主将に続き守護神もラ・リーガ国外開催を批判…レアルのクルトワが苦言「競争が台無しになってしまう」

2025.10.22 04:00 Wed
©サッカーキング
レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが、リーグ戦の国外開催決定について批判した。21日、スペイン『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。

欧州サッカー連盟(UEFA)は6日、ラ・リーガのビジャレアル対バルセロナおよび、セリエAのミラン対コモの国外開催を承認したことを発表。この決定に選手たちは反発しており、17日から20日にかけて開催されたラ・リーガ第17節では、スペインサッカー選手協会(AFE)が主導し、キックオフから15秒間プレーをしないという抗議活動が行われていた。

レアル・マドリードでキャプテンを務めるダニエル・カルバハルも「これは明らかにラ・リーガにおける汚点で、全クラブが同じ条件下で競うというリーグの公平性を妨げている」と苦言と呈しているが、クルトワも主将の意見に同調している。
「これでは競争が完全に台無しとなってしまう。NBAは82試合で最後にプレーオフが行われるため何も変わりはない。NFLでは全オーナーの投票で決定される。しかも自分たちの利益になるから、試合数を増やしたんだ。そしてこれは全員投票によるものだ」

「一方でここでは逆だ。競争が台無しになってしまうし、選手間の合意にも違反している。これは正しいとは思えないことだ。ホームで対戦することと、アウェイで対戦することは同じではない。レアル・ソシエダ戦やヘタフェ戦がそうであったように、アウェイでの試合は非常にタフな試合となる。不可抗力の場合を除き、すべてのチームがホームとアウェイの両方でプレーしなけれならない」

出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20251022/2079178.html


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