イマノル監督が敵地での2ndレグに期待「我々はすでにそこで一度勝利している」
2025.03.07 09:30 Fri
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が6日にアウェイで行われ、1-1のドローに終わったヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。
迎えた後半、ソシエダは57分にザークツィーのゴールで先制を許したが、67分に左CKの場面でアゲルドと競り合ったブルーノ・フェルナンデスのハンドを誘発し、PKを獲得。これをキッカーのオヤルサバルが冷静に左隅へ蹴り込み、幸運な形から同点に追いついた。
振り出しに戻った試合は再び膠着したが、ラ・レアルは81分に久保を下げてベッカーを右サイドに投入。すると84分、右サイドで背後を取ったベッカーの絶妙な折り返しをゴール前に走り込んだオスカールソンが右足アウトで合わすが、このシュートは枠の左に外れる。
試合後会見に臨んだイマノル監督は、失点後の選手たちの戦いぶりを誇り、2ndレグでの期待をうかがわせた。
「とても均衡した試合だった。前半は我々の方が苦しんだが、後半は相手に先制点を許したものの、我々の方が優位に試合を進めることができたし、同点に追いついた後も何度かチャンスを作ることができた」
「この試合はオールド・トラッフォードで決着がつく。我々はすでにそこで一度勝利しているし、チームの最後の数分間を見れば、再びそれを再現しない手はないだろう」
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ミッティランとのプレーオフを連勝で突破したソシエダが、リーグフェーズを3位フィニッシュしたユナイテッドをホームに迎えた1stレグ。立ち上がりから主導権争いが繰り広げられるなか、時間の経過とともにホームのソシエダが前線からのプレスと右の久保を起点にボールを動かしながらペースを掴んでいく。ただ、相手の守備を崩し切るまでには至らず前半はゴールレスで終了。振り出しに戻った試合は再び膠着したが、ラ・レアルは81分に久保を下げてベッカーを右サイドに投入。すると84分、右サイドで背後を取ったベッカーの絶妙な折り返しをゴール前に走り込んだオスカールソンが右足アウトで合わすが、このシュートは枠の左に外れる。
さらに、試合終了間際にはオヤルサバルのスルーパスに抜け出したオスカールソンがボックス左から鋭いシュートを枠に飛ばすが、今度はGKオナナの好守に阻まれ、試合は1-1でタイムアップを迎えた。
試合後会見に臨んだイマノル監督は、失点後の選手たちの戦いぶりを誇り、2ndレグでの期待をうかがわせた。
「とても均衡した試合だった。前半は我々の方が苦しんだが、後半は相手に先制点を許したものの、我々の方が優位に試合を進めることができたし、同点に追いついた後も何度かチャンスを作ることができた」
「この試合はオールド・トラッフォードで決着がつく。我々はすでにそこで一度勝利しているし、チームの最後の数分間を見れば、再びそれを再現しない手はないだろう」
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エルストンドの退場処分を肯定するイマノル監督「レッドカードは正当なもの」
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、完敗したバルセロナ戦を振り返った。 ラ・リーガ第26節でベティスと対戦し0-4で敗戦した。MF久保建英が累積警告で出場停止により不在となったソシエダは、17分にディフェンスライン裏に抜け出したMFダニ・オルモを倒したDFアリツ・エルストンドがDOGSOと判断され、一発退場となり序盤で数的不利に。 すると25分、ダニ・オルモの右クロスからDFジェラール・マルティンにトップチーム初ゴールとなる先制弾を許すと、その4分後にはMFマルク・カサドに追加点を奪われ前半を2点ビハンドで終える。 迎えた後半もバルセロナに主導権を握られると、56分にDFロナルド・アラウホ、61分にFWロベルト・レヴァンドフスキに追加点を許し、そのまま0-4で敗戦した。 試合後会見に臨んだイマノル監督は、試合序盤でエルストンドがDOGSO判定により退場したことについて主審の判定に肯定的な姿勢を示した。 「ベティス戦で審判たちは誤った判定を下したが、今回のレッドカードは正当なものだった。そして、それは我々に多大な影響を与えた。ハーフタイムでは希望を失わないように努めたが、結果はこうなってしまった。我々はリスクを最小限に抑え、次の試合のために最善を尽くそうと努めていた」 2025.03.03 10:15 Mon3
前半のチャンスを活かせなかったことを悔やむイマノル監督「ハーフタイムで0-1というのは勿体なかった」
