セリエAが今後3年でのアメリカ開催を検討…「承認が得られれば、1~2年後にリーグ戦が開催されるかもしれない」
2025.03.05 08:06 Wed
アメリカ開催目指すセリエA
セリエAが今後3年でのアメリカでの公式戦開催を目指している。『ESPN』が伝えている。
セリエAのコマーシャル・マーケティング担当ディレクター、ミケーレ・チカレセ氏は、「すべてのリーグが、レギュラーシーズンの試合を海外で開催する可能性について議論している」、「NFLを見れば、ドイツで試合をしており、ロンドンで試合をしており、オーストラリアでも試合をする予定だ。つまり、可能性を(より現実的に)高める出来事がたくさんある」と、その他のスポーツに倣う形で国外でのリーグ戦開催の可能性について言及した。
さらに、アメリカでの現実的な開催の可否については、各種関係機関との交渉が必須としながらも、1、2年以内に実現したい考えだ。
「我々にとって、イタリアサッカー連盟の承認が必要で、UEFAの承認を得てからFIFAに持ち込まれ、その後地元コミュニティに返される」
昨年にはラ・リーガが同様にアメリカ開催を検討していることが報じられたが、チカレセ氏はセリエAが、その先駆者になりたいとの野心を隠さず。とはいえ、国内の各クラブのファン・サポーターの心情に配慮すべきとの考えも語っている。
「常にトレンドセッターになろうとする競争だ。なぜなら、その後にフォロワーがやってきて、トレンドセッターこそが、このことを実現することで収益面でより大きな利益を得られる可能性があるからだ」
「だから、クラブにとって意味のある方法でやるべきだ。ただし、ファンを忘れてはならない。アメリカでミラノ・ダービーをやることはできない。あの試合はイタリアで大きな意味を持つので、イタリアのファンは大いに怒るだろう。だから、観客に敬意を払った形で実行しなければならない」
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NFLのマイアミ・ドルフィンズのオーナーとして知られるスティーブン・ロス氏が経営するニューヨークに拠点を置く企業『レレベント』が、リーグが海外で試合を開催する権限をめぐって国際サッカー連盟(FIFA)と起こした独占禁止法訴訟で和解したことで、海外での試合開催の可能性が高まった。FIFAはその後、禁止する規則を再検討すると述べたが、この件に関する新たな方針はまだ発表していない。『レレベント』は米国サッカー連盟(USSF)と、この権限をめぐって法廷闘争を続けているが、同連盟はこれまでFIFAの方針に従ってエキシビションマッチのみの開催を認めていたため、近い将来、アメリカでヨーロッパリーグの試合が行われる可能性は高いと思われる。さらに、アメリカでの現実的な開催の可否については、各種関係機関との交渉が必須としながらも、1、2年以内に実現したい考えだ。
「パズルのピースを組み立てて当局に適切な戦略を提示するのは我々の責任だ。これが我々がやっていることだ。承認が得られれば、1~2年後にリーグ戦が開催されるかもしれない」
「我々にとって、イタリアサッカー連盟の承認が必要で、UEFAの承認を得てからFIFAに持ち込まれ、その後地元コミュニティに返される」
昨年にはラ・リーガが同様にアメリカ開催を検討していることが報じられたが、チカレセ氏はセリエAが、その先駆者になりたいとの野心を隠さず。とはいえ、国内の各クラブのファン・サポーターの心情に配慮すべきとの考えも語っている。
「常にトレンドセッターになろうとする競争だ。なぜなら、その後にフォロワーがやってきて、トレンドセッターこそが、このことを実現することで収益面でより大きな利益を得られる可能性があるからだ」
「だから、クラブにとって意味のある方法でやるべきだ。ただし、ファンを忘れてはならない。アメリカでミラノ・ダービーをやることはできない。あの試合はイタリアで大きな意味を持つので、イタリアのファンは大いに怒るだろう。だから、観客に敬意を払った形で実行しなければならない」
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