボールが渡る。ペナルティエリア手前右寄りの位置で顔を上げたカイセドが、右足でミドルシュートを放つと、相手に当たってディフレクションし、ボールはゴールに吸い込まれる。チェルシーが大きな追加点を手にした。
アヤックスも簡単に試合を終わらせはしない。31分、中盤からボールを持ち出そうとしたロメオ・ラヴィアに対してヴァウト・ヴェグホルストがプレスバックし、ボールを引っ掛けると、右サイドへ流れたラウル・モロが中央へ仕掛ける。折り返しは味方に繋がらなかったものの、トシン・アダラビオヨがモロを倒しており、PKが宣告。ヴェグホルストがゴール右下に沈め、アヤックスが1点を返した。
だが、チェルシーは前半のうちにトドメを刺す。44分、ペナルティエリア左のスペースでバイノー・ギテンスからのスルーパスを受けたE・フェルナンデスが、プレスバックしたヴェグホルストに倒され、PKを獲得。このPKをE・フェルナンデス自身がきっちり仕留めると、続く前半アディショナルタイムにも、ボックス右でボールをキープしたエステヴァンがユーリ・バースに倒され、ファウルをもらった張本人のエステヴァンがPKを成功させた。
チェルシーが3点をリードして後半へ折り返すと、ハーフタイム明けには3枚の交代カードを切る。人が入れ替わってもチェルシーは攻撃の手を緩めず、48分にはゴール前に生まれたセカンドボールにいち早く反応したタイリーク・ジョージが、左足でシュートをねじ込んだ。
以降もチェルシーのペースで進んだものの、これ以上の追加点は生まれず、試合はタイムアップ。チェルシーがホームで10人のアヤックスを粉砕した。板倉はフル出場したが、5失点と悔しい結果に終わった。
次節は11月5日に行われ、チェルシーは敵地でカラバフ(アゼルバイジャン)と、アヤックスはホームでガラタサライ(トルコ)と、それぞれ対戦する。
【スコア】
チェルシー 5-1 アヤックス
【得点者】
1-0 18分 マルク・ギウ(チェルシー)
2-0 27分 モイセス・カイセド(チェルシー)
2-1 33分 ヴァウト・ヴェグホルスト(PK/アヤックス)
3-1 45分 エンソ・フェルナンデス(PK/チェルシー)
4-1 45+6分 エステヴァン(PK/チェルシー)
5-1 48分 タイリーク・ジョージ(チェルシー)
【ハイライト動画】若き才能が躍動! チェルシーがアヤックスを圧倒
出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20251023/2079482.html
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