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が26日にホームで行われ、0-1で敗れたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのレアル・マドリー戦を振り返った。 強敵相手にホームでの先勝を目指すソシエダは、開始早々の4分に久保建英が決定機を迎えたが、シュートはGKルニンの正面を突く。すると19分、マドリーにカウンターを許すと、ベリンガムのロングフィードを最前線で収めたエンドリッキに技ありのシュートを決められ、先制を許す。 1点を追うソシエダは43分、ボックス左に切り込んだバレネチェアがシュート。さらに後半立ち上がりの49分にはバレネチェアの左クロスからオヤルサバルが決定機を迎えたが、共にシュートはGKルニンの好守に阻まれた。 その後も互いにゴールに迫る場面を見せたが、両守護神の好セーブが光りスコアは動かず。ソシエダは0-1で敗戦した。 試合後に会見に臨んだイマノル監督は、前半に生まれた多くのチャンスを活かせなかったことを悔やんだ。 「立ち上がりだけを見ていたわけではないが、前半はチームにとって良い内容だった。チームは前半に多くのチャンスを作っていたが、それを活かすことができなかった。ハーフタイムで0-1というのは勿体なかった。相手は世界最高の監督を擁する世界最高のチームのひとつだ。彼らは最初の1点を守り切った。私は、チームの戦いぶりや雰囲気をとても誇りに思っている」 また、2ndレグに向けては「我々は全力で勝ちに行く」と意気込みを語った。 「チームがあれだけの戦いぶりを見せてくれたことは、十分に誇らしいことだ。(2ndレグも)我々は全力で戦うつもりだ。もし彼らが決勝に残りたければ、我々を倒さなければならないし、そのためには彼らも最高のパフォーマンスを見せなければならない」 2025.02.27 11:30 Thu4
「まずは1stレグをどう乗り切るか」好調・久保建英は決勝進出を懸けた古巣戦、ソシエダ指揮官がレアルとの大一番へ意気込み「決勝に進みたいなら…」
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、レアル・マドリーとの一戦に向けコメントした。スペイン『アス』が伝えた。 コパ・デル・レイ準々決勝でオサスナを下し、ベスト4へと進んだソシエダ。準決勝ではマドリーと対戦し、26日の1stレグをホームで迎える。 直近のラ・リーガ第25節のレガネス戦でゴラッソを決めた日本代表MF久保建英は、累積警告のため3月2日に行われる第26節のバルセロナ戦を欠場。古巣対戦でもある今回のマドリー戦に全力を注ぐことが予想される。 マドリー戦の前日会見では、「スペインの3大チームとともに準決勝に進出できたから嬉しい。つまりビッグ4だ」と準決勝進出を喜んだイマノル監督。2019-20シーズン以来の決勝進出とコパ・デル・レイ制覇へ意気込んでいる。 「ホームでファンとともに、素晴らしい監督が率いる世界最高のチームとの非常に難しい準決勝を戦う。最大限の力で、ファンとともにここでスタートを切る。大きな野心やリスペクト、そして全力で試合に臨むという強い気持ちとともに」 「決勝に進みたいなら、どこかでこのようなチームと対戦しなければならない。そして、我々がコパを制したシーズンは、レアル・マドリーを倒さなければならなかった。強いチームだけがそこにたどり着けるから良いことだ」 また、アウェイの2ndレグも含めたゲームプランにも言及。まずは目の前の一戦に集中する。 「2ndレグに持ち越すことができれば素晴らしいニュースだが、まずは1stレグをどう乗り切るかだ。些細なことが原因で予期せぬ事態が起きることもある。試合が進むにつれ、2ndレグについて考えなければならないかもしれないが、そうなれば喜ばしいことだろう」 さらに、歯を抜いたことで直前の練習を欠席したマドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペにも触れた指揮官。「歯を何本抜いてもムバッペはムバッペだ。彼にとって影響はないと思う」と警戒は緩めていない。 2025.02.26 18:10 Wed5
「確かにひどい状態」圧勝のソシエダ、2ゴールの活躍も負傷交代したMFスチッチの状態に指揮官「大したことはないようだ」
レアル・ソシエダにとっては大きな痛手とはならないかもしれない。 今シーズン、レッドブル・ザルツブルクから加入したクロアチア代表MFルカ・スチッチがヨーロッパリーグ(EL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグのミッティラン戦で負傷してしまったようだ。 20日、ソシエダはミッティランと対戦。1stレグで2-1と勝利していたソシエダは、ホームでの一戦で5-2と圧勝。2戦合計7-3でラウンド16に進出していた。 この試合で2ゴールの活躍を見せたスチッチだったが、後半早々の48分に負傷しピッチに倒れ込むことに。そのまま交代していた。 試合後、イマノル・アルグアシル監督がスチッチの状態についても言及。ひどい状態だと語った。 「確かにひどい状態だ。明日のMRI検査の結果を待つことにする」 「明らかに彼は入ろうとしていたが、はっきりとは見えていなかった」 「ドクターは最初はイエスと言ったが、試合がたくさんあり、リスクは冒したくなかった」 「全員をピッチに立たせなければならないし、彼をピッチに立たせることはリスクがあることも理解していた」 「ドクターの話では、基本的には十字じん帯が切れていることはないはずだという。だから、恐れのままであることを祈りたい。大したことはないようだ」 どうやら重傷は免れた可能性が高いというスチッチ。ただ、精密検査の結果を待たなければ安心はできない状況だ。 今シーズンはラ・リーガで19試合1ゴール2アシスト、ELでも5試合2アシストを記録。この先の戦いを考えても、軽傷であることを願いたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】相手のミスにも乗じたソシエダが5ゴール快勝!スチッチは2ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="z95tdwHkrlI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.21 17:10 Friレアル・ソシエダの人気記事ランキング
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久保建英に「目を開けろ」「中国人」、人種差別発言のバレンシアファン2名に処分
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英へ人種差別的発言を行ったとして、バレンシアのファン2名が処分を受けることとなった。 事件が起きていたのは今年1月19日。ラ・リーガ第20節のバレンシアvsソシエダの一戦で発生した。 バレンシアのホームであるメスタージャでの試合。ピッチサイドでウォーミングアップしていた久保とアンデル・バレネチェアに対し、スタンドのバレンシアのファン数人が人種差別の言葉を投げかけていた。 久保に対しては「チノ、目を開けろ、中国人、お前は中国人だ!」と人種差別的な批判が行われると、「ETA、クソ野郎、爆弾を仕掛けろ!」 、「お尻に棒を突っ込んでしまった!」 、「ETA、彼らはあなたに爆弾を置き、頭を覆え!」とバスク出身のバレネチェアに投げかけたという。(ETAはバスク国民党から分離する形で設立された民族組織のこと) ソシエダ、バレンシア共に声明を発表していたが、国家暴力対策委員会がこの件を調査。この結果2名が特定され、4000ユーロ(約62万5000円)の罰金と、12カ月間のスポーツの試合会場へ立ち入りが禁じられることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】バレンシアのファンが久保建英らソシエダの選手に差別発言</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">La Real Sociedad condena enérgicamente los insultos racistas y de otra índole que, desde uno de los fondos de Mestalla, varios aficionados valencianistas profirieron a algunos de nuestros futbolistas. <br><br>Tenemos claro que esos elementos no representan la grandeza de la entidad… <a href="https://t.co/xvjh9VjQ99">pic.twitter.com/xvjh9VjQ99</a></p>— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) <a href="https://twitter.com/RealSociedad/status/1881357834224373896?ref_src=twsrc%5Etfw">January 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.04 21:45 Tue2
4発圧勝のバルセロナが6連勝で首位堅持! 久保建英不在のソシエダは前半序盤の退場響きシュート0本の惨敗に【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第26節、バルセロナvsレアル・ソシエダが2日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-0で圧勝した。なお、ソシエダのMF久保建英は累積警告での出場停止となった。 バルセロナは前節、ラス・パルマス相手に2-0の勝利を収めて首位キープに成功。ホーム開催のコパ・デル・レイ準々決勝1stレグではアトレティコ・マドリー相手に4-4のドローで先勝を逃すも、状態はまずまずだ。週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦を控えるなか、ハンジ・フリック監督はコパから先発4人を変更。バルデ、イニゴ・マルティネス、フレンキー・デ・ヨング、フェラン・トーレスに代えてマルティン、アラウホ、カサド、レヴァンドフスキを起用した。 対する9位のソシエダは前節、レガネス相手に久保の今季5点目などで3-0の快勝。ただ、コパでは主力温存のレアル・マドリーにウノセロ負けで先勝を許した。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるなかで臨んだ首位チームとのアウェイゲームではサスペンションの久保に加え、オヤルサバルら一部主力をベンチスタートにし、前線はオスカールソン、バレネチェア、セルヒオ・ゴメスの構成となった。 立ち上がりはアウェイのソシエダが前線からの激しいプレスと、サイドを起点とした背後を狙った仕掛けで首位チームに圧力をかけていく。 序盤はラ・レアルの想定外のアグレッシブな戦いに面を食らったバルセロナだったが、17分にはハイラインの背後へ飛び出したダニ・オルモが中央でDFエルストンドに引き倒される。これがDOGSOと判断され、エルストンドが決定機阻止での一発退場に。思わぬ形で数的優位を手にした。 この退場でオラサガスティを下げてマルティンを投入したソシエダに対して、一気に攻勢を仕掛けるバルセロナ。すると25分、右サイド深くで相手DF3枚を翻弄したラミン・ヤマルからマイナスのパスを受けたダニ・オルモが柔らかなクロスをファーに入れると、フリーのジェラール・マルティンが左足シュートを流し込み、トップチーム初ゴールとした。 伏兵の左サイドバックのゴールによって先手を奪ったバルセロナは直後の29分にもセットプレー流れからペナルティアーク付近のダニ・オルモが右足ミドルシュートを放つ。これがゴール前のカサドに当たってコースが大きく変わってゴール左隅に決まった。 カサドのラッキーなディフレクト弾で一気にソシエダを引き離したホームチームは、10人相手にストレスなくプレー。前半終盤にはペドリの強烈なミドルシュートや2点演出のダニ・オルモが自らゴールを狙っていくが、GKレミロの意地のパラドンにも阻まれて3点目を奪うことはできず。 迎えた後半、イマノル監督はスビメンディとバレネチェアをハーフタイムでベンチに下げ、敵地での敗戦を早くも受け入れる割り切った采配を見せた。 一方、早い時間帯にトドメを刺したいフリックのチームは、56分に右CKの流れからレヴァンドフスキのシュートをGKレミロがはじいたこぼれに詰めたアラウホのヘディングシュートで3点目を奪取。さらに、ペドリら主力を下げる3枚替えの直後の61分にはアラウホのミドルシュートをゴール前のレヴァンドフスキがワンタッチでコースを変える技ありのフィニッシュで4点目まで奪った。 これで試合の大勢が決したなか、早めに交代カードを使い切って週明けのベンフィカ戦を睨んだ戦い方にシフトしたバルセロナ。ほぼ無抵抗のラ・レアルに対して相手陣内でボールを動かしながら余裕をもってゲームクローズ。リーグ6連勝で首位キープに成功した。 一方、前半の退場が響いたソシエダはシュート0本の屈辱的な内容で試合を終え、週明けのユナイテッド戦に不安を残す結果となった。 バルセロナ 4-0 レアル・ソシエダ 【バルセロナ】 ジェラール・マルティン(前25) マルク・カサド(前29) ロナルド・アラウホ(後11) ロベルト・レヴァンドフスキ(後16) 2025.03.03 02:09 Mon3
【ELラウンド16 1stレグプレビュー】久保&毎熊がプレミア強豪に挑む! 8強懸けた初戦
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「決して諦めない」久保建英はPKに繋がるCK、ユナイテッド相手に苦戦も「粘り強さは注目に値する」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はまずまずの評価を受けている。 7日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグでソシエダはマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎えた。 ラウンド16注目のビッグカードとなった一戦。久保も先発出場する中、試合はなかなかゴールが生まれない展開となる。 それでも56分にジョシュア・ザーツクツィーのゴールでユナイテッドが先制。ホームで先手を取られたソシエダだったが、69分に久保の左アバディーからハンドを誘発。PKをミケル・オヤルサバルがしっかりと決めて1-1と追いつき、引き分けに終わった。 この試合では大きな見せ場は作れなかった久保。ただ、ソシエダの攻撃を牽引し、勝利のために奔走する姿が一定の評価を得ている。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 5点(10点満点)</h3> 「あらゆる可能な方法でチャレンジしたが、ユナイテッドのシステムが彼にそれほど助けを与えなかった」 「彼は多くのチャンスを作り出すことはできなかったが、彼の粘り強さは注目に値する。決して諦めなかった」 <h3>◆スペイン『El Desmarque』/ 5点(10点満点)</h3> 「マンチェスターの守備陣が自信を見せており、彼はボールに触れることに苦労した。ただ、ボールを受けるために降りてくるたびに、判断力を持ってボールを受けていた」 <span class="paragraph-title">【動画】ソシエダがホームでユナイテッドとドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="2SJVQ9Uwreo";var video_start = 14;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.07 12:15 Fri